自律神経失調症の頃に出た症状を出来るだけ詳しく解説 [過呼吸(過換気症候群)]

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運営者情報に書いた通り、自律神経失調症を患っていた時期がありました。

寛解と言われて早10数年、当時は「自律神経失調症」という名前が出始めたぐらいでしたが、ネットの普及もあって今ではかなり知られるようになりましたね。

さて、この自律神経失調症、実際に出る症状は千差万別、「こういう症状が出たら自律神経失調症です」とはっきり線引きが出来ないのがつらいところ。

筆者自身も説明しづらい症状がたくさんあったので、一例として自律神経失調症が寛解するまでに経験した症状を詳しく解説していきたいと思います。

今回は「過呼吸(過換気症候群)」について。

症状のまとめと寛解までの経緯はこちらから

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過呼吸(過換気症候群)の基礎知識

基本的な症状は日本呼吸器学会に掲載されている内容が一番わかりやすいと思うので、リンクだけ置いておきます。

一般社団法人日本呼吸器学会公式サイト

厳密に言うと、「過呼吸」によっていろいろな症状を引き起こす状態を「過換気症候群」と言うそうです。

初めて過呼吸(過換気症候群)になったときの状況

当時通っていた学校で6限目の授業を受けていて、その終わり際ぐらいに初めて過呼吸になりました。

授業が終わる10分前ぐらいから「なんか息苦しいな」って思って、何回も息を吸い込んでたんだと思います。6限目の授業の終礼の時点ですでに過呼吸が始まっていて立ち上がることが出来ず、前後の席の子たちが「どうしたの?大丈夫?」とか言ってる声がするぐらいのところで記憶が終わっています。

気絶したのか記憶が飛んだだけなのかわからないんですが、一旦記憶が終わった後は保健室に親が迎えに来て、保健の先生に「心療内科に行ってみてはどうか」みたいなことを言われていた記憶が出てくるので、どうにかして保健室に行く展開になったんだと思います。

どんな症状が出てたのか

スタートはとにかく「息苦しさ」です。

急に酸欠になったのかな、と思うぐらい「息が吸えない!」って思いましたね。

そして過呼吸が始まったら、

  • 手足がしびれる
  • 体が動かない
  • 涙が出る
  • 呼吸がめっちゃ速くなる

これ全部同時に出ました。

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体が動かない」については、画像のような姿勢で体が硬直しちゃう状態でした。苦しいから体勢変えたいんだけど変えられず、立ち上がりたくても立ち上がれませんでしたね。

あの、注目するところは顔じゃなくて手の方ね。手がこの状態で動かないの。足も座った姿勢のまま動かせない。

この姿勢でゼェハァしながら泣いてたから、あながち画像は間違いじゃないんだけどね。

上で「涙が出る」って書いたけど、「号泣」に近いです。(TДT)←まんまこれ

とにかく全身に力が入ったような感じで、どこも動かせないんですよ。もうゼェハァするしか出来ない。今まで過呼吸になったことがなかったからどうしていいかわからず「ヤバい!苦しい!ヤバい!苦しい!」しか考えられなかったしね。

この一連を見てた同級生、トラウマになってないか今でもちょっと気になってます。

前兆のようなものがあった…?

初めて過呼吸になる少し前、自分の記憶力についてふと気づいたことがあったんですよ。

それまで、暗記には自信があって、漢字や社会科など暗記勝負のテストって、他の教科ほど勉強しなくてもいい点が取れてたんです。授業を聞いていれば自動的に覚えられる感じ。

それが、過呼吸始まる少し前に、ここ1か月ぐらいの授業の内容が全く覚えられていないことに気付いた

その時の授業、世界史だったんですよ。本来なら得意教科の世界史。

前回までの授業内容をほぼ覚えてないことに気付いたけど、授業はどんどん先に進んでいく。

急に不安になったんだと思います。それから10~20分後、息苦しさを感じ始めました。

そこからあっという間に過呼吸ですよ。そしてそれがすべての始まり。

一度過呼吸になるとクセになる

なんか語弊があるな。一度過呼吸になると定期的に過呼吸をやりたくなるわけじゃないのよ。

息苦しくなりやすくなるって言った方がいいかな。

過呼吸に慣れるまでは対処法がわからなくて、息苦しくなったらほぼ100%過呼吸になってたんですよ。でも毎回過呼吸やるのも疲れるし、何よりも見た目が派手なので周りの目がすごい嫌だった

当時高校生なんでね。周りも子供だらけなわけですよ。

もちろん同級生とかは心配してくれる(むしろ見た目がアレだからおろおろ慌てふためく)けど、学年の違う生徒とか、遠くのクラスの人とかは

オイあいつやべえ!なんかやべえやつが号泣しながらゼェハァしてる!

ってなるからね。

だから過呼吸に移行しないようにする術が身に付いた

過呼吸を自分のコントロール下に置いてやった

推奨出来るやり方じゃないので真似しないで下さい、と言っておきます

息苦しさ」の記事でも書きましたが、何度か過呼吸を経験すると「あーこれヤバいやつやな」ってわかるようになるんですよ。

その時点でもう「過呼吸を短くまとめてしまう」。

  1. 過呼吸になりそうなパターンの息苦しさが始まった時点で、吸う方を多めで細かく呼吸を繰り返し、手足のビリビリが始まるまで続けます。
  2. 手足のビリビリが始まったらすぐに息を吐ききった状態で止め、苦しくなるまでそのまま止めておきます。
  3. もう無理だなーってなったら、ゆっくり大きく息を吸って、ゆっくり吐ききるのを3回ぐらい繰り返す。
  4. そうするとあら不思議、息苦しさが治まっています。

当時この方法で何度もやり過ごしました。たまに失敗して普通に過呼吸になってたけど。

ポイントは「たとえ過呼吸になっても慌てない」こと。

「ヤバい!」とは思うけど、それで死にはしないから大丈夫。

本気の注意事項

上記にも書きましたが、あくまでも当時これでやりすごしましたよー、って意味で書いてるだけなので、独断で真似しないようにお願いします

もしパニック症状が強く出てる場合、手足のビリビリが始まった時点で手遅れになり、結局過呼吸になってしまう可能性があります。

まとめ

パニック症候群の方で過呼吸になる人もたくさんいらっしゃると思います。

とりあえず声を大にして言いたいのは、

過呼吸では死なないので慌てない

ということです。

過呼吸が起きてる最中の見た目が派手なので、過呼吸やってる本人も焦るし、全く知らない人が見たら重病レベルの一大事に見えるかもしれませんが、雑な言い方すると「放っておいても治まるやつ」です。治まるまで本人は苦しいけどね。

まぁ親しい人には軽く事情を説明しておくといいかもしれませんね。

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