自律神経失調症の頃に出た症状を出来るだけ詳しく解説 [自傷行為]

f03

運営者情報に書いた通り、自律神経失調症を患っていた時期がありました。

寛解と言われて早10数年、当時は「自律神経失調症」という名前が出始めたぐらいでしたが、ネットの普及もあって今ではかなり知られるようになりましたね。

さて、この自律神経失調症、実際に出る症状は千差万別、「こういう症状が出たら自律神経失調症です」とはっきり線引きが出来ないのがつらいところ。

筆者自身も説明しづらい症状がたくさんあったので、一例として自律神経失調症が寛解するまでに経験した症状を詳しく解説していきたいと思います。

今回は「自傷行為」について。

テーマがテーマなので、出来るだけ重くならないように書きますが、それでも読んでてつらいな、と思ったら遠慮なく画面を閉じて下さい

わざわざ具合悪くなりにいく必要はありません

症状のまとめと寛解までの経緯はこちらから

自律神経ってなんなんでしょうね? 謎の体調不良であれこれ調べた結果、自律神経の可能性にたどり着いた、という方も多いんじゃないでしょうか。 でも、自律神経関連の症状って多岐に渡りすぎてわけわからないですよね。最終的...

今回の記事は、自傷行為をしている人が身近にいる人向けに、どういう心理状態なのかという一例を提示する為に書いています。不安の連鎖を招く恐れがある為、現時点で精神疾患のある人は読むことをおすすめしません。

自律神経失調症で自傷行為?

実は当時、自傷行為をするせいで「境界性人格障害の疑いあり」と言われていました。

ということは、純粋な自律神経失調症ではあまりみられない症状だったんでしょうね。

まぁ確かに、自律神経失調症と診断された初期の頃は、割と精神的な症状がメインで表れていたので、判断するには何かと不安定で微妙な時期だったんだと思います。

どの程度のどんな自傷行為だったのか

1. ベタにリストカット

よく言われる、「かまってちゃんアピール」とか「死にたい」とかそういう発想でやっていたわけではなく、何と言うか、嫌なことや不安なこと全てを左腕のせいにして、それを成敗すれば今の苦しさが楽になるんじゃなかろうか、みたいな感覚でした。

なぜか「息の根を止めなければ」、と考えていたので、左手の脈の部分を集中して攻撃してましたね。

こんなんでも割と意識はしっかりしてる自覚はありましたよ。実際、しっかりしてたかどうかは別として。

しっかりしてると思ってるからこそ、”敵”をやっつけないと、という謎の正義感が働いてましたね。我ながら何と戦ってたんだ。

2. 根性焼き (読み飛ばし推奨)

これは1回だけです。

その当時、飲んでた薬の影響なのかなんなのか、痛みに対してだいぶ鈍かったんですよ。

これ地味にものすごい他の人に聞いてみたい。精神系の処方薬飲んでる方で、やけに痛みに強い方いませんかね?

まぁそれは一旦置いといて、とにかく当時「やけに痛みを感じない」という自覚はあり、心底不思議だったのと同時に、「あーもうだいぶヤバい薬飲んでるのかなぁー」ってぼんやり考えたりしてました。

そこで、ある日ふと気づいたのが「タバコって火ついてるのに全然熱くないな」。

嫌な予感しましたね?しましたよね?

そう、自分の手に近づけて確認してしまったのです。

「え?マジで熱くないな?ちょっとあったかいぐらい…?」でどんどん近づけてたら、皮膚が溶け始めた。「えー?なんでなんでー?」 ← お前の頭がなんでなんで?

こんな感じです。

3. 飛び降り (読み飛ばし推奨)

当時住んでいた家はマンションの3階でした。

ハイ、嫌な予感したね?

お察しの通り、その家のベランダから飛び降りて、着地した時に右足首複雑骨折しました。

正直言って、かなり記憶が飛んでるので、なんで飛ぶに至ったのかはあまり覚えてないんですが、「行かなきゃ」という謎の使命感があったのは覚えています。

そして、例によって痛みに鈍かった為、着地して右足首の両サイドのくるぶし割れてたんですが、そのまま歩こうとする始末。

ここですごくいらない豆知識を一つ。

両サイドのくるぶし割れた状態で歩こうとすると全く体重を支えられず、足首がタコみたいにぐにゃぐにゃした動きになるんですよ。

4. 壁パンチ

当時の家は鉄筋コンクリートのマンションでしてね。

なんか恥ずかしいこととか嫌なこと思い出してあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!みたいな時あるじゃないですか。

そういう時に、衝動的に壁パンチする癖みたいなのが一時期ありました。発作的に壁を殴っちゃってるので、自分で止めるに止められませんでした。

で、壁がコンクリなので手の方が全力でダメージくらうのよね。

指のメリケンサックつけるあたりが内出血で紫通り越して真っ黒になっていて、常に包帯巻いてたので一時期は手だけボクサーみたいになってました。

5. ピアス

高校生にもなれば、校則次第ではピアス開ける子もたくさんいると思います。

一番最初は、確か病む前に左右の耳に1個ずつ開けた…はず…?

まぁ普通に耳たぶ左右1か所ずつだったんですよ最初は。

で、まだリスカとか始まる前だったと思うんですが、左耳のピアスホールを拡張し始めましてね。最終的に2G(直径8mm)ぐらいまで拡げた記憶があります。なんで拡げようと思ったのかはちょっと覚えてないけども…

ところで、ピアス開けたことのあるみなさん、開けた時ってなんかイメチェン感ありませんでしたか?

心機一転!って、こう新たな気分で生きていこうみたいな。

自律神経失調症になってから、うつだのパニックだの気分の浮き沈みがすごくて、そんな中、なんとか辛さ、苦しさを捨てようとするきっかけに使ってたのがピアスです。

最終的に、左耳5個、右耳1個、左手の親指と人差し指の間の水かき部分に1個開いてました。

左手の1個は、ピアッサーが誤って発射されて、左手の親指と人差し指の間に刺さってしまい、もったいないのでしばらくそのままボディピアスつけてたけど、結局邪魔になるのですぐ外したやつです。

新たにピアスを開けた次の日は、やけに気分が晴れやかなんですよ。何でなんでしょうね?

今日から生まれ変わるんだ!みたいな希望を感じるんですが、それが何日ももたないのよね。

それでもリスカよりは明らかにまわりにばれない自傷行為なので、一番最後まで残った自傷行為がコレでした。

自傷行為をしてしまいがちな状況(ちょっと真面目な話)

自傷行為をしていた期間は基本的に「うつ状態」でした。

ぼーっとしちゃって考えがまとまらなかったり、逆に頭の中でいろんなことを考えすぎて次から次へと文章が浮かんでしまい、うまく説明することが出来ない状態だったので、歯がゆさのあまり突飛な行動に出ることがよくありました。

とにかく「常に親に迷惑かけてるな」って意識がものすごいありまして、

具体的には

  • 自分が病んだばっかりに親に迷惑をかけている
  • 通院費などで金銭的にも負担をかけている
  • 学校にも行けず勉強もまともに出来ていない
  • 「普通」の人生のレールから外れてしまった

という耐えきれないほどの申し訳なさを感じていました。

それで精神的にいっぱいいっぱいのところ、病気自体による体調の悪さに加えて、時折発生する「回避しようのない精神的な体のSOS」も抑えきれない状態になっていました。

ここで言う「回避しようのない精神的な体のSOS」とは、世間一般的に「スルーすればいいじゃない」という空気で済まされる程度の、他人から受けるストレスのこと。

一例を出してみる

率直に言うと「セクハラ」等です。

「ハラスメント」という概念自体が万人共通の基準で語れない曖昧なものなので、普段は犯罪レベルでない限り、「こういうことがあって傷ついている」と人に話しません。

なぜなら追い打ちをかけられる可能性があるからです。

「気にしすぎだよ」「私なんかもっと〇〇だった(=お前のは大したことない)」「今だけだから」「そう見られてるうちが華だから」「それ普通」

今でもそういうのは人に話さず消化するんですが、やっぱり精神的には傷ついてるんです。

病んでる時というのは、もうコップの水があふれるギリギリの状態みたいなもなので、こういうストレスを留めておけるだけの余裕がもうないのよ。

でも最後の理性が働いて、「ここでブチ切れて当たり散らしたら、また周りに迷惑がかかる」と踏みとどまるんだけど、結局自分で消化出来なくて、そんな自分に憎しみが向いてしまう。

その結果が自傷行為です。

「つらかったね」という理解が欲しい時に得られないことを体験してしまうと、どんどん人に話さなくなるんですよね。

欲しいリアクションは得られなかったとしても、「問題ない」とか「大丈夫」というフォローを受け取ってる場合がほとんどなので、良かれと思ってしてくれたフォローを否定する失礼なやつにはなりなくないんですよ。

フォローしてくれたこと自体を否定せず、尚且つ感じ悪くならないように、相手に申し訳ないと思わせないように「つらかったね、と自分の気持ちを理解してほしかった」ということを伝える能力も無いんです。病んでて頭もロクに働いてないので。

だから口を閉ざして自分を攻撃してしまう。それしか気持ちのやり場がないんです。

自傷行為に走ってしまうのは、大体こんな感じで八方塞がりだと感じてしまった時じゃないですかね。

少なくとも、自傷行為の傷や痕を隠すタイプの人はこんな感じだと思います。本人なりに迷惑かけたくなくて必死になった結果がコレなんです。

まとめ

はぁ~…

10年以上前の話だし「もう全然大丈夫」って思ってたけど、記事を書くにつれてアレコレしっかり思い返してみたら、やっぱり結構キツイもんですね。

ちょっと事と次第によっては後でこの記事削除するかもしれません。

もしこの記事を読んだばかりに具合悪くさせてしまってたらすいません。

一般的に聞く「メンヘラ」と言われる方々の自傷行為となんか違う気がしたので書いておきたかったんです。

自傷行為は確かに自分で傷つけてるんですが、好き好んでやってる人はいないと思います。

心が安定すれば必ず止まる症状だと信じているので、今、苦しんでいる方とその身近の方々、忍耐強く、焦らず、確実に快方に向かっていきますように。

自律神経にまつわる他の症状はこちら

自律神経ってなんなんでしょうね? 謎の体調不良であれこれ調べた結果、自律神経の可能性にたどり着いた、という方も多いんじゃないでしょうか。 でも、自律神経関連の症状って多岐に渡りすぎてわけわからないですよね。最終的...