自律神経失調症の頃に出た症状を出来るだけ詳しく解説 [パニック症状]

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運営者情報に書いた通り、自律神経失調症を患っていた時期がありました。

寛解と言われて早10数年、当時は「自律神経失調症」という名前が出始めたぐらいでしたが、ネットの普及もあって今ではかなり知られるようになりましたね。

さて、この自律神経失調症、実際に出る症状は千差万別、「こういう症状が出たら自律神経失調症です」とはっきり線引きが出来ないのがつらいところ。

筆者自身も説明しづらい症状がたくさんあったので、一例として自律神経失調症が寛解するまでに経験した症状を詳しく解説していきたいと思います。

今回は「パニック症状」について。

症状のまとめと寛解までの経緯はこちらから

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自律神経のせいで「パニック症」?

パニック障害」や「パニック症候群」「パニック発作」とかいろんな呼ばれ方してるようですね。

精神医学の分類上では「不安障害の1つだそうです。

MSDマニュアル家庭版で確認したところ、確かにパニック発作の症状に挙げられているもののうち、実際に体験したことがある症状はたくさんありました。

主なものはこちら

  • 胸の痛みまたは不快感
  • 窒息感
  • めまい、ふらつき、または気が遠くなる
  • ほてりまたは悪寒
  • 吐き気、腹痛、または下痢
  • しびれまたはチクチク感
  • 動悸または頻脈
  • 息切れまたは呼吸困難
  • 発汗
  • 振戦またはふるえ

これらの症状が急に始まって短時間で収まる、というのを1か月以上にわたって繰り返している場合は「パニック症」である可能性が高いと判断されるらしいです。

そして、繰り返しているうちに、「また同じような症状が起きるんじゃなかろうか」という予期不安にとらわれて生活に支障が出てくるのがベタな流れっぽいんですが、筆者の場合、急に始まるけど短時間では収まらなかったのと、予期不安はありませんでしたね

パニック症とは違う気がするけど、他に言いようがなかった説

当時の主治医も「パニック症状が出ています」とはっきり断言したわけではなく、「パニックに近いような状況が起こることがある」みたいな遠い遠い言い回しをしていたので、自律神経失調症の方がメインだろうけど、なんかパニック障害の人がやりそうな症状も出てるなー、って感じだったんじゃないでしょうかね。

いろいろ思い返してみれば、確かにパニック症にしては精神症状が少なすぎるんじゃないかな、と思います。(困惑)

パニック症を患った人は「不安」や「恐怖」を訴える

この記事を書くにあたって、10人ぐらいの体験談を読みました。

やっぱりみなさん、「予期不安」がかなり前面に出ているような印象があります。

  • 初めてパニック発作が出た時にとても怖い思いをした
  • その怖かった記憶がつきまとう
  • 発作が出た時と同じような状況を避けるようになる
  • いつ発作が起こるか不安

この4つは特に重点的に書かれていましたね。

ですが、筆者は正直言ってこの4つが全然ピンときません。

当時の状況を振り返ってみよう

そもそも、パニック症の症状として挙げられているものは、そっくりそのまま自律神経失調症の症状としても挙げられているんですよね。

一番大きな違いは、それらの症状に対して極度の心配や恐怖があるかどうか、といったところでしょうか。

筆者が自律神経失調症になるきっかけとなったのは、以前の記事でも書いた、学校でいきなり過呼吸を起こしたことです。

息切れ、窒息感、ふるえ、などパニック症まんまの感じなんですが、なんせ過呼吸に移行してしまったので、記憶としてはもう「過呼吸」です。

で、当時はまだ頭が幸せな高校生だったので、理由や思い当たる事を聞かれても一切わからなかった。本気でわからなかった。

もう本当に「急に始まった」としか言いようがない感じで、ポカーンとしてましたね。

今、自律神経失調症関連の記事を書く時になって、あの時はこうだったんだろうな、こんな感じだったんじゃないかな、と推察している状態です。

とにかく、当時は「またこの症状が出たらどうしよう」という「心配」や「不安」はなかったですね。

どちらかというと、「いや、もうあの発作やりたくないわぁ~」という「げんなり」した感じや、「チッめんどくせーな」みたいな態度悪い感じの感想しかありませんでした。

うつ状態の方が勝っていたのでは

よくさ、パニック関連の症状に「自分をコントロールできなくなる恐怖や、気が狂う恐怖に襲われる」「このままでは死んでしまうという恐怖を感じる」って書いてあるんだけど、うつ状態だとこれ相反しないかね?

一番具合悪かった時期は、そういう恐怖よりも「もういっそ死にたい、早く楽にしてくれ」って思ってました。

療養中に不安に思ったり、恐怖を感じたりということが全くなかったわけではないですよ。

その対象が「自分の症状に対してではなかった」というだけです。

例えば、なんかわからないけど不安、怖い、というただただ漠然としたものとか。

漠然と不安に思ってはいるけども、「死ぬかもしれない」とか、「気が狂いそう」とか「また発作が出たらどうしよう」みたいなことではないんです。

「なんか不安」としか言いようがない。何が?と言われても「わからん」。そんだけ。

まとめ

今思えば、パニック症ではなかったんだろうな、と思うけど、当時はうまいこと症状が説明出来ないばっかりに、主治医をも混乱させていたのでしょう…

当時はお世話になりました。おかげ様で今も元気にやっております。(こんなところで言わなくても)

むしろ、「また発作が出るかも」と不安に思ってなくても発作が起きるのが自律神経失調症たる所以なのかな、と思いますね。

息苦しさの記事でもちらっと書きましたが、息苦しい時に「あーこれ過呼吸になりそうなやつやな」って冷静に判断する余裕があるんですよ。息苦しいこと自体は一個もヤバいと思っていないというか。でも発作が出る時は出る。笑 …いや笑い事じゃないんやけど。

自律神経失調症と言われて3か月もしたら、具合悪くなり始めても発作が出そうでも、「あーハイハイいつものアレね、早めにカタつけてやんよ。」ぐらいの心構えです。適応能力が変なところで仕事をしてますね。結局、どんだけ気分的に動じなくても発作は起きるので、その後「うぐぅ~」って苦しんでましたが。

「不安に思うな」「怖がるな」と言ってもどうもならない人こそパニック症なのでは、と思うので、思いあたることがある人は、その辺りを主治医にうまく伝えることを心がけるとうまくいくかもしれませんね。

おしまい

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