【災害あるんじゃん】平成30年7月豪雨による山口県東部の被害状況と生活環境

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この度、平成30年7月豪雨の被災地にカウントされた山口県からお送りする、山口移住ブログ「オフトナイズ」でございます。

今回の集中豪雨で受けた被害と、現在の生活環境のご報告をしたいと思います。

※記事トップの画像は豪雨災害から1週間後の柳井市(左側)と周防大島町(右側)です

山口東部の被害状況

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上の図は山口県東部を抜粋した地図です。

赤いエリアは特に豪雨が集中した場所で、下松では県内最多の492mmの総雨量を観測。

一方で、実は赤いエリアの大半は岩国市で、軒並み450mm以上の総雨量を観測しました。

岩国の内陸側には「玖珂(くが)」という地域がありまして、まぁ割と市街地というか住宅地というか、少なくとも熊毛郡(平生町、上関町、田布施町)よりは栄えてるエリアなんですが、高台にあるので山坂だらけなんですよ。

で、玖珂から同じく少し北側にある周東町方面までが画像の赤い範囲に含まれていて、その地域一帯で土砂崩れがたくさん発生しました。

10日経過した現在でも通行止めになっている個所がいくつもあります。

柳井市街地周辺は割と軽症

当時、下松や光、岩国の川が氾濫しそう、とか土砂崩れが、とか緊迫した中、柳井市周辺は言うほど深刻な状況ではありませんでした

もちろん柳井市周辺も土砂災害警戒情報は発令されていましたが、外の雨の様子はTVで見た下松や岩国ほどではなく、通常の台風がかすっていったぐらいの感じでしたね。

twitterなどで下松市民の実況などを見てたらかなり不安にはなりましたけどね。

下松中心部も車のタイヤが半分埋まるぐらいには水没してたし、氾濫の危険がどうこうって何度も言ってたし。

とりあえず幸いにも近所では洪水すらなかったので運が良かったと思います。

柳井市周辺が軽く陸の孤島と化す

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山口東部の主要道路を簡単に書くとこんな感じになります。

緑が山陽道(高速道路)黄色が国道青が県道含む生活道路です。

柳井市周辺の住民は、玖珂、光、下松に行く場合、青の生活道路で行くのが最短ルートなんですが、そのルートがことごとく土砂崩れで通行止めとなりました。

また、青で描いた道路は、それぞれ一本道ではなく、多少迂回出来る小道もあったりするんですけども、それら含めてことごとく通行止めになりました。

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10日経過してもまだこんな感じです。

実際あちこち走り回ったところ、これに記載されてない通行止めもいくつかありましたので、把握しきれてないところもあるんでしょうね。

追記:2か月ほど経過した状態がこちら

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完全な通行止めはかなり減りました。

現在も通行止めになっている箇所では、復旧まで年単位の時間を要するといわれている場所もあるようです。

現地の写真

助手席から撮影しているので全体的に画質悪くてすんません。

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至る所に上記のような土嚢で処置された土砂崩れ跡と、通行止めの看板がありました。

道路上に土が流れた跡が残っているところもまだたくさんあります。

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こちらは国道188号線の光・下松間。国道とJRが並走している区間があるんですが、その一部で大規模な土砂崩れがあり、線路を完全にふさいだ上に国道の片側まで土砂が崩れてきてました

片側通行は出来る状態になっていたので、多少渋滞はしてるけど国道で車で光・下松間を行き来することは出来ます。

問題はJR。ガードレールから山側は本来JR(山陽本線)の線路があったんですよ。それが全部土砂で埋まりました。

目測で縦横5m以上×10m以上ぐらいの土砂崩れなので、とても一晩二晩でサッと撤去できる量ではありません。

この撤去が完了するまでの間、山陽本線はずっと運休です。

幸い、山口県は新幹線の駅だけはたくさんあるので、光・下松を含む岩国から徳山間は新幹線による振替輸送が行われています。

2018/8/1 追記:

ついに下松ー徳山間が復活!ありがとうJR!すごいぞJR!

2018/9/9 追記:

柳井ー下松間復活により山陽本線完全復活!!暑い中頑張って下さったおかげです!

東部だって災害はあるじゃん

山口東部への移住をおすすめするにあたって「こんなものがある」というよりも「こういう不安なことはないぞ」と力説するのも新しい切り口かな、と思いましたのでちょっと「ないない尽くし」なりにプレゼンしてみようと思います。
2013年に千葉県から山口県に移住してまいりました。斉藤ヨウです。 今回は移住を検討してる方、なんとなく「地方の田舎にでも引っ込んでのんびり暮らしたいなぁ」と思ってる方へ、移住するまでに至った経緯を改めて経験談としてま...

以前、こちらの記事で「東部は災害少ないよー」って書いたんですが、書いたそばから東部が災害に見舞われました。すんません…

ただ、「少ない」のは合ってると思います

それこそ千葉にいた頃、ゲリラ豪雨でみるみる洪水になるような事態を何度か経験してますが、少なくとも山口東部の海側の地域ではそんな経験をしたことがないので、割と水害に強い方だとは思うんですよ。

今回はとにかく記録的な集中豪雨だったので、割と大ごとになったんだと思います。

柳井市周辺は普通の大雨で終わりましたが、ただ運が良かっただけなので、これを機に改めて備えを見直しましょうかね。

もしよかったらふるさと納税による寄付をお願いします

現在、被災した岩国市光市下松市周南市では、ふるさと納税による寄付を受け付けています。

上記の4市は、ここ何十年経験したことのないような被害を受けました。復興にも人手や時間、費用などがまだまだ必要なので、もしご支援頂ける方がいらっしゃいましたら、ふるさと納税からの寄付をお願い致します。

ふるさと納税へのリンクに対して、当サイトにアフィリエイトのような利益の発生はございません。直接自治体に届く復興支援をご紹介しているだけです。

まとめ

まだまだ復旧には程遠い山口県ですが、早くも通行可能になった道路も増えてきているので、夏休みは是非山口県に観光に来て頂けたらうれしいです。

今回軽症だった西部には角島もあるし、インスタ映えするスポットもたくさんあります!人が少ないから写真も撮りやすいですよ!(半分自虐)

おいでませ山口県!

おしまい