欧州各国もオンライン配信が充実してきたようなので、2022年のユーロビジョン国内予選は追える限り追っていこうと思う。
このページでは🇵🇹ポルトガルの国内予選をまとめたよ。
スケジュールは、セミファイナル2回を経て決勝。全部で3日間の日程。 3夜連続じゃないのがありがたい。(小声)
レギュレーション
まずは10組ずつ合計20組がSemi-final 1、Semi-final 2で戦い、それぞれ5組ずつが決勝に進出する。
投票システムは審査員票50%、一般票50%の合計ね。一番スタンダードなやつ。
Semi-final 1
通し映像はこちら↓
*動画が2つに分かれてるので、後半はタイトルのちょっと下にある「PARTE 2」をタップすると見れます。
じゃ、まずは最初の10組の全曲レビューね。
Os Quatro e Meia – Amanhã
ポルトガルってなんかこういうゆる~いバンドよくある印象。
TheMisterDriver – CaliSun
あーなんかスペインポルトガル方面のラジオとかでこんな感じのラップありつつのポップっぽいやつ流れてるよね。
Diana Castro – Ginger Ale
ポルトガルってアレよ。やっぱりテイストはスペインとかに近いんだけど、より一層ゆるいか軽いテイストの曲多いよね。ボッサかな?ってぐらいのゆるさ。
FF – Como É Bom Esperar Alguém
これは、子守歌。
もしくは戦後間もない昭和の夜中のラジオ。(聞いたことない)
Norton – Hope
開始2秒で好感触!
いいよ!雰囲気あるよ!!!こういうベースの主張がある感じの曲割と好き!これはいい気だるさ!!
勝てるかって言われたら何とも言えないけども…
Aurea – Why?
いやほんと申し訳ないけど数あるバラードの中でも過去最高に頭に入ってこない…ほんとバラード苦手で申し訳ない…
Kumpanhia Algazarra – My Beach
なんちゅうグラサンかけてんねん!ww
いや割と好きやでwwwポルトガルこういうの似合うよ!!
えーこれ健闘せんかなー!現時点でだいぶ好感触なんやけどなー!
Maro – saudade, saudade
うん。平常運転のまったりしたやつ。
Valas & Os Astronautas – Odisseia
ポルトガルでは結構こういうテイスト人気なのかしら?
普段出してくる感じのよりこういうのの方が個人的には好みやなぁ。
ちょっとダルみ強すぎる気がしないこともないけど。
Fado Bicha – Povo Pequenino
なんじゃこりゃ…?
まさかポルトガルでこんな中東っぽい曲出て来るとは思わなかった。
中東っぽいけど、何と言うか若干アフリカっぽさもあるね…?
Semi-final 1 結果と感想
細かい得票数とか発表がなかったので、結果だけね。
決勝進出の5組はこちら!
- Os Quatro e Meia
- Aurea
- FF
- Diana Castro
- Maro
ポルトガルと全く好みが合わないwwwww
だから毎年ポルトガルで「おっ!」てならないんだな。好みのやつ出てきてるのかもしれないけど、毎度予選で落とされてんだろうな。
Semi-final 2
通し映像はこちら↓
*動画が2つに分かれてるので、後半はタイトルのちょっと下にある「PARTE 2」をタップすると見れます。
じゃ全曲レビューいくよ。
Os Azeitonas – Solta a Voz e Canta
どうした?イギリスか?めっちゃイギリスが出してくるやつっぽいな!曲もステージングもww
Eテレポップとでも言いましょうかね。もはや往年の教育テレビ。
歌唱力もアレなところがまたお母さんのカラオケっぽい。
Cubita – Uma Mensagem Tua
ラテンR&Bバラードみたいな。(なにそれ)
正直、「あぁ、ハイ…」という感じの。
Inês Homem de Melo – Fome de Viagem
フランスっぽいというかディズニーっぽい!
結構何年分もEurovision見たけど、アカペラ以外でドラムなしの曲初めて聴いたかもしれない。最後の方でスネアドラム単体の音はしてたけども。
なんだろうな。なんかミュージカルやったな。
Syro – Ainda nos Temos
Salvador Sobralかと思った。(小声)
今のところ子供っぽいやつとバラードが交互に来てるので、バラードでしょうねとは思ったよ。
歌は抜群にうまいけど、なんせバラード。
Pepperoni Passion – Código 30
バックのドット絵はめっちゃDaði og Gagnamagniðスタイルだけど芸風はかすりもしませんな。
ラップ的なのは本当に良し悪しが全くわからないので申し訳ない。
Milhanas – Corpo de Mulher
順番的にバラードのターンかな、とは思った。
思い出を振り返るタイプのバラード。歌詞一個もわからんけど。曲調がそんな感じ。
O Vampiro Submarino – Ao Lado de Mim
ゴキゲンな人出てきたねww
こんなゴキゲンな曲で青空スーツで一応曲にノッて動いてるのに、近くで見たら顔めっちゃ怪訝やしめっちゃボソボソ歌う。
なんか両極端なんよなさっきから!!なんかネタくさいアップテンポかバラードの2択って!
Jonas – Pontas Soltas
次はバラードのターンやろ!わかってたわ!
…いやバラードはバラードやけど、イマイチ何に割り振っていいかわからんな。
タップダンスっぽいけどタンゴっぽいしフラメンコみもある。
ポルトガルのフラメンコ?なんだっけ?ファドだっけ?ファドってこういうのですかね?(教養ゼロすぎてわからない)
Blacci – Mar No Fim
アレ?順番的にネタポップかと思ったらまたバラードやな。
これは「007っぽい曲で賞」にノミネートできそうなやつ。
Pongo & Tristany – Dégrá.dê
最後の最後に世界観が独特すぎるわ。
民族儀式っぽいやつからのラップの応酬で、今年一番盛り上がり方がわからない。譜面どうなってんのコレ…何拍子…?
Semi-final 2 結果と発表
ハイ!決勝進出の5組はこちら!
- Inês Homem de Melo
- Syro
- Pepperoni Passion
- Milhanas
- Pongo & Tristany
今回初めてバラードがんばれと思ったよ。(小声)
ちょっとポルトガル全体的に独特すぎるわ…Pongo & Tristanyが決勝行ったのも割とびっくりしたし…
決勝
通し映像はこちら↓
*動画が3つに分かれてるので、続きはそれぞれタイトルのちょっと下にある「PARTE 2」「PARTE 3」をタップすると見れます。
んじゃ最後なのでサラっと感想だけ。
- Pongo & Tristany – Dégrá.dê
本当に申し訳ないけど、楽しみ方がわからない。 - Syro – Ainda nos Temos
この際もうバラードでもいいので、歌のうまい人が代表になるといいな。 - Milhanas – Corpo de Mulher
思い出振り返る系バラード。 - Inês Homem de Melo – Fome de Viagem
昔のディズニーっぽいやつ。 - Aurea – Why?
バラード多すぎてどれがどれか全然覚えられん… - Os Quatro e Meia – Amanhã
ゆる~いほのぼの系。 - FF – Como É Bom Esperar Alguém
戦後間もない頃の流行歌みたいな。 - Diana Castro – Ginger Ale
ポルトガルのゆるいやつはちょっとゆるすぎるかな… - Maro – saudade, saudade
リラックス系のゆるさじゃなくて、倦怠感のゆるさ。 - Pepperoni Passion – Código 30
ドット絵のラップのやつ。
結果発表ー!
審査員票と一般票の合計を表にしたのがこちら↓
登場順 | 審査員 | 一般 | 合計 | |
09 | Maro | 12 | 12 | 24 |
06 | Os Quatro e Meia | 4 | 10 | 14 |
07 | FF | 6 | 8 | 14 |
08 | Diana Castro | 10 | 4 | 14 |
05 | Aurea | 6 | 5 | 11 |
01 | Pongo & Tristany | 7 | 3 | 10 |
03 | Milhanas | 8 | 2 | 10 |
04 | Inês Homem de Melo | 2 | 7 | 9 |
02 | Syro | 3 | 6 | 9 |
10 | Pepperoni Passion | 1 | 1 | 2 |
Eurovision 2022 ポルトガル代表はMaro!!
ポルトガル国内予選感想総まとめ
審査員と一般の好みがまぁまぁ逆いったね。
個人的にはバラード回避できたのでよかったとも思ったけど、基本的にポルトガルと好みが合わな過ぎたのでもうアレですww
なんだろう?ヨーロッパの中でも完全に毛色が違った気がする。オーストラリア以上になんか系統が独特じゃなかろうか。
もはやスペインすら全く近くなかったもんね。なんか新発見やったなぁ…
Image Source: RTP / eurovision.tv | Source: RTP