都会ではそうそう受けられない恩恵が山口にはある!
ズバリ!天然水(湧き水)が無料で汲める「ミネラルウォータースポット」のご紹介!
田舎あるある?
熊本地震の時に広範囲で水道が止まり、一部の被災者の方が復旧までの間、湧き水を利用していたというニュースを見た。
山々が残る地方では割と一般的なのかもしれないけど、「天然水が無料で汲める」という環境は、大都会に住んでらっしゃる方にとっては割と斬新なのではないかな。
山口県も県内の7割程度が山と言われており、同様の湧き水スポットがたくさんあるのだよ。
今回は柳井市の「琴名水」をご紹介しよう。
湧き水とは
「湧き水が汲める」状況がピンと来ない方は、「湧き水」と言えば下の画像のようなものを思い浮かべるかもしれないネ。

違うのだよ。
もちろんそういうタイプの湧き水もあることはあるんだろうけど、もうちょっと居住エリアに近い場所にある「湧き水」は、ちゃんと蛇口だよ。
柳井市の名水「琴名水」が汲めるスポットはここ!

湧き水と言っても、むしろ海やプールの入り口みたいな感じでしょ?
蛇口が15個ほど設置されているので、混雑しても並ぶ程ではない。
そもそも、この写真を撮った時も平日で人が少なく、1分ぐらい待ったら映り込みゼロで撮れたんだよね。土日はもうちょっと水を汲む人が来るけど、それでも基本的には空いてる。
実はこの敷地、「果子の季(かしのき)」という山口県最大手のお菓子屋さん(全国区で言う「コージーコーナー」みたいなお店)を経営する「あさひ製菓」という会社の本社敷地内なんだ。
なので、駐車場もたくさんあるし、もちろん駐車料金も無料。
琴名水ってどんな水?
水道の中央のお地蔵さんの後ろに琴名水の紹介があったので撮ってきた。

2行目にご注目下さい。
「当地の名水は琴石山の伏流水でしょうか。」
「でしょうか。」と言われても…(困惑)
琴名水を提供してるあさひ製菓もよくわかってないらしい。
とりあえず、成分的に「名水」でおいしいよ!ということだね。
上記の通り、あさひ製菓の主力商品である「月でひろった卵」というお菓子にも使われているおいしい水をご自由にどうぞ、と提供して下さってるのだ。
ちなみに「月でひろった卵」というのは俗に言う「ジェネリックご当地版 萩の月」だよ。
琴名水の分析値

ちゃんと詳細が記載されてる看板があった。
厚生労働省の「名水」の基準を全て満たしてるね。どこから湧いてきてるとかはよくわからないけど、確かに名水で間違いなさそうだ。
あさひ製菓公式サイトによると、琴名水は最初、従業員の間でここの水がおいしいと話題になり、先代の社長が水質分析を依頼したところ、名水の条件を全てクリアしていることがわかったという、とにかくあさひ製菓様様の名水です。
琴名水の味は?
すいません私は大変な舌バカなので味の違いとかよくわからない…
自信を持って言えるのは、一切クセのない飲みやすい水ということぐらいかな…
うーん、なんて言ったらいいんだろうなぁ。
「森の水だより」や「六甲のおいしい水」、「サントリー南アルプスの天然水」よりも軟水なので、かなりあっさりしてると思って頂いて構わないヨ。
きんさいやない(山口弁:柳井に来てね、の意)
アクセスの良さもあって遠方からわざわざ汲みに来る方もいるぐらい大人気なんだって!
柳井近郊にお越しの際はぜひ寄ってってね!
琴名水の場所はこちら↓
岩国にも水汲みスポットがあるんだって?