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わかるようでわからない山口弁

dialect01 移住
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特に東日本にお住まいの方、山口弁ってどんなイメージですか?
広島風で「~じゃけん」みたいな?それとも福岡風で「~しとっと」みたいな?

モノを知らなさ過ぎてブン殴られそうだけど、実際、移住前は情報がなさ過ぎて「山口弁は特にクセはないんだろう」とか思ってたけどとんでもない。
今回は謎だらけの山口弁についてご紹介するよ。

山口弁の雰囲気

語尾が「~っちゃ」になるってのは聞いたことあったんだ。
なんかラムちゃんみたいな方言だからどうの、みたいな話。(各方面から怒られそう)

ところが、実際ネイティブの山口弁を聞いてみると、「~っちゃ」よりも「~けぇ」の方がよっぽど使用頻度高いと思った。

そもそも「~っちゃ」ってどういう時に使うのかというと、

おやつは買わんっちゃ!!(おやつは買わないってば!!)

このように、強調の意味で使うことが多いので、日常的に押し問答でもしてない限り頻繁に言うフレーズではないんだよね。
お母さん方はスーパーで上記のセリフをよく言ってるけども。

一方、「~けぇ」はどんな使い方なのかというと、

昨日TVで言うちょったけぇ教えちゃろー思うたんよ。じゃけぇ電話したんじゃけど出んかったけぇどうしたんか思うてねー。(昨日TVで言ってたので教えてあげようかと思ったんだ。だから電話したんだけど出なかったからどうしたのかと思って。)

みたいにダラダラしゃべってたらなんぼでも出てくるぐらい使用頻度が高い。
~なので」、「だから」のように文を繋ぐタイミングで使うから、まぁそんなことにもなる。

ちなみに上記のような会話はおばあちゃんが数人集まればなんぼでも聞ける。
ということで、「あん時は〇〇じゃったけぇ〇〇じゃろ?ほいじゃけぇ…」みたいな会話だと、「山口!」ってなる。
確かに「ちょっちょちゃっちゃ」言ってるイメージもあるけどね。

今となっては市民権を得た「ちょる」の意味が微妙にわからない

山口には「ちょるる」がいるからね!割ともうおなじみになったよね!

で、この「ちょる」というのが割とクセモノでね…
基本的には「~してる」に相当する方言だと思ってたんだ最初は。
見てる」「行ってる」「やってる」 を山口弁にしたら「見ちょる」「行っちょる」「やっちょる」だと思ってた、ね?ここまではいいよね?

ところが、この解釈で合ってる時もあるんだけど、なんかちょっと違う感じの時もある。
どういうことなのかと思ったら、どうやら基本的には「完了」表現が主だったみたい。

(すでに)見た」「(すでに)行った」「(すでに)やった」の方がたぶん正解。

じゃあ「見てる」「行ってる」「やってる」は何て言うのか。
見よる」「行きよる」「やりよる」が正解っぽい。

が、上記のように「見ちょる」「行っちょる」「やっちょる」を使ってることもあるんだよね!ぎゃふん!
どういう使い分けなのかというと、「正直よくわからない」。(真顔)
なんとなく予想はつくんだけど、うまいこと明確に説明出来ない…。

とにかく、関西圏の方言では「来よった」って言ったら「来やがった」的な意味になるけど、とりあえず山口弁ではそういう意味じゃないんだ…それだけでも覚えて帰って…

方言の集大成、山口弁の「ぶちえらい」で混乱

あーはいはい、「ぶち」ってアレでしょ?関西で言う「めっちゃ」とか「バリ」、いわゆる標準語の「とても」みたいに強調する意味の言葉でしょ?うん、「ちょる」vs「よる」に比べたらよっぽどわかりやすい方言だよね!

注目するところはそこじゃないんだ。

お察しの通り「ぶち」も山口県全域で使われてる大変一般的な山口弁なんだけど、実は「えらい」も立派な山口弁

「えらい」=「疲れた」
「ぶちえらい」=「とても疲れた」

初めて知ったとき「うそでしょ?!」ってなった。
しかも山口県民は「立派」という意味の「偉い」もやっぱり「えらい」と言うらしく、文脈で判断してる様子。えぇ…(困惑)

山口県民が自分自身に対して「ぶちえらい」と言ってるならまだいい。
もし、山口県民に「ぶちえらいねー」とか言われたら、「すごい疲れたねー」と同意を求められてるのか「すごい偉いねー」と褒められてるのか瞬時に判断する自信がない…!

何十年も「えらい」=「偉い」一択で過ごしてきたので、文脈関係なく、とにかく「偉い」と褒められてると勘違いして「ありがとうございます~ウフフ」とか返しちゃいそう…

山口弁は割と複雑

どうよ!山口弁ってなんか奥が深そうだネ!?
ちなみに、私は東部在住なので、今回書いた記事は主に東部の方言で、世代的には結構上かな。
若い人はそこまで訛ってない人も多くて、たまにガッチリ訛ってる人がいるぐらい。

西部はまたちょっと違った感じでね…それこそ正直言ってよくわからない
もっと言うと、ネイティブの東部民に西部方言について聞いてみたことがあるんだけど、彼らもよくわかってない。(困惑)
それでも快適に暮らせる県、それが山口県です。

以上、強引に締めまして今回の記事を終わらせて頂きたいと思います。

最後に、このページのトップにある方言の意味を載せておこう

山口弁意味備考
やれんやってられない
かるう背負う
めげる壊れる「めばる」と同じイントネーション
いけんいけない、ダメ不可能の「ない」は「ん」になる傾向
せんないしんどい、めんどくさい、等
幸せますこれ幸い、助かります、等防府ローカル、たぶん営業用の山口弁
来ちゃった「来た」の丁寧な言い方「来てしまった」ではない
じゃけえだから、なので、等広島と違って「じゃけん」とは言わない
しろしいうるさい
たいぎいだるい、めんどくさい、等
すいばりトゲ「刺さる」ではなく「立つ」ものらしい
みてる消耗して無くなる(インクや電池等)「増える」と同じイントネーション
えらい疲れた
おいでませようこそ営業用の山口弁
よいよマジで
てご手伝い名詞?「てごーする」みたいに使う
ぶちとても
やぶれる壊れる車や機械も「やぶれる」
たわん届かない、足りない
がんざき熊手西部だと「がんぜき」?らしい?
てみコレなぜか「がんざき」と言えば「てみ」
来んさいおいで「菜さい来んさい」という直売所がある
それいねほんとそれ!「それ!」って強調したい時に言う
やしずるい、チート
わやめちゃくちゃ
ちょる完了の意味だったり進行だったり単品で使わないので説明むずい…
さで動詞を強調させるやつ単品で使わないので説明むずい…
なんしよん何してんの

しっ…しあわせます…!

dialect02

防府限定の「営業用山口弁」だと思ってた「幸せます」、下松市内の某店の注意書きで使われているのを発見。それまでは口頭でも聞いたことなかったし、防府市内の案内看板とかでしか見たことなかったのに…!お前…営業用じゃなかったのか…

おしまい

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