以前、山口東部の電気代、ガス代を比較した記事を書いたんだけど、じゃあ水道代はどうなんだ?ということで今回は山口県の水道代事情を紹介するよ!
山口県東部の水道代請求ペース
どこも同じかどうかはわからないけど、私が住んでいる山口県東部の地域では、上下水道合算で2か月に1回水道代を払うシステム。
ということで請求も2か月ごとに届く。
料金システム
水道料金(上水道)+メーター使用料+下水道が基本構成ね。
私が住んでいる地域はコレだけど、もしかしたら県内でも他の地域は違うかも
水道料金(上水道)について
どうやら「メーターの口径」とやらのサイズと水の使用量(m3)によって基本料金が設定されていて、それ以降は従量制に移行するみたい。
メーター口径 | 基本料金 | 従量料金(1m3あたり) |
13-15mm | 16m3まで3,110.4円 | 5,000m3まで13mm-25mmは248.4円 5,000m3まで40mm以上は216円 5,000m3を超える場合、1m3超えるごとに183.6円 |
40-150mm | 40m3まで8,640円 |
山口県内の地域格差

県内の議会だよりに、各自治体の1か月あたりの水道料金が掲載されてたよ。
青の地域が山口県東部、赤の地域が山口県中西部、黄色の地域が山口県北部。
とにかく東部内の格差にご注目頂きたい。
下松、岩国は1か月あたり1,500-1,600円なのに対して田布施/平生、柳井、上関、周防大島の4,600-4,700円って差が大きすぎやしないかね?
1,600円 vs 4,600円で考えても毎月3,000円、1年で36,000円の差。これは痛い…
水道料金と地域性の関係
北部
水道代 | 都市名 | 地域性 |
安い ↓ 高い | 萩 | 都会 ↓ 田舎 |
美祢 | ||
長門 |
北部は水道代が高い安いと言っても月200円程度しか変わらない。
萩は確かに栄えてる方だと思うけど、北部全域が歴史観光地と化してる感じなので、居住目線で言うと北部なら水道料金と栄えっぷりはどこでも大差ないと思うよ。
中西部
水道代 | 都市名 | 地域性 |
安い ↓ 高い | 防府 | 弱田舎 ↓ 強都会 |
山口 | ||
山陽小野田 | ||
宇部 | ||
下関 |
中西部はわかりやすいね。田舎ほど水道代が安く、都会ほど高い。まぁ月500円程度だけど。
注意点としては、中西部はそもそも県内で一番栄えてるエリアなので、中西部の「田舎」は東部の「都会」以上に栄えてる。
そして山口県の「都会」は本気の都会から見ればたかが知れた感じなので、中西部では比較的水道代の安い防府を選ぶのも悪くない選択だヨ。東部民にとって、防府は立派な都会なのだ…。
東部
水道代 | 都市名 | 地域性 |
安い ↓ 高い | 岩国 | 弱都会 ↓ 強田舎 |
下松 | ||
光 | ||
周南 | ||
田布施/平生 | ||
柳井 | ||
上関 | ||
周防大島 |
水道代だけで言うと一番損した気になるのが東部。都会ほど安く、田舎ほど高い。
周南は下松や光より田舎なのか、という話なんだけど、周南市の旧徳山市の地域は確かに下松以上に都会。でも周南市は平成の大合併の結果、かなりの広範囲が周南市となってしまい、東部民ですら何があるかわからない山間部(事件のあった金峰などを含む島根県境方面まで)も周南市となってしまった結果、まぁ平均すれば光と同じぐらいの栄え具合なんだな、と考えてネ。
田布施/平生に関しては、柳井より月40円ぐらい水道代が高いんだけど、間違いなく柳井より田舎。唯一の例外やね。というか、田布施、平生、柳井、上関、周防大島はもう大差ないといえば大差ないぐらい全部田舎。
東部は価格差も大きく、下松から周南までは月500円ずつぐらいの差で済んでるのに、周南から田布施/平生で一気に約1,800円も差がつく。なんなんでしょうね(怒)
そんな事情もあって、東部の人間が活用しまくる無料ミネラルスポットがこちら↓
結論
水道代と栄え具合(生活の利便さ)だけで考えれば、オフトナイズのイチオシは下松市、岩国市、萩市、防府市。
古民家に住んで農業やる、みたいな絵に描いたような田舎生活をご希望なら長門市や美祢市の郊外などがいいかもね。
水道代のことだけ考えて言うなら本当に東部はお勧めできない…。それをカバー出来るだけのいいところが東部にはあると信じているけども…。
おしまい