数回遊んで満足したかつての激安有線マウスはさておいて、なんせ手が痛くてどうもならんので、諦めてちゃんとしたマウスを買いました。
いろいろレビューするよ。
元々はタッチパッド派
いや、そもそもはキーボード派なんだけど(どないやねん)、普段はノートPCを使ってるので、キーボードメインに使いながら、カーソルはタッチパッドで動かす派だった。
それがどうも、繰り返す薬指付け根の疲労骨折の一因になってる気がするのと、画像処理などの作業はちょっとやりづらいので、やっぱりマウスは必要だな。という結論に至った。
一応、他の入力デバイスとしてはペンタブも持ってるんだけど、筆記もアクション的に支障があるので…
それで買ったのがあの激安マウス。なんやかんやで即壊れたので、そのついでにちゃんと手のことも考えてみた末にたどり着いたのが、エルゴノミクスマウスという変な形状のマウス。
開封の儀
なんかクセのある箱。右側に引いて取り出す感じなんだけど、全力で左に押し込んでこの状態だからね。元々なんか右側はみ出てるような感じのパッケージ。なんでや。
中身は
- 本体
- 取説
- 電池
以上!簡素!
ペアリング方法
※Win10機
まずはコンパネを開いて「デバイスの追加」をクリック。
Win10でコンパネないんだけど!?って人は、スタートボタン→プログラム一覧の「Windowsシステムツール」の下にいるよ。タイルにでもピン留めしとくと便利かも。
マウス本体の裏側にあるON/OFFスイッチをONにすると、追加するデバイスの一覧に「マウス」が登場するので、選択して「次へ」。
すると、「Bluetooth 3.0 Mouseをインストールしています」って表示されて進捗バーがモヤモヤ~っと進むのでしばし待ってると、マウスがカーソルが動かせるようになるので「閉じる」をクリックして接続完了。
PC本体側でBluetooth機能のオン/オフが設定出来る機種は、必ずオンの状態でやってね。オフのままペアリングしようとしても一生マウスが見つからないよ。
仕様でこだわった部分
割とマウスだけは有線派だったんだけど、もう作業スペースが狭くてケーブルの取り回しが面倒なのと、USBポートを塞ぎたくないって理由で、今回はブルーLEDのBluetoothマウスを買ったよ。ブルーブルーだよ。
普通のワイヤレスマウスは受信側としてUSBポートに小さいUSBメモリみたいなの(ドングル)を差しておかないといかんのよね。Bluetooth接続タイプならこのドングルは必要無いし、私のノートPCはWLAN/Bluetooth基板がついてるので、アダプタみたいなのとか無しでペアリングが出来る。
で、さっき言った通り、作業スペースが狭いのでいちいちマウスパッドとかも置かないんよね。だからどこでも反応するブルーLEDのタイプを選択。
もちろん、3ボタンだと不便なので5ボタン以上で静音クリック、出来れば大き目のマウスがいいなぁとか思ってたらもう選択肢がほぼないんだよね。
このあたりの基準をクリアするマウスとなると、相場は大体3000円前後。私にとってマウスはあくまでもキーボード主体で使う上での補助デバイスなので、高いの買うぐらいなら多少スペック妥協してでも安いやつ買う。
ということで今回妥協したのは大きさと形状。サブ機で使ってるBSMBU500Lぐらいの大きさがよかったんだけど、こんな大きなマウス自体そうそう見つからないので諦めた。
そして、サンワダイレクトショップでMA-GRGBT11を発見。処分品で2480円、送料無料、新規アカウント作成時にメルマガ購読するともらえる500円分のポイントが使えるコンボが成立して1980円で買えることが判明。
形こそ変だけど、手に負担がかからない形なら悪いことはなかろう、ということでこのマウスに決めた。
同じような形、スペックのマウスでLサイズ、静音クリックのやつもあったんだけど、急に値段が倍ぐらいしたので…
ちなみに、MA-ERGB11の手で握る部分を真上にして、サブ機で使ってるBSMBU500Lと比較すると、大きさ的にはほぼ変わりない。(左からMA-ERGB11、BSMBU500L)
これで一般的なマウスのように手首をひねったままの状態ではなく、真っすぐの自然な状態でマウスを握れるなら上等じゃなかろうか。
使用感
Bluetooth機器をあまり使わないのでアレだけど、USBに受信機を接続して使うワイヤレス機器よりも、一旦マウスの電源を落として再度入れた時にカーソルが反応するようになるまでの時間が早い気がする。
最近はBluetoothマウスも一般的になってきたので、今の時代にわざわざUSBに受信機を差すタイプのワイヤレスマウスを買う理由はもう完全になくなったかな、という感じ。
接続がプツプツ切れたり一瞬カーソルが反応しなかったり、ということも現時点で全くなし。良き。
これは完全に主観の話。
サブ機のBSMBU500Lって一般的な固いプラスチックの殻なのよ。で、親指のところだけラバーがついててすべり止め加工になってる感じなんだけど、MA-ERGBT11は何というか、サラサラシリコン加工とでも言いましょうか、携帯ゲーム機とかスマホカバーでサラサラタッチのソフトカバーみたいなやつあるじゃん?あの手触り。
これね、この素材はBBAの敵なんですよ…
ビニール袋とかめくれなくなってきてるBBAは指に油分がないんですよ…
マウスの表面に多少のグリップ力が無いとBBAはマウスをつかめないのです…。つかめないと、位置を変えようと一瞬マウスを持ち上げる時に無駄に力が必要なのです…。Bluetoothマウスということは本体側に電池が入ってるわけで、その分有線マウスよりも重いのです…。私は手を痛めてるのでこのマウスを買ったのです…。グリップしておいてくれないと困るんです…。
まぁこの辺は完全に私個人の事情なので、マウスをずーっと持ってると手汗でべちゃべちゃになってしまう人には大変いい素材だと思うよ。
ただし、指先に力を入れて何かをつまむような動作で痛みを感じる腱鞘炎勢には向かない素材かな…。「手首の疲れを軽減」とか手をいたわる的なポジションで売るマウスならグリップはあった方がよかったと思うぞ…。
何はともあれ、ようやくマウスジプシーが落ち着きそうです。
おしまい