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【ウッ!】各国のジンギスカンを検証してみた!いろんな言語の聴き比べ18選【ハッ!】

dschinghiskhan01 語学
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「ジンギスカン(曲)」って日本でも知名度が高い洋楽の1つだけど、実はコレ、初出はユーロビジョンってご存知でしたかな?

今回は、世界各国でカバーされたジンギスカンを集めて、各言語の語感の違いや、アレンジなどの寸評をしてあそぶ!たのしむ!

ドイツ語

ハイ、これが全ての元凶の元凶です。オリジナルの「ジンギスカン」ね。

1979年のユーロビジョンに西ドイツの代表として登場した「ジンギスカン(バンド)」、最終的に4位で終わったものの、奇抜なパフォーマンスとキャッチーすぎるメロディが謎の中毒性となって欧州全土に広がり、そのまま世界的に大ヒット!

漠然と勘違いしがちだけど、西ドイツのジンギスカン(バンド)が、モンゴルの英雄ジンギスカン(人)について、ドイツ語で歌ったのがジンギスカン(曲)です。

何が困るって、歴史上の人物の名前をバンド名と曲名の両方につけたもんだから、ググるのも大変!

英語

自国の公用語の歌詞でユーロビジョンに参戦しても、英語版もちゃんと用意するのが英語圏以外のユーロビジョン参戦国あるある。ということで、この英語版は本家がリリースした英語版。

まぁ確かに、その言語の音を楽しむのもいいけど、なんとなく何言ってるか知りたいとも思うよね。

ドイツ語に比べると、「un」とか「sch」みたいなドイツ語特有の語感の強さの角が取れてまるくなった気がする。

英語だと「ジンギスカン」は「ゲンギスカン」に近い音になるようです。

日本語

山ほど日本語版のカバーがありすぎてどうしようかと思ったけど、一番アレンジの近そうなものをチョイス。

サビの一部の歌詞は英語からそのまま流用。なんか語感を意識して聴くと、「子音少ないなぁ~」ってなるね。ならない?

「小金をつかむ」のかと思ったら「黄金(こがね)をつかむ」だった。

一番最後の「お前も手をかざせ」の部分、上がって終わらないのねwww

ほんで、ずっと原曲ベースで来てたのに、最後の最後でオリジナルのアウトロを足しちゃう。

以降、メロディの部分を説明したい時は、日本語歌詞で説明します。

韓国語

個人的に、韓国版ってしっくりばっちょんモードのイメージなんだけど、もうちょい原曲にアレンジを寄せたやつがあったので、こっちにしてみた。

若干ベースのメロディで「うん?」となる部分はあっても基本的には違和感ない。それよりも、サビの「一緒に手をかざせ」と「お前も手をかざせ」の部分のコーラスのクセよww

曲の終わり方は原曲と同じく「ウッ!ハッ!ウッ!」で終わる。

モンゴル語

人的本家のモンゴル語版。

全体的に「R」が多い気がする。「R」が強いというよりも、多い。そら「ドルゴルスレン・ダグワドルジ」のようなお名前の人もザラにおるやろうね。

一番最後のサビは上がらないけど、原曲同様 「ウッ!ハッ!ウッ!」で終わる。

中国語(広東語)

中国語版も山ほどカバーがあったんだけど、あえての広東語版を選んでみた。ジャッキーみ強いwww

アレンジ云々の前に、単純に人数少なそう。主張の強いキーボード、ギター1本、ベース、ドラムしか楽器いなくない?

サビの中盤は「一緒に手をかざせー!せー!」ってなるのね。

そして、最後はやっぱり原曲同様 「ウッ!ハッ!ウッ!」。

タイ語

タイ語も割と中国並に語感がビヨンビヨン。弾力すごい。

基本的に原曲に忠実で、最後も「ウッ!ハッ!ウッ!」で終わるけど、若っっっ干クセあるね。

イントロ出だしのジン ジン ジーンギスカーンの後が、
”ヘィッブラーザー ホッブラーザー ナィッスブラーザー ゴーブーラーザー”

みたいな独特のリズムww(伝われ)

ロシア語

ロシアはね、同じく「ジンギスカン(バンド)」がリリースした「めざせモスクワ」の方が人気ありすぎて、「ジンギスカン(曲)」の情報がほとんどない。

唯一見つかったロシア語版が、Amarkhuu BorkhuuとVladimir Devyatovのコラボのやつ。TVの正月特番で一緒に歌っただけかと思ったら、ちゃんとリリース版があった。

Amarkhuuがモンゴル出身でロシアとの二重国籍なので、ふるさとソングなのだろう。(?)

Vladimir Devyatovは、ロシア功労芸術家とロシア人民芸術家のダブル勲章持ちの巨匠らしいってことぐらいしかわからん。割とロシアの音楽イベントとか見てる方やけど、ちょっと存じ上げなかったもんで…。(小声)

最後に謎のラップが登場する以外は実にロシアらしいアレンジで、終わり方も「ウッ!ハッ!ウッ!」。

スペイン語

スペイン語版は、ストリングス主体のオリジナルイントロ。

それよりも、「ジンギスカン」の名前変わっちゃったよ!と思ったら、「sin amor」=愛の無い、というような意味らしく、そもそもジンギスカンについての歌詞ではない様子。

歌詞を見に行くと、フラれて捨てられてやさぐれて、みたいな内容で草。全然ジンギスカン関係ない。

「お前がいなくなって自由な気分だけど心は空っぽだぜ 愛がないからな」みたいな内容をこんな明るく歌うなよwww最後のサビ前めっちゃ陽気アレンジで無駄にカッコいいんやけどww

「ウッ!」「ハッ!」の存在が抹消されているようなので、どうやって終わるのかと思ったら、最後はフェードアウトという初めてのパターン。

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