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【ネタバレあり】F1ファンはこんなところまで見る!映画「RUSH ラッシュ/プライドと友情」あらすじと見どころレビュー

rush01日記
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2013年公開、F1界で語り継がれる永遠のライバル関係を題材にした映画「RUSH ラッシュ/プライドと友情」。F1の映画と言いつつ人間関係の描写が主なので、F1を見たことがない人にもぜひ見てほしい。

ということで、今回はF1ファンも衝撃を受けた「RUSH ラッシュ/プライドと友情」の見どころを解説。

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あらすじ

1970年代のF1世界選手権。

ただ速いだけじゃなく、後方からのスタートでも最終的に優勝するようにいろいろ戦略を駆使して走ることから「コンピューター」と呼ばれたオーストリア人ドライバー、ニキ・ラウダと、レースの才能がなかったらどうしてたんだろうと思うぐらい破天荒でルーズなイギリス人ドライバー、ジェームス・ハントの友情とライバル関係を描いた作品。

性格もドライビングスタイルも全く違う2人だけど、なぜかずっと同じようなキャリアを歩んで一緒に戦い続けてきた一流ドライバーの2人。

最大の激戦となった76年。開催が危ぶまれたウェットレース(雨でサーキットの路面が濡れている状態)の中、ラウダはマシン炎上クラッシュで瀕死の重傷を負った。

そのレース前に行われるドライバーズミーティングで、中止を検討していた運営側に開催を推したのはハント。

事故後、自責の念にかられたり、「友人」ラウダのために奔走するハントや、ハントに憎まれ口を叩いたり叩かれたりしながら新たな未来に進むラウダの様子を描いていく。

じゃ、F1ファンとしてぜひ注目してもらいたい見どころを解説するよー

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キャストが似すぎ問題

これね、F1ファンはみんな初見で笑ったと思う。すごいよこれ。めっっっっっっちゃ本人にそっくりな人揃えてきてるからねコレ。

字幕版で見てもらったらより一層楽しめるよ!

まずは主人公その1、「ニキ・ラウダ」

左が本物で、右がニキ・ラウダを演じたダニエル・ブリュール。2020年公開予定の「キングスマン:ファースト・エージェント」にも出演予定の実力派俳優。

私はブリュールの初見がこの「RUSH」だったんだけど、見た瞬間「えっ!?」って声出たよww

画像のツイートにも書いてあるけど、ラウダも実際にRUSHを初めて鑑賞した時に思わず「いや完全に俺じゃん!」って声を上げたほど。本人もビビる激似っぷり。

いやマジで何回見ても笑うwwwめっちゃ似てるww

しかもブリュールのすごさはこれだけじゃない!仕草からしゃべり方までまさにラウダの「完コピ」、もはやモノマネの状態で映画1本撮ったレベルのクオリティなのだ。

ラウダはオーストリア出身。オーストリアというと母語がドイツ語なんだけど、オーストリアのドイツ語ってイントネーションのクセがすごいんだよね。だから、オーストリア人が英語を話す時は、そのクセの強いオーストリアのイントネーションが残りやすいんだ。

こちらがラウダ本人が話す英語。左はイギリス人F1コメンテイターのマーティン・ブランドル(イギリス英語話者)。何言ってるか聞き取れなくても、ブランドルに比べてラウダのイントネーションが明らかにリズミカルな語尾上がりなのがわかると思うので、そこを気にして聞いてみてほしい。

ブリュールも元々ドイツ語話者ということもあって、オーストリアドイツ語なまりの完全再現に成功。見た目が似てるだけでも割とミラクルなのに、よく母語がドイツ語だったよね。マジで他に適任がいないレベル。

こちらがブリュールが再現したラウダ英語。これホントすごい。ドイツ語なまりの出力調整とか完璧すぎる。ちょっと下から睨む感じで話し出すところとか、仕草的にもめっちゃめちゃ研究したと思うよコレ。

ただ、声はちょっと晩年に寄せちゃった感があるね。笑
似てるは似てるんだけど、当時はもうちょっと高い軽めの声だったような気がする。

ブリュールの素がこちら。声からしゃべり方から全部違う。若干「あー母語はドイツ語なのかな?」ぐらいのクセはあるものの、ニコ・ロズベルグとかセバスチャン・ベッテルっぽい「英語が母語レベルのドイツ語話者」って感じがする。(F1ファンにしか伝わらない)

主人公その2「ジェームス・ハント」

ハント役はあの「マイティ・ソー」、クリス・ヘムズワース

見た目は言うほど似てないけども、瞬間的に「ハント?」って思うぐらいの感じの違和感のなさではある。というか、ハント自体が割と難しいお題だったとは思うよwwそうそういないもんあんな感じの人。

こんなラフな感じとか愛想のいいチャラ~い感じはだいぶそれっぽい。しゃべり方も、すぐ周りの人に聞かせるようにしゃべっちゃう感じとか割と特徴は掴んでると思う。

ちょっと怒られるかもしれないけど、私はラウダ・ハント世代のF1ファンではないので、ハントにしちゃ若干見た目がカッコよすぎたかな、とは思うけどね。笑

ラウダの奥さん「マレーネ・ラウダ」

左がマレーネを演じたアレクサンドラ・マリア・ラナで、右が本物のマレーネ・ラウダ(後に離婚したため、現在はマレーネ・クラウス)

いやほんとよく似たような役者さんがいるよね!

マレーネのトレードマークはこの「たまねぎヘアー」。黒柳徹子もびっくりのオールシーズンたまねぎ。

ハントの奥さん「スージー・ミラー」

_人人人人人人人_
> もはや本人 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

ハントの奥さんすごくない?同じ人だよねこれww
このスージーを演じたオリビア・ワイルド、元モデルであるスージーの派手な感じとかドヤい感じとか完コピ。ハント以上に違和感ない。

ラウダのチームメイト「クレイ・レガッツォーニ」

なんで彼にまで力を入れた?ww

ラウダのフェラーリ入りのキーパーソンとなった元チームメイトのクレイ・レガッツォーニ。

見た目や名前でイタリア人かな?と思うかもしれないけど、レガッツォーニはスイス人。でもイタリア系はイタリア系らしいので、演じたのもイタリア人俳優のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ

ドイツ系のラウダにはドイツ人俳優、イタリア系のレガッツォーニにはイタリア人俳優が似てるってことは、やっぱり欧州各国にも大まかに顔の系統があるんだろうね。

だからオーストラリア人のクリヘムは、イギリス人のハントから若干遠いのでは。笑
すごい広く言えばオーストラリアもイギリス連邦構成国ではあるけどもね。さすがに距離的なアレがホレ。

本家F1実況者「マレー・ウォーカー」

F1発祥のイギリスには名物実況者がいましてね。マレー・ウォーカーって言うんですけど。

この人、30年以上イギリスのF1実況を務めてたすごい人。F1ドライバーからも実況のアイコン的存在と呼ばれている。

このマレー・ウォーカー、独特のしゃべりというか、日本で言う「古館実況」みたいな名人芸しゃべりでおなじみだったんだけど、それをRUSHで再現したのがジャーナリストのサイモン・タイラー

このちょいちょい聞こえてくる実況がタイラー。

クレジットで「マレー・ウォーカー」とは出てなくて、ただの「イギリス人レース実況者」としての出演なんだけど、「イギリス人レース実況者」って事実上1人みたいなもんだから、しゃべり方をマレー・ウォーカーに寄せたんだろうね。

声のトーンとかテンションの高さとかかなりそれっぽい。

こちらが本物のマレー・ウォーカーの実況。シーンは違うものの、トーンやしゃべり方はほぼ同じ。

【ネタバレ注意】映画とリアルの比較

1回映画を見た人はすんごい楽しめると思うよ。

こんなシーン、マジであったんだ!とか炎上クラッシュのCGとか、かなり当時映像に忠実に作ったんだなってわかる。

F1で何かあるとその時の中継のシーンが何度も使われるので、F1ファンは映像きっかけで、どれが何年に起きたなんなのかを思い出すんだよね。

だから、下手に他の角度からの映像にされると「創作感」がものすごい出ちゃうので、それを出さないように出来るだけリアルを追求したんだと思う。

これはマジで「半ドキュメント」レベルで現実に近い。ラウダ本人も「8割合ってる」って言ってたぐらいだからね。

あ、ちなみに、激闘の76年の世界王者決定の地は「日本」だよ。この年の日本グランプリは鈴鹿サーキットではなく富士スピードウェイ。
なんと、日本でF1のTV中継が始まる10年以上前に、ラウダとハントが日本で激闘を繰り広げていたのだ!(このタイミングで言う)

【ネタバレ注意】続きが見たい

これね、物語のスタートはF3(F1にステップアップする為の登竜門的選手権)からなんだけど、だいぶ手前から始めたなー、とは思った。

ラウダvsハントだからそりゃそうなんだけど、結果的にラウダはハントの1.5倍ぐらいキャリアが長かったので、ラウダのドライバー人生の残り1/3ぐらいはRUSHで描かれてないんだよね。

70年代まではハントと激闘を繰り広げたラウダだけど、80年代はプロストとやりあってたんだ。ということで、これの続編としてラウダvsプロストが見たい。笑

ラウダがF1に復帰してからのストーリーで、プロストはまだ粗削りの勢いある若手。84年のシーズンも、ウェットレースによる変則ポイントが最終的なチャンピオン決定に大きな影響を与えたわけだから、こっちもこっちでかなりのドラマ性はある。

そして、その84年シーズンをきっかけに、プロストのドライビングスタイルが変わり、「コンピューター」ラウダを見て経験を積んだプロストは、後に「プロフェッサー」と呼ばれるようになって、あのアイルトン・セナの前に立ちはだかる。

ここまで来たら3作目いるよね。セナプロ対決やらなきゃいかんよね。笑

結論:RUSHの続編のネタには事欠かない

おしまい

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