ユーロビジョン・ソング・コンテスト2006のルーマニア代表、ミハイ・トライスタリウ(Mihai Trăistariu)の声や歌い方が大好きで、「もっと知りたい!」と思って彼についての情報をググりまくったら、なんか迷走してたのでまとめてご紹介。
ユーロビジョンでの高評価
決してユーロビジョン強豪国とは言えないルーマニアは、一番結果のよかった年でも2005年、2010年の3位止まりで、未だ優勝経験もない。
そんな歴代ルーマニア代表の中で、この2つに次ぐ4位という結果を出したミハイ・トライスタリウ。
2015年頃にこの映像を見て声量と歌唱力に食いつき、彼の歌ってる映像を探しまくったのが始まりだった。
触れ込みがヤバい
ユーロビジョンでもハイトーンボイスを披露していたが、どうやら彼は「5オクターブの声域を持つ男性シンガー」という触れ込みで知られているらしい。
公式YouTubeチャンネルが配信している動画の概要欄によると、TV番組の企画で専門家のテストを受け、ギネスにも認定されたとあるね。
もはや何を歌えばこの半端ない歌唱力と声量が伝わるかわかってるんよ彼は。
ホイットニー・ヒューストンのI will always love you。ド迫力。
割と何でも引き受けちゃう
そんな類稀なる彼の声域で遊んでしまうのがTV番組。どこの国も変わりませんな。
題して!「ミハイ・トライスタリウのハイトーンボイスでグラスを割ることは出来るのか」チャレンジー!!!!!
はぁ~キテレツな企画ですねぇ~()
結果がどうなったかは動画をご覧ください。(※超音波注意)
結構なツイ廃
さて、「MIHAI」名義でも活動する彼の動向は主にSNSで追うんだけど、メインはTwitter、Facebook、Instagram、その他Tik TokやSnapchatなどめっちゃあって、もちろんYouTubeもある。とにかく全体的に結構な投稿ペースなので、とてもじゃないけど毎日追えない()
連動させて同じ投稿を各SNSに放ってるわけじゃないんよ。ちょっとずつ内容違うし、Twitterにしか上がってないとかFBにしか上がってないとかまばらなので、これ全部見るのはほんま無理。
字数と使い勝手の都合なのか、一番投稿ペースが多いのはFBかな…。たぶん基本的にここが情報発信のスタートだと思う。
FBにアップして、文字数の都合でスクショとかにしたのをTwitterにアップしたり、自分で撮った画像をメインで載せたければインスタにアップしてる感じ。わからんけど。
何が困るって、文章をスクショにされちゃうと翻訳機使えんので、何書いてるか全然わからんのよね…。これも足が遠のいてしまう一因。むずいね。
美容に目覚める
彼の初見はユーロビジョン2006なので、外見の印象はコレなんですよ↓
実際にユーロビジョンで歌ってた時の画像でもこんな感じ↓
ね、「Mihai Trăistariu」っつったら欧州全域のユーロビジョンファンがコレを想像するはず。
それがなんと、2021年になったらこんな感じに↓
原型が行方不明。
何がどうなったのか、ここにたどり着くまでの軌跡を追ってみよう。
バキバキに鍛えてしまう
元々割と小柄で華奢だったミハイ。何が気になったのか、突然バキバキに鍛え始めた。
腕回りすごいね…!
薄毛治療を決行する
そして2013年頃にルーマニア全土をざわつかせたのがこちら。
トルコで薄毛治療(ヘアインプラント)を受けたそうで。
この治療がまた壮絶だったらしく、術後しばらくは痛みやら火傷がつらかったみたい…
どういう治療法なのか詳細がわからないのでアレだけど、2000~4000本ぐらいを植毛し、おでこの前の方は火傷のようになってしまった、という投稿を当時見た。(2016年頃に見た投稿なんかもう埋もれ切ってて見つけられなかった)
これたぶん当時見た画像と同じだと思う。かさぶたのようになっているところが火傷的な感じになってしまったところ。痛々しい…
エステにも行く
お肌のお手入れもしっかり気を遣うミハイ。定期的にエステにも通います。
脱いじゃう
いろいろ美を追求して美しくなったら脱いでしまうのが人の性。
この人、仕事じゃない日はほぼ半裸なんじゃなかろうか。
…まぁここまではわかる。
なななんと、彼は「OnlyFans」というSNSにも公式アカウントを持ってるんすよ。
OnlyFansはググってもらったらわかるけども、アダルトコンテンツでマネタイズできるSNSだそうで。(まぁOnlyFans自体が今後アダルトコンテンツを禁止する方向になってるらしいけども)
どうやらそこではヌードも披露しているらしい…。
彼はどの方向に向かってるのか…(困惑)
加工アプリ大好き
原型なくなった一番の原因はコレよね。
盛るの大好き。加工アプリが流行るととにかく一通り遊ぶ。
個人的には、骨格変わるレベルに加工するのは好きじゃないのでアレだけど、インスタで膨大にアップされる自撮りはほぼ全部加工済み。
どうしてこうなった…
もっと本業の方を知ってほしい
そもそも日本での知名度ほぼないのに、こんな記事書いておいてアレなんだけど、本来知ってほしいのは本業の歌唱力の方なんよ!!(力説)
実は、ミハイの迷走っぷりを知ったのは、2016年のユーロビジョン ルーマニア国内予選がきっかけだった。
2015年に初めてユーロビジョンの決勝をリアルタイムで見て、そっからいろいろ聴き始めて2006年のミハイを気に入り、1年後に彼が10年振りにユーロビジョン代表に挑戦するってことで、すっごいテンション上がってたんよ。
で、アレコレ事前情報を調べてたら、だんだんと「なんやこの人…」ってなって。(困惑)
まぁキャラクターこそ割と謎タイプだけど、この声と歌唱力は本当に好きなので、もう1回ユーロビジョンの決勝で見たい。
先ほどのParadisio(2016年参戦曲)は、曲がコスモ感強すぎて(?)国内予選突破厳しそうだな、とは思ったけども、タイミングよく曲に恵まれさえすれば絶対もう一度代表行ける。
ということで、2016年以降、2019年まで4年連続で国内予選に参戦していた。
個人的にはこの2019年の参戦曲「Baya」が一番可能性あったと思ったんだけど、エントリー後に出場を辞退してしまっていたらしい。
どうやら、途中でルーマニア国内予選の審査員票がなんかフェアじゃないって感じたらしく、敗者復活のアーティスト(もしくは制度自体?)に納得がいかなくて撤退してしまったようだ。
ルーマニア国内事情はわからんけど、Bayaは2016年以降で一番戦えた曲だと思うので大変もったいない。(ちなみに2019年のルーマニアはユーロビジョン予選落ち)
この曲結構良くない?イスラエルとかギリシャ、アゼルバイジャンあたりが出してきそうな陽気さ。
おすすめ曲まとめ
プレイリストにまとめたので、興味のある人は聴いてみてね。
持ち歌でのおすすめはこの辺↓
過去のユーロビジョン優勝曲のカバーも歌ってるよ↓
Rise like a Phoenixあたりはマジ圧巻なので聴いてみて(一瞬、声が行方不明になるけども)
あとね、TVの企画とかでも割と有名どころのカバーとかやってるのよ。
まず、ルーマニア語のThriller初めて聴いたよね。(そこ?)
なんかイマイチ演出が垢抜けてないのは、ミハイのせいじゃなくてルーマニアのポテンシャルの問題だから!!声聴いて声!!かぶせあるけど生歌だから!アレだったら映像は見んでええから!
じゃ、最後は2002年になぜか日本語の歌詞でリリースされた「Oshierare jozu」をご紹介して終わりましょう。
「教えられ上手」ってなんやろね。怖いもの見たさの人はぜひ聴いてって。すっごい不思議空間だから()
ハモる部分は上のパート、そして2番を主に歌ってるのがミハイです(当時はValahiaというデュオで活動していた)。ミハイの声で日本語の語感は違和感しかないね。彼の声はルーマニア語話者だからこそカッコよく聞こえるんやな。
いろいろ気になることはあるけども、誰が作詞したんやろなこれ…。当時のルーマニアが考えるJ-POPのイメージがコレやったんかな…(困惑)