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🇺🇸 American Song Contest 2022 予選まとめ

asc2022_01日記
この記事は約23分で読めます。

2022年、ついにアメリカ版Eurovision初開催が決定しました。

せっかく本家Eurovisionの各国国内予選を追ってきたので、この際アメリカもやるよ。まとめるよ。

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本家Eurovisionとの相違点とレギュレーション

American Song Contest (以下「ASC」)は、アメリカ大陸の国別対抗戦ではなく、アメリカ国内の州別対抗歌合戦。

Christer BjörkmanとAnders Lenhoffがプロデュースする、アメリカ版Eurovisionという位置づけらしい。

このChrister Björkmanさんはアレよ。2021年までスウェーデン国内予選「Melodifestivalen」のホストを長年務め、自身も1992年にスウェーデン代表としてEurovision参戦経験がある歌手兼プロデューサー。

本家Eurovisionの運営にも携わる、スウェーデン音楽界の大御所です。

Eurovisionから受け継がれたシステムと、新たにアメリカに合わせたシステムがあるようなので、まず最初にレギュレーションの確認をしておこう。

基本的な構成はほぼ同じ

本家Eurovisionでは、パフォーマンスの前に「ポストカード」と呼ばれるご紹介映像が流れるんだけど、これはASCでも引き継がれるんだって。

投票システムも、審査員票と一般票の割合が50%ずつで同じ。12pt制で、もちろん自分の州への投票は不可。最年少参加資格は16歳。

まぁ本当に基本的なことは同じっぽいね。

アメリカ独自のレギュレーション

まず、州別対抗の時点で代表者の数が50組(!)なんだけど、ここからさらに5つの海外領土と首都ワシントン代表が参加するので、全部で56組だってよ…56組…

それに伴ってEurovisionから大きく変更された部分が曲の長さ。Eurovisionは大体3分なんだけど、ASCでは2分45秒程度だって。本家より15秒短い設定。

微々たるものだけど、なんせ56組だからね。決勝の時点で何組に絞るのかわからんけど、規模が大きいので少しでも時短を。

その代わりと言っちゃアレだけど、Eurovisionの1組6人までしかステージに上がれないという制限は解除されています。

なので、大量のダンサーを連れてっても大丈夫。

投票関連の話だと、各州の審査員は1人ずつになるみたいよ。

地味な部分なのであんまり気にして見てないかもしれんけど、Eurovisionの審査員は各国5人ぐらいずつ選抜されて、各々の審査員がつけた点数の合計がその国の審査員票として発表されてるんよ。

ASCでは、各州の代表1人に一任されるということで、その人の好みが運要素になってくるっぽいよね。

そして一般票の投票方法は、NBCアプリ投票、オンライン投票、TikTok投票の3パターンから構成されるらしいよ。で、毎週予選が放送される月曜日から水曜日までで投票を行って、次回の予選時に結果発表だって。ようわからんけど。(ちゃんと読んでから書け)

段取りはどうなるのか

なんせ56組なので、予選3回→セミファイナル→決勝らしいんだけど、まだ詳細がよくわからんのよね。

あ、そうそう!12pt制とは書いたけど、まだどういう割り振りになるかは不明なんよ。

Eurovisionであれば、上から良かった順に12pt、10pt、8pt、7pt、6pt、5pt、4pt、3pt、2pt、1ptと割り振っていくんだけど、運営側としては「これを56回分やる?!」ってなったらしく、なんかまだ別のシステムにするか検討してるとかしてないとか。

まぁ詳細わかったらいろいろ書き直します。たぶん。

The Qualifiers Premiere

5週に渡ってThe Qualifiers Premiereが開催され、毎週11の州と地域から4枠に絞るみたい。

Week 1

通し映像はこちら↓

もうとにかく数多いのでササっと感想を一言ずつ。

  1. ミネソタ州:Yam Haus – Ready To Go
    想像以上に高い位置から入ってきた。全然嫌いじゃないけどあんまり特徴はないかな。系統的には薄っっっすらTHE HIGH-LOWSの影がチラつく感じ。
  2. オクラホマ州:AleXa – Wonderland
    え、これマジでちゃんと全部歌ってる?ほぼかぶせか口パクくない?こんだけ動いててこの歌唱力ならヤバくない?曲的にはセルビアと仲良くなれそうなやつ。
  3. アーカンソー州:Kelsey Lamb – Never Like This
    日向ぼっこみたいな曲。あんまり歌はうまくないかな…ド緊張なのかも。
  4. インディアナ州:UG skywalkin – Love In My City (feat. Maxie)
    めっちゃイメージ通りのアメリカww 人数多いなw 都会のB系の店頭で流れてそうなラップのやつ。ノー知識すぎて説明が出来ない…
  5. プエルトリコ:Christian Pagán – Loko
    カリブみあっていいね!もうちょいガツンとあってもいいよ!
  6. コネチカット州:Michael Bolton – Beautiful World
    情勢的にめっちゃ言いづらいけど、まさかのАлександр Маршал出てきたかと思った。(知名度皆無そう)
    あんまり声出なそうと思いきやだいぶ出るねこの人。曲調的にもEurovisionっぽい。
  7. アイオワ州:Alisabeth Von Presley – Wonder
    どの角度から見てもアメリカっぽい。いろいろとアメリカの雑さが出てしまった感じの大衆ポップ的な。(言い方)
  8. ウィスコンシン州:Jake’O – Feel Your Own
    結構トラディショナルなアメリカンポップじゃないでしょうかね。正統系譜をたどってきた感じのレトロアメリカン。
  9. ミシシッピ州:Keyone Starr – Fire
    よっしゃ行くぞ!飛ぶぞ!と思わせておいてしゃがむタイプのファンクロック系みたいな。
  10. ワイオミング州:Ryan Charles – New Boot Goofin’
    絶対アメリカ以外でもある光景だと思うけど、ブラックライトで蛍光色がピカピカしてるとめっちゃアメリカっぽいよね。Eurovisionではまず見ないタイプのクラブノリなやつ。
  11. ロードアイランド州:Hueston – Held On Too Long
    魔法陣で召喚された感じの聴かせる系。まぁパワーバラードなので…

順不同ですが、サッと聴く用のSpotifyが用意されてたので、お忙しい人はこちらでどうぞ↓

Week 1 結果

セミ進出はこちらの4組!

画像ちっさくてすいませんね…こちら↓の4組です!

  • ロードアイランド州:Hueston (登場順11)
  • コネチカット州:Michael Bolton (登場順6)
  • オクラホマ州:AleXa (登場順2)
  • プエルトリコ:Christian Pagán (登場順5)

やっぱアメリカっぽい曲よりも、Eurovisionっぽい曲の方が残るのね!

Week 2

通し映像はこちら↓

2週目もササっと感想だけ。

  1. オレゴン州:courtship. – Million Dollar Smoothies
    これはww2021年ドイツのテイストやんw 目玉焼きのおふとんかわいいな。
  2. ニューヨーク:ENISA – Green Light
    バルカン系。ほど良いアメリカ具合でセミも行けると思うけど、やっぱASCは全体的にかぶせが大きい気がする。ちょいちょい「歌ってなくない?」ってなる。
  3. ネブラスカ州:Jocelyn – Never Alone
    令和によみがえったアメリカのイルカ。いや動物の話じゃなくて、なごり雪の方。ちなみにファルセットはめちゃ不安定。
  4. ヴァージン諸島:Cruz Rock – Celebrando
    カリブどころかめっちゃ南米ww むしろカリブ勢の方がええなぁ。歌はうまくないけども。(直球)
  5. ケンタッキー州:Jordan Smith – Sparrow
    パワーバラード勢。Eurovisionにいる系統の曲ではある。終盤のステージングとお客さんのリアクションがとてもアメリカ。
  6. ノースダコタ州:Chloe Fredericks – Can’t Make You Love Me
    ロックテイストで嫌いじゃないけど後ろ体重すぎるような。もうちょいガッ!!とこう、こうグッ!!っていうホレ。
  7. モンタナ州:Jonah Prill – Fire it Up
    マルボロのCMみたいなステージング。いやこれはたぶん欧州でも受け入れられやすいと思うぞ。このままEurovision持ってったら「アメリカ!」って盛り上がるやつだと思う。ライトなさわやかポップでこの出で立ち、絵に描いたようなアメリカンアクセントがすっごいちょうどいい。
  8. カンザス州:Broderick Jones – Tell Me
    出だしのテイストはよかったんやけどな~~!北欧系の曲かと思ったらサビでアメリカが我慢できなくなったなぁ~~!悪くはない!悪くはないぞ!
  9. ヴァージニア州:Almira Zaky – Over You
    R&B的な。なんかいきなりスタミナ切れしたぞ。そもそもあんまり声量ある方ではないんやろな。
  10. メイン州:King Kyote – Get Out Alive
    コヨーテと言いつつ、狼よりは熊の人。ええ声してらっしゃるとは思うよ。なんやろな、コーラスもこの人も突発的に不安定になる時あるね。
  11. オハイオ州:Macy Gray – Every Night
    ソウルファンク界のベテランみたいな感じ。個人的に馴染みなさ過ぎて楽しみ方がよくわからない…

サッと聴く用Spotifyはこちら↓

Week 2 結果

セミ進出はこちらの4組!

  • ケンタッキー州:Jordan Smith (登場順5)
  • ノースダコタ州:Chloe Fredericks (登場順6)
  • モンタナ州:Jonah Prill (登場順7)
  • カンザス州:Broderick Jones (登場順8)

そやろ!!モンタナ州は絶対受けいいと思った!こういう外国が想像するアメリカみたいなのは受けいいよやっぱ!

ヴァージン諸島落とされたのが残念やなぁ…もうちょい歌うまければなぁ…

Week 3

通し映像はこちら↓

ハイ3週目!今週は12組!

  1. テキサス州:Grant Knoche – Mr. Independent
    ほぼかぶせっぽい…。こんだけ動くのでしょうがないんでしょうけども。ポップの割に抑揚があんまりないかな。
  2. ルイジアナ州:Brittany Pfantz – Now You Do
    ブルガリアとかモンテネグロぐらいがやりそう。(微妙なところを突く)
  3. テネシー州:Tyler Braden – Seventeen
    アメリカンノスタルジー。
  4. ニュージャージー州:Brooke Alexx – I Don’t Take Pictures Anymore
    日本人なので、おふとんの上では靴を脱いでほしい。(真顔)
    サビがAメロみたいな曲。抑揚ない系ポップがトレンドなのかな。
  5. アラバマ州:Ni/Co – The Difference
    客が終始うるさいww エストニアとかデンマークぐらいがたまに出してくるような世界観作る系男女デュオ。
  6. フロリダ州:Ale Zabala – Flirt
    かぶせ系。たぶんかぶせなかったらだいぶ歌唱力ヤバい。ティーン系ラテンポップみたいな曲調。
  7. アラスカ州:Jewel – The Story
    出で立ちはとてもアメリカ。あーこれはいけるんじゃないかな。Eurovisionにありそうなカントリーポップみたいな感じ。なんかスウェーデンにイタリアをねじ込んだような。
  8. 南カリフォルニア州:Jesse LeProtti – Not Alone
    スウェーデン系R&Bシンセポップみたいな。(なにそれ)
    声がスウェーデンなのかな。もうちょいガツンとあってもいいよ!全然悪くはないけども!
  9. サウスダコタ州:Judd Hoos – Bad Girl
    だいぶ明るめの曲調なのにすっごい下の方でゴニョゴニョしてる。なんだ?全体的に声が異様に小さい気がする。声質は好きな系統なんだけどなぁ。とにかく声小さい…
  10. デラウェア州:Nitro Nitra – Train
    カッコいいなオイ!!007で言うShirley BasseyとかTina Turner系。
  11. 北マリアナ諸島:Sabyi – Sunsets and Seaturtles
    ステージング通り、タイトル通り夕方のビーチサウンド。驚くほど歌はうまくないけど、かぶせ使わずまともに生歌で勝負しにきた潔さはとても好感度持てる。
  12. コロラド州:Riker Lynch – Feel the Love
    カリブ勢よりよっぽどカリブっぽい!悪くないすよ!一昔前はEurovisionのラテン勢がちゃんとこういうの出してた。

サッと聴く用Spotifyはこちら↓

Week 3 結果

セミ進出はこちらの4組!

  • テキサス州:Grant Knoche (登場順1)
  • テネシー州:Tyler Braden (登場順3)
  • アラバマ州:Ni/Co (登場順5)
  • コロラド州:Riker Lynch (登場順12)

コロラド残った!!やっぱラテン系は一定の需要あるな!

その一方でデラウェアが落とされたのが残念…カッコよかったと思ったんやけどな…アラスカも落ちたか…

Week 4

通し映像はこちら↓

んじゃ今週の11組ね。

  1. ニューハンプシャー州:MARi – Fly
    なんか勝手にR&B系の人かな?って思ってたけどとても王道ポップ。本当にユーロポップ、という感じ。結構な息切れ。
  2. ネバダ州:Crystal Method – Watch Me Now
    割と正統派なロックなんじゃなかろうか。むしろメタルかね?アレよ、日本で言うGLAYみたいなスーツ着てロック系歌うタイプのやつ。
  3. ユタ州:Savannah Keyes – Sad Girl
    ブルガリアっぽい。ちょいノスタルジーなスローポップ。
  4. ワシントンD.C.:NËITHER – I Like It
    いやーサビ手前まではスウェーデンっぽくてだいぶ印象よかったぞ!サビでガッていくかと思ったら急に体育座りしたかのような趣。
  5. マサチューセッツ州:Jared Lee – Shameless
    間違いなく北欧の国内予選に馴染むタイプ。方向は合ってるぞ!(?)
  6. ジョージア州:Stela Cole – DIY
    今週初めてガッツリアメリカなR&B系。相当音程取りづらそうな曲。
  7. ハワイ:Bronson Varde – 4 You
    レゲエポップみたいな。なんて言うのこのジャンル。キャラ的には日本でいう沖縄のポジションっぽい。
  8. ウェストバージニア州:Alexis Cunningham – Working on a Miracle
    悪くはないぞ!ちょいレトロ系ポップ。ほんのちょっとだけ。近年で言うとアイルランドとかバルト3国ぐらいが出してきそうな軽めのやつ。
  9. アリゾナ州:Las Maris – De La Finikera
    メキシカンツインズだそうで、めっちゃメキシコ。メキシカンカントリー。大騒ぎ系のメキシコじゃなくて、寝る前のメキシコ。
  10. ペンシルバニア州:Bri Steves – Plenty Love
    なんかあるよねこういうの!急に話始めるタイプのやつ!急に昔話始める感じのこの曲調の感じ!後半めっちゃラップ始まったけども。
  11. ワシントン州:Allen Stone – A Bit of Both
    ご紹介映像の出で立ちでてっきりクセつよかと思ったけどとんでもない!今日イチというかこれまでで一番の歌唱力や!これはエグい!!めっちゃ後ろ体重のドヤ~い曲。いやこれは間違いなく予選突破。もう曲関係なく歌唱力だけでいけるレベル。

サッと聴く用Spotify↓

Week 4 結果

セミ進出はこちらの4組!

  • ワシントン州:Allen Stone (登場順11)
  • ジョージア州:Stela Cole (登場順6)
  • マサチューセッツ州:Jared Lee (登場順5)
  • ニューハンプシャー州:MARi (登場順1)

まぁワシントン州はもう余裕の通過やろね。歌唱力すごかったもんよ。

あとはやっぱりヨーロッパっぽい曲の方が戦闘力あるね。ジョージアだけがアメリカアメリカしたやつなので、ヨーロッパ系の曲もしくはステレオタイプレベルのアメリカっぽいやつが受けるのかな。

Week 5

通し映像はこちら↓

ついに最後の11組!

  1. イリノイ州:Justin Jesso – Lifelines
    微妙にノスタルジーでいいすよ!こういうアメリカなやつは割と好き。ピアノは大事に扱ってね。
  2. カリフォルニア州:Sweet Taboo – Keys to the Kingdom
    2021年のEurovisionで言うと完全にセルビア。途中にラップ挟むあたりがとてもアメリカ。
  3. アイダホ州:Andrew Sheppard – Steady MACHINE
    びみょ~~~~に歌唱力怪しいな。カントリーとかレトロというよりは、「一昔前」という感じ。
  4. ニューメキシコ州:Khalisol – Drop
    裏の路地のインポートの服屋さんでかかってる感じのブラックなノリのやつ。
  5. ミズーリ州:HALIE – Better Things
    欧州系。リトアニアぐらいがやりそうかな。ちょっと張り切ったらすぐ歌唱力が不安定に。
  6. アメリカ領サモア:Tenelle – Full Circle
    ガッツリエスニックと思いきやそうでもないぞ。後半はほぼかぶせで乗り切る。曲悪くないんやけどな。
  7. ノースカロライナ州:John Morgan – Right in the Middle
    あーこれは好きかも!アメリカのいいところが出たよ!って感じのスローポップというか。ゆるゆるしましょうや、みたいな曲。
  8. バーモント州:Josh Panda – Rollercoaster
    サビめっちゃつかまれるコレ!ww
    AメロBメロは口数多いゴニョゴニョした感じだけど、ガツンとしたサビとはコレ!みたいな構成で大変好感持てるぞ。フォーゥ!……フォーゥ!!(2回目)
  9. グアム:Jason J. – Midnight
    今週の沖縄枠。太平洋の島民勢はどうもサンセット系の曲やなぁ。
  10. ミシガン州:Ada LeAnn – Natalie
    BIG 5の国内予選にいそう。(若干の語弊)
    なんだろう、ふ、普通…
  11. メリーランド州:Sisqo – It’s Up
    Michael Jackson大好きそう。いやこれは絶対全かぶせやわ。最後のロングトーンだけちょっと声出した程度だと思う。完全なダンス全振り系。

サッと聴く用Spotify↓

Week 5 結果と敗者復活

セミ進出はこちらの4組!

  • ミシガン州:Ada LeAnn (登場順10)
  • アメリカ領サモア:Tenelle (登場順6)
  • カリフォルニア州:Sweet Taboo (登場順2)
  • ノースカロライナ州:John Morgan (登場順7)

バーモントが落とされただと…!?えぇ…これだいぶ気に入ってたんやけどな…

そして、敗者復活はこちらの2組!

  • ワイオミング州:Ryan Charles (Week 1 登場順10)
  • ニューヨーク州:ENISA (Week 2 登場順2)

ワイオミング!?ま、まぁ確かに絵に描いたような「アメリカ!」みたいな曲よりEurovisionにいそうな曲の方が全体的に強かったもんね。欧州系以外を推してた層の受け皿的なアレかな。

ニューヨークはわからんでもない。かぶせ多いだけでバルカン系統だったし。

Semifinals

やっとこさのセミファイナル!

毎週割とEurovisionにいそうな曲が選ばれたおかげで、セミから見始めたらあんまり違和感ないかもしれんww

ということで、2回に分けて行われたセミファイナルの様子をまとめるよ。

Semifinal 1

通し映像はこちら↓

The Qualifiers Premiereの最初の方に登場してるやつは久々すぎて思い出せないやつもある。(小声)

  1. ケンタッキー州:Jordan Smith – Sparrow
    正統派歌唱力ガチ勢パワーバラード
  2. コロラド州:Riker Lynch – Feel the Love
    あーこれ確かによかったやつ!ガッツリのラテンポップだけど、Aメロとかちょっと古き良きシティポップっぽい感じがチラつく部分もあっていいな!
  3. ニューハンプシャー州:MARi – Fly
    衣装こんなんだったかな。曲はEurovisionにいそうで全然悪くないんだけどとにかく体力ないんよねこの人。もうちょい体力あればいろいろ安定してもっと良くなりそうなんだけども。
  4. ワシントン州:Allen Stone – A Bit of Both
    でた!!この人はマジで歌唱力がヤバい。うまいこと説明出来ないけど、アメリカンじゃないと格好がつかない歌のうまさ。確かにケンタッキー州とかも正統派で歌うまいのはわかるんだけどタイプが違うというか、軽く振ってるのにホームラン打てるタイプ。(何の話)
  5. アラバマ州:Ni/Co – The Difference
    あーアラバマ世界観ね。エストニアとかブルガリアとかベルギーぐらいがやりそうなほわ~っとした世界観。
  6. ワイオミング州:Ryan Charles – New Boot Goofin’
    毛色が違すぎるwww
    すっっっっごいアメリカww何をどう見てもアメリカwww盛り上がり方がわからない(小声)
  7. ロードアイランド州:Hueston – Held On Too Long
    登場順もうちょいなんとかならんかったかねww
    アラバマ→ワイオミングからのコレはギャップが右往左往しとるわ。
  8. モンタナ州:Jonah Prill – Fire it Up
    あ、コレもよかったやつや!!こういうお国柄出したやつはだいぶ受け入れられやすい。衣装から曲調から他国が想像するアメリカでとても良いよ。
  9. ミシガン州:Ada LeAnn – Natalie
    まぁ若干Eurovisionっぽい曲ではあるけども、個人的にはなんというか、そ、そうでもないかな…
  10. マサチューセッツ州:Jared Lee – Shameless
    炎のランナー in 北欧みたいな曲。もうちょいガッと押してくれてもええんやで(?)
  11. オクラホマ州:AleXa – Wonderland
    アジア系が子供っぽいって言われる理由がわかる気がするというか、アジア系の需要はこの方向なんだろうな。とりあえずアメリカ版「Eurovision」と銘打ってる以上、生歌で勝負してほしいのでなんとも…。

セミ1回目が終わった時点で、審査員票枠の決勝進出者を発表。

審査員枠の決勝進出者は、

ワシントン州代表 Allen Stone!!

そやろな!格が違ったもんよ!

Semifinal 2

通し映像はこちら↓

例によって割と覚えてないのもありそう…

  1. プエルトリコ:Christian Pagán – Loko
    あーこのガッツリカリブのやつね!こんなバイクで登場だったっけ?
  2. ノースカロライナ州:John Morgan – Right in the Middle
    割と正統派のノスタルジー。この人も歌うまかったね。
  3. カンザス州:Broderick Jones – Tell Me
    これ初見の時も北欧系と思って期待したやつやww
  4. ニューヨーク州:ENISA – Green Light
    好き系だけどほとんどかぶせなんよな…
  5. ノースダコタ州:Chloe Fredericks – Can’t Make You Love Me
    不穏ドヤ系。初めて聞いた気がする。(そんなわけない)
  6. コネチカット州:Michael Bolton – Beautiful World
    Александр Маршалの人やww いやこれ悪くなかったよ!
  7. テキサス州:Grant Knoche – Mr. Independent
    こんなKylie MinogueのMiss a Thingみたいなサビだったかね。スロベニア国内予選でも同じようなこと書いたけども。
  8. カリフォルニア州:Sweet Taboo – Keys to the Kingdom
    客のフォーゥ!!がすっごいうるさい。ボンボンボーン! ダンダンダーン!
  9. テネシー州:Tyler Braden – Seventeen
    BIG 5の国内予選にいそうなノスタルジー。歌はうまい。
  10. ジョージア州:Stela Cole – DIY
    ああああああこれ覚えてるわ!!かぶせはあるけど、たぶんなくても割と安定してたと思うだけに生歌勝負で聴きたかった。
  11. アメリカ領サモア:Tenelle – Full Circle
    桂銀淑さんとか杏子さんみたいなハスキー声は割と好きです。(唐突)

セミ2回目も終わった時点で、審査員票枠の決勝進出者を発表。

審査員枠の決勝進出者は、

テネシー州代表 Tyler Braden!!

んんん確かに歌はうまかったけども!

決勝進出者発表

Semi 1からの決勝進出者はSemi 2の冒頭で発表があったけど、決勝前にSemi 2からの決勝進出者の発表もあったので改めてまとめておきます。

審査員票枠で決勝進出を決めたワシントン州とテネシー州、そして一般票から選ばれた全決勝進出者がこちら!

  • ワシントン州:Allen Stone – A Bit of Both (Semi 1 登場順4)
  • オクラホマ州:AleXa – Wonderland (Semi 1 登場順11)
  • コロラド州: Riker Lynch – Feel the Love (Semi 1 登場順2)
  • ケンタッキー州:Jordan Smith – Sparrow (Semi 1 登場順1)
  • アラバマ州:Ni/Co – The Difference (Semi 1 登場順5)
  • テネシー州:Tyler Braden – Seventeen (Semi 2 登場順9)
  • コネチカット州:Michael Bolton – Beautiful World (Semi 2 登場順6)
  • ノースダコタ州:Chloe Fredericks – Can’t Make You Love Me (Semi 2 登場順5)
  • テキサス州:Grant Knoche – Mr. Independent (Semi 2 登場順7)
  • アメリカ領サモア:Tenelle – Full Circle (Semi 2 登場順11)

ということで、決勝戦の模様は別記事でまとめます。

予選の全体的な感想

ようやく全予選が終了。実質予備予選からだったので割と長かった…

運営含めて相当な手探り感はあれど、初回にしては特に問題なく進んだんじゃないかな。

そして、Semifinalで一つ注目したいのがこちら↓

左がSemi 1、右がSemi 2の審査員票の結果ね。

Semi 2の方がわかりやすいけども、曲調の良し悪しは置いといて、The Qualifiers Premiereから通算で1回は「歌うまい」って感想を残したテネシー州、コネチカット州、ノースカロライナ州はトップ5入りで、「口パク」もしくは「かぶせ」って書いたニューヨーク、テキサス、ジョージアは評価低いんよ。

Semi 1も「歌うまい」って書いたケンタッキー州、ワシントン州、ロードアイランド州がトップ3、「かぶせ」って書いたオクラホマ州は5位には入ってるけど、たぶん一般票の反応からしたら審査員は結構低めの評価だと思う。

ということは、やっぱ審査員は基本的にオリジナルのEurovisionのレギュレーションを重視してるんじゃないかね。「生歌で歌のうまい人を選ぶ」というわかりやすい方針が見えた気がする。

だから何だというアレではあるけど、今後はちょっとこの辺のレギュレーション修正を期待したいなぁ…やっぱ生歌がいいよ生歌が…

それはそうと、Semi 1のモンタナ州落とされたのだけが大変心残り。もし、Eurovisionにアメリカが参戦するとしたら、モンタナ州みたいなやつが一番受けるよたぶん。

まぁその辺はあくまでもアメリカ国内で開催されたAmerican Song Contestだからね。まぁまぁまぁ。

Image Source: NBC | Source: NBC

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