スペインと言えばフラメンコ!闘牛士!うまい飯!
「情熱の国」が枕詞になるぐらいの国ですわ。そう、スペインはアツイ!!
そんな情熱の国から、「ザ・スペイン」な歌手、David Bisbal(ダビット・ビスバル)をご紹介!
スペインの音楽と言えば
旅行番組とかサッカーなどでスペインの現地が映ると、大体「これぞスペイン!」ってぐらいスペイン丸出しの曲が流れるよね。アレどうやって探してるのかね?
まぁそれはいいとして、我々が「スペイン!」って認識する楽曲の特徴は
- 華麗なフラメンコギター
- ラテンのリズム
- 細かい手拍子
こんな感じかな。
「ラテンのリズム」は何て説明したらいいかね?
例を挙げると、↓のようなリズム…。伝わるかなこれ。
こんな特徴を持つスペインの音楽は、夏場に聞きたくなるような元気なイメージがあるよね!
最近はスペインの歌手でも他国と似たり寄ったりなポップソングをリリースする歌手が増えている中、「これぞスペイン!」なパワー系シンガー、ダビッド・ビスバルは一味違う!
ダビッド・ビスバルの基本情報
わかりやすいスパニッシュ感。
アレ?この曲聞いたことある?と思った人、正解!
実はこれ、郷ひろみさんの「Boom Boom Boom」という曲の原曲。
David Bisbal、日本では「ダビッド・ビスバル」としてデビューしていて、郷ひろみさんの「Boom Boom Boom」のタイトルを逆輸入し、日本では「Boom Boom Boom~灼熱の太陽」というタイトルで、「Oye El Boom」をリリースしてるよ。うん、ややこしい!
スペインが誇る世界的歌手
やっぱり伝統的なスペイン感が感じられる彼の楽曲は、他国の人にとって大変ウケがいいんでしょう。おそらく現時点で世界一有名なスペイン人歌手はダビッド。
世界で活躍するスペイン人たちとも広い交友関係があるようで、一例を挙げると、初のスペイン人F1チャンピオンで、今もな世界最強ドライバーの1人に数えられるFernando Alonso(フェルナンド・アロンソ)とも仲良く写真を撮る仲。
なんなら、フェルナンドの元チームメートで、簡単に言うと彼のライバルドライバーだったLewis Hamilton(ルイス・ハミルトン)と一緒に撮った動画を、フェルナンドに送り付けるお茶目っぷり。
Amigo @alo_oficial ayer coincidí con un amigo tuyo en el concierto que hicimos en Brooklyn! Suerte en #Austin pic.twitter.com/q3dfKuUG9n
— davidbisbal (@davidbisbal) October 18, 2017
ダビッド・ビスバルの持ち味
タイトルに書いた通り、何と言ってもパワフルな声。
かなりの高音までスパーンと通る声なので、夏場にぴったりなスカっと爽快感が特徴。
私の残念な語彙力では説明しきらんので、おすすめの曲をいくつか聴いてもらった方が早そう。
これだけは押さえたい!ダビッド・ビスバルの名曲
Buleria
彼の一番の代表曲がこちら。
とにかく、この曲は何の前情報もなしに聴いても「スペイン!」ってわかるぐらいのアツイ1曲。夏に聴きたくなること間違いなし。
何よりもお客さんの手拍子がめっちゃ速い。
Camina Y Ven
これイントロがむっちゃかっこええんよ!
「必殺仕事人」みたいな始まり方するので、是非最初のイントロから聴いて頂きたい。
こんなノリノリなのに若干の哀愁系で、トランペットとギターが超重要な一曲。
そして、スパニッシュは曲調もアツイけど歌詞もアツイ。
「愛してるぜえええ!!」とか「俺を捨てないでえええ!!」みたいな、ハッピーでも悲しくてもフルテンションで伝えるのがスパニッシュスタイル。
Amores Del Sur
これも若干の「必殺」感というか、「背水の陣」感のある1曲。
もう後には戻れない時に聞きたい曲だよね。ようわからんけど。
リリース音源では彼のよく伸びる高音とラテン特有の節回しが堪能出来るよ。
実はバラード系歌手
全てをひっくり返すようなこと言うけど、実はダビッドの曲はバラード的な静かな曲の方が圧倒的に多いんだよね。
というか、スペインでも大人な雰囲気の歌手は割と聴かせる系の曲が多いようなので、そろそろ40代になる彼としては年相応の感じに進んでいっているということなんでしょう。
今回ご紹介した曲は、彼がまだ若手でイケイケドンドンの頃の曲だったので、ガツン!!とした情熱スパニッシュソングが多かったんだろうね。
どうよ?!これからの暑い夏はスパニッシュポップやで!!
おしまい
ポップソング量産国のスウェディッシュポップも聴いてみて