[スウェーデン]世界のポップソング量産国の底力!なぜデビッド リングレン(David Lindgren)が世に出ない?!

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みなさんスウェーデンにどんな印象をお持ちでしょうか。

IKEA?福祉?Marcus Ericsson?(突然のマイナー情報)

VOLVOなどの車や機械、紙の輸出がさかんな北欧の国なんですが、それ以上にスウェーデンが世界的に輸出しているものと言えば、ポップソングなんです。

世界的に知られたスウェディッシュ歌手たち

AviciiABBAAce of Bace、どれか1個ぐらい名前を聞いたことないですか?え、ない?

いや少なくともABBAぐらいは曲を聞けば「あぁ!」ってなるはず!

Money, Money, Money
ABBA
1976/10/11 ¥250

Does Your Mother Know
ABBA
※ジョニー・イングリッシュのあの曲です
1979/04/23 ¥250

Waterloo (English Version)
ABBA
1974/03/04 ¥250

ね?TVやらCMやらで聞いたことあるっしょ?

北米やヨーロッパのヒットチャートでは、上記の歌手たちを筆頭に、たくさんのスウェディッシュ歌手たちが登場しています。

洋楽好きの方なら上記の有名どころ以外の名前もたくさん挙げられるんじゃないでしょうか。

スウェーデンのポップソングの質が高い理由はEurovision

そろそろ「お前どんだけEurovision好きなんだ」と思われてそうです。

「世界の話題」というカテゴリを新設しました! こちらのカテゴリでは、筆者が面白いと思った他国の文化やイベント、人について書いていきたいと思います。 今回は「Eurovision Song Contest(ユーロビ...
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実は、スウェディッシュポップの世界的人気はABBAから始まり、そのきっかけはEurovisionでのABBAの優勝なのです。

スウェーデンのブランディング戦略

1970年代、スウェーデンはまだ北欧の小国で、国際社会での発言力が無くてヨーロッパの片隅で苦労していました。

国民間にも漂う重い雰囲気の中、政治家たちが世界での発言力を高める為に仕掛ける”スウェーデンキャンペーン”の「武器」に選ばれたのは、なんと「音楽」。

音楽を武器に世界へスウェーデンの名前を広め、ブランディングしていこうという方向になり、その一発目の目標となったのが「ABBAのEurovision優勝」、そして見事達成し、国際的にも「こないだのEurovision、スウェーデンよかったよ~」とか言われるようになり、国際社会でのブランディングに成功していったという歴史があるとかないとか。(弱気)

いわば国家政策からスタートした昨今のスウェディッシュ音楽界

スウェーデンの国内予選はアツイ

そんなスウェーデンでは今でもEurovisionの地位が高く、ヨーロッパ最大規模の国内予選を通過しないとEurovisionのスウェーデン代表にはなれません。

その国内予選は「Melodifestivalen(メロディフェスティバル)」と呼ばれ、4ブロックの準決勝と、敗者復活枠による決勝戦で構成されています。もはやこの時点でEurovision並の戦い。

2015年にEurovisionで優勝したMåns Zelmerlöw(モンス セルメルロー)も、3度目のMelodifestivalenの挑戦でようやくスウェーデン代表になれました。

これだけの狭い門をくぐるには相当のクオリティを出してこないといけないわけですが、これだけ門が狭いと、くぐれなかった歌手たちのレベルも相当高いんですよ。

門が狭すぎて通過できなかった一例:「BWO」

なんとMelodifestivalenに4度挑戦し、何度かいいところまでは行ったんですが、結局彼らは1度もスウェーデン代表にはなれませんでした。

このBWO、実はavexから日本デビューしていて、2009年のレコチョクでビヨンセなどの強豪に紛れて最高4位までつけたことがあるんですよ。なのにMelodifestivalenで勝てなかった…

BWO解散後、ボーカルのMartin Rolinskiがソロで挑戦したこともありましたが、やっぱり勝てず…

本題:未だ世に出てきてないデビッド リングレン(David Lindgren)

BWOと同じく、何度も挑戦して未だMelodifestivalenで勝ててないのが、デビッド リングレン(David Lindgren)。ようやく本題です…

歌唱力、スタミナ抜群でダンスまでこなす彼、これまでMelodifestivalenに3回出場していますが惜しくもスウェーデン代表を逃しています。

Shout it Out
David Lindgren
2005/09/15 ¥200

変な方向から世に出てしまったデビッド

Melodifestivalenでは各出場者のパフォーマンスの合間にショートブレイクがありまして、ムービーやプレゼンター一同によるパフォーマンスを挟むのが恒例になっています。

2017年はプレゼンター(進行役)としてMelodifestivalenに登場したデビッド。

一応「裏方」として出演したにも関わらず、出場者を上回る破壊力を披露してしまう事態が発生しました。

その動画がこちら。(YouTubeに飛んで下さい)

※彼は歌手です。

歴代のMelodifestivalenの優勝した、もしくは話題になった21曲のスペシャルメドレー。

その当時のパフォーマンスやダンスを真似しながら歌っているんですが、生歌でこんだけ動きながら歌っても揺らがない歌唱力、幅広過ぎる声域、息切れしない体力、スゴイ。

一進行役のパフォーマンスとしてはかなりのハイクオリティです。

過去のMelodifestivalen人気曲をいろいろ見てからこの動画を見返すとさらに楽しめます。

結局、この動画はそこらの出場者の10倍ぐらいの再生数という異例の事態となりました。

どうしてこうなった。

元ネタとなった曲をメドレーの曲順通りに再生リストにまとめてます。

そしてメドレー芸人に…

Melodifestivalen用の「スペシャルパフォーマンス」のはずが、あまりに好評過ぎて「Diggiloo」というスウェーデン版のサマソニ的な野外音楽イベントでも披露することに。

生歌どころか生演奏。

ちょっと「営業用」に簡略化されてますやん。

2018年のMelodifestivalenにももちろん呼ばれる

2017年のパフォーマンスが好評すぎて、当たり前のように2018年もプレゼンターとして参戦したデビッド。

その2018年に披露したパフォーマンスがこちら。

そこには「Bee GeesのStaying Aliveを歌いながらポールダンスを披露する」という、わけのわからない方向へ進んだデビッドの姿が…!

何回も言うけど、こんだけの動きしてて息切れせずに歌ってるのすごくない?

特に引き締まった体でもないのに。笑

まとめ

もはやネタ感が強くなってしまいましたが、彼の本業は歌手です。

全力でふざけてても隠しきれない彼の歌唱力、声量はものすごい武器だと思うんですよ。なんだろう、曲に恵まれないのかな。

世界的ヒット曲が出てきた時、「それ以前から彼には目をつけてたんだぜ」って言いたいのでこの記事書きました。

興味が湧いたら彼の曲も聞いてみてね。王道ポップの元気ソング多めです。

Rendezvous
David Lindgren
2012/05/11 ¥200

On the Dancefloor
David Lindgren
2012/05/11 ¥200

Drive
David Lindgren
2013/04/03 ¥200