今年はせっかく全ての国内予選を追ってきたので、本番のEurovisionとは別に「オフトナイズセレクション」と称して、当サイトOftniseが勝手にEurovision各国代表を選抜します!
いわば、「このメンバーでEurovision戦えばいいのに!」の自己満の回。
あ、先に行っておくけど、このページ超長いよ。ごめんね。
- 選抜ガイドライン
- 🇦🇱 Ronela Hajati – Sekret ★
- 🇺🇦 Our Atlantic – Моя лубов
- 🇲🇩 Lanjeron – Magic Carpet
- 🇱🇹 Monika Liu – Sentimentai ★
- 🇸🇮 LPS – Disko ★
- 🇱🇻 BUJĀNS – He, She, You & Me
- 🇭🇷 Eric – I Found You
- 🇩🇰 Conf3ssions – Hallelujah
- 🇮🇸 Suncity and Sanna – Hækkum í botn
- 🇳🇴 Subwoolfer – Give That Wolf a Banana ★
- 🇵🇹 Norton – Hope
- 🇦🇺 Paulini – We Are One
- 🇲🇹 Nicole Azzopardi – Into the Fire
- 🇷🇸 Igor Simić – Nisam ja
- 🇫🇮 Cyan Kicks – Hurricane
- 🇸🇲 Francesco Monte – Mi ricordo di te (Adrenalina)
- 🇮🇱 Michael Ben David – I.M ★
- 🇸🇪 LIAMOO – Bluffin
- 🇨🇿 The Valentines – Stay or Go
- 🇪🇪 Anna Sahlene – Champion
- 🇲🇰 Viktor – Superman
- 🇷🇴 WRS – Llamame ★
- 🇮🇪 Rachel Goode – I’m Loving Me
- 🇵🇱 Daria – Paranoia
- 🇫🇷 Elia – Téléphone
- 🇩🇪 Felicia Lu – Anxiety
- 🇮🇹 Ana Mena – Duecentomila ore
- 🇪🇸 Xeinn – Eco
- みんなで投票
選抜ガイドライン
- 国内予選のなかった12か国は除外して、国内予選を実施した28か国分の選抜を発表します
- 予選から追ってたらもうみんなに感情移入しちゃって甲乙つけがたいので、各国代表までしか決めませんwww 誰がトップとかポイントつけるとかはやらないよ
- 順番は、Eurovision本番のセミファイナルの登場順で、除外の12か国は飛ばして書きます
- BIG5(Eurovisionセミファイナル免除の国)で国内予選を実施したフランス、ドイツ、イタリア、スペインは最後に書きます
- 実際にEurovision代表になっている曲は、見出しに★をつけています
🇦🇱 Ronela Hajati – Sekret ★
しょっぱなから実際のアルバニア代表でアレですが、ここはまぁ妥当だったかな。
あのね、初見のライブパフォーマンスの時は、すっごい芸能スクールの文化祭みたいな感じというか、「この日のために一生懸命練習しました」的な圧が強すぎてちょっと引いてたんだけど(我ながら感性がひどい)、代表が決まって落ち着いてリリース音源聴いたら普通に良曲やった。
良曲というか、むしろサビのメロディの勝利すぎる。割とサビ以外は下の方でゴニョゴニョしてるんだけど、サビのクオリティが全てをカバーし、ライバルをも駆逐する。そんな感じ。
🇺🇦 Our Atlantic – Моя лубов
こういう「モダン」みたいなテイストにはかなり弱いんだけど、ウクライナ有識者によると歌詞がめっちゃ酷いらしい。(困惑)
🇲🇩 Lanjeron – Magic Carpet
公式リリース音源が存在せず、予選の音響がひどすぎたので代替のこちらで勘弁してもらいたい。
事実上、これがリリース音源なので。というか口パクという名のリリース音源なんだけど、途中で口パクも諦める雑仕様なのはもう見逃してwww
それよりも!これは!!もうちょっと!!ステージングを!!ちゃんと練って!!ちゃんとした音響なら!!もうちょい戦えてた!!!!!!!!はず!!!!!!!
マジでこれ誰かリマスターしてくれんかな…このキャッチーさが普通に消えていくのはもったいない…
🇱🇹 Monika Liu – Sentimentai ★
これは文句なし!!
国内予選、セミファイナルからずっとトップ通過どころか、オール満点で代表に決まったリトアニア渾身の1曲。
現実的なことを言うと、好き嫌いが相当割れる系統だとは思うので、実際健闘するかどうかはもう出してみないとわからんけど、それにしたってこの世界観の作りこみと哀愁は素晴らしい。
🇸🇮 LPS – Disko ★
各国国内予選で一番感情移入したと言っても過言ではないLPS。
普通に初見がEurovisionの人にはイマイチ思い入れが伝わりづらいとは思うけど、スロベニア国内予選はスーパー長くて、まず国内予選に出るための予備予選があったんよ。たぶん、アマチュアやインディーズに相当する人たちからの応募は、予備予選を通過しないと国内予選に出られなかったんだと思う。
結局、予備予選から代表が決まるまで丸々3か月ぐらいかかったんだけど、私は予備予選で初めてデモ音源を聴いた時から「これはいいぞ!スロベニア民たのむ!」と言い続けて応援してきたわけです。
そして、初めてのライブパフォーマンスで、緊張のせいか感情ゼロでめっちゃ棒読みのボーカルくんに不安を覚え、予備予選から国内予選進出が決まり、国内予選のセミを経てファイナルで少しずつ大舞台に慣れていった彼らを見てきたので、それはもうお母さんのような気持ちなのです。
(たぶん)アマチュアバンドが急にシンデレラストーリーの状態なんですよ。
いやぁ~これは行ってほしい!!なんとか健闘してほしい!!これも好き嫌い割れると思うけど!!
🇱🇻 BUJĀNS – He, She, You & Me
うってかわって、プロすぎる人たちが全力でネタを披露したのがこちら。(語弊)
この2人はラトビアのX-factor(のど自慢的歌番組)の審査員を務めている方々らしく、ラトビア民ですら、まさかノリで誕生したようなこのデュオがEurovision参戦を目論んでたなんて!ってなったとかならなかったとか。
すでに2018年ぐらいのX-factorでコレに近いノリの曲を2人で歌ってたので、とりあえず一回、一回この2人で正統派な感じのパフォーマンスを見てみたい。
🇭🇷 Eric – I Found You
クロアチアの国内予選はバラード推しがすごかったんよね。
体感的に8割バラード。歌のうまい人はとりあえずバラード。そんな感じ。
個人的には明るい曲が好きなので、もう普通に無難なオシャンティポップをチョイス。
🇩🇰 Conf3ssions – Hallelujah
絵に描いたような北欧ポップ。安心と信頼の北欧ポップ。
デンマーク国内予選自体がジオブロックで生歌は見れてないんだけど、健闘しつつも代表になってないってことは生歌怪しかったんかな?(違ったら失礼な想像)
情勢が情勢だったので、こういう日常のテンションっぽい北欧ポップの良さを再認識した1曲。
🇮🇸 Suncity and Sanna – Hækkum í botn
正直言って、今年のアイスランドで突出したのは無かった…
曲的に一番マシと思ったのがコレかな…
🇳🇴 Subwoolfer – Give That Wolf a Banana ★
今年のノルウェーは例年のスウェーデン並に名曲揃いだったんじゃなかろうか。
悩みに悩んで、結局選んだのはノルウェー代表のSubwoolfer。
見た目の割に曲調だけはちゃんとしてて歌唱力もある。何よりも、国内予選でのウィニングパフォーマンスを見た時に「Eurovisionっぽい!」と思ったのが決定打かな。
曲の抑揚だけで言うと、構成は2015年優勝曲のHeroesに近い緩急あるタイプなので、優勝した時のことまで考えてあるような感じがする。なんて言えばいいかな、紙吹雪出すところが分かりやすいとでも言いましょうか。「最後は盛り上がって終わりましょー!!!!」がやりやすいタイプ。
🇵🇹 Norton – Hope
今回の国内予選で完全に異端児の印象がついたポルトガル。
とにかく出て来る曲の系統がよそと違すぎて、何が正解か全くわからなかった。
たぶん、この曲を他の国の予選で聴いてたら「ぬるい」ぐらいの感想で終わりそうなんだけど、他が全然馴染みない系統すぎたので、もう相対的良曲。
🇦🇺 Paulini – We Are One
今回初めてオーストラリア国内予選に参加したPauliniなんだけど、過去のオーストラリア代表経験者以外で唯一知ってる歌手でした。
なんだったっけなー、なんかのきっかけでたまたまPauliniの「Fireman」という曲を聴いて「ええやん!」ってなり、オーストラリアのEurovision参加が決まった時から「Paulini出たらいいのになー」と思ってたらついに出てきたよ!
どちらかと言えばヨーロッパよりもアメリカっぽい感じだけど、彼女は基本的にこの方向の芸風なのでいつかEurovisionでも見たい。
🇲🇹 Nicole Azzopardi – Into the Fire
個人的にほぼコレ一択だったんだけど、たぶん生歌が不安定すぎた。
いや、終盤までは全然問題ないぐらいのアレではあったんだけど、最後のハイトーン連発がとにかく不安定だったので、もう無理せず普通に転調したサビを歌えばよかったんじゃなかろうか。
曲はよかったよ!!それはもうよかった!!曲は!
🇷🇸 Igor Simić – Nisam ja
この人すっごい見たことある気がするんだけど全く思い出せない。
セルビアと言えばバルカンポップ。なんだけど、あえてパワーバラードのこちらを押したくなるぐらいの光る歌唱力。
そもそもセルビアって歌のうまい人しか出してこない印象あるけども、彼はたぶん今回一番の歌唱力だったにもかかわらず、決勝にすら残れなかった。
もはやボスニア・ヘルツェゴビナ系の代表格として出てきてもおかしくない歌唱力だったので、早々に落とされてしまったのはすごく残念。
🇫🇮 Cyan Kicks – Hurricane
フィンランドということを考慮せず、まともに勝ちに行こうと思ったらコレを選びたい。
たまーにこういう普通にカッコいいやつを出してくることは出してくるんですよフィンランドは!
でも、2006年にLordiが優勝してからもう王道ポップや普通にカッコいいロック系が評価されない感じになってしまったので、たぶん仮にこれが代表になっててもそんなに良い成績は残せないんじゃないかと思う。
でも曲はカッコいいぞ!歌もうまいぞ!たまにはフィンランドも普通にカッコよさの方を評価してほしいぞ!
🇸🇲 Francesco Monte – Mi ricordo di te (Adrenalina)
(我が家で)議論を呼んだサンマリノ国内予選。
予算や時間の都合で無理なのはわかるけど、とりあえずサンマリノ予選参加者全員のリリース音源を聞かせてほしい。絶対評価変わるやつあるから!
マジで気に入ってたやつは予備予選早々に落とされたので、とりあえず決勝まで進んだ中から選んだけども、どちらかと言えば消去法の末のチョイスなので、マジで一旦全員のリリース音源下さい…
🇮🇱 Michael Ben David – I.M ★
ジオブロ、変則段取り、ヘブライ語のコンボで外国人を寄せ付けない国内予選を繰り広げたイスラエル。
これは妥当過ぎたでしょ。実力がエグい。
リリース音源も聴いたんだけど、彼は間違いなく生歌がリリース音源を上回るタイプ。こんだけステージ映えするパフォーマンスされたらもう。
唯一の懸念は、このキャラの好き嫌いが超割れそうなことぐらいかな。
🇸🇪 LIAMOO – Bluffin
今年のスウェーデンは例年に比べたら若干「うん?」という感じが否めないので逆に悩んだけど、まぁ世の中のイメージ通りのスウェーデンで戦闘力ありそうなやつはコレでしょ。
Eurovisionの本番しか見ない人に「コレどこの国内予選に参加した曲だと思う?」って聞いたら8割はスウェーデンって答えられそうなわかりやすいやつ。
もう一声なんかガッ!!とあれば勝てたかな。(ぼんやりすぎる意見)
🇨🇿 The Valentines – Stay or Go
実際にチェコ代表になったWe Are Domiも全然妥当だし好きな系統ではあるんだけど、個人的にはどうしてもこっちを推したい。
Eurovisionみたいな規模のやつに出すにはなんか軽すぎるのもわかるし、実際勝てるとも思わないんだけど(直球)、このテイストはどうしても見過ごせない。
レトロシティポップみたいなの大好物すぎるので積極的にレトロ回帰してほしい。
🇪🇪 Anna Sahlene – Champion
そもそもはスウェーデン人歌手とはいえ、かつてエストニア代表としてEurovision参戦経験があるのでアレだけど、今年は完全に予選に出る国を間違えた感がある。
ここまでガッツリ王道ならもうスウェーデンの国内予選に出てくれww勝てたかもしれんぞw
🇲🇰 Viktor – Superman
北マセドニアもイマイチ謎のまま終わった…
曲がオンライン先行公開なのはいいとして、なんで生歌でもないのに各々明るい照明の中、背景一色で歌わせたのか。3分の2ぐらいは暗い曲だったので違和感しかなかったぞ。
そんな中、唯一びっくりするぐらい単純ポジティブなこの一曲。アメリカ並みのシンプルさ。(若干の語弊)
いや、暗くなるぐらいならもう空元気でもなんでも陽気な方がいいんですよ。
🇷🇴 WRS – Llamame ★
珍しく本気を出したルーマニア。
微妙にイスラエルとキャラかぶりしてる気がしないこともないけど、ルーマニアがこの系統を出してくると思ってなかったので正直うれしい。
国内予選のPre-selectionの時点でだいぶ推してたものの、ルーマニア自体あんまりこの手の印象がなかったので早々に落とされるかと思ってた。
🇮🇪 Rachel Goode – I’m Loving Me
個人的にアイルランドはこれ一択。
国によっては制作陣も国内アーティスト縛りだったりするところもあるんだけど、レギュレーションで禁止になっていない国は、割と他国のソングライターに曲を書いてもらったりしています。
ということでこちらを作曲したのは、近いところだとEurovision 2021ポーランド代表の「The Ride」、他にも2015年ぐらいのメロフェス参戦曲なども作ったスウェーデン制作陣です。
アイルランドと言えば、Johnny Loganを輩出した元祖Eurovision強豪国で、スウェーデンもABBAから続くEurovision強豪国。ポップの系統も割と近かったりするので、アイルランドとスウェーデンは親和性あるのかもね。
やっぱ安心と信頼のスウェディッシュポップよ。
🇵🇱 Daria – Paranoia
ポーランドも正直そこまで突出したのはなかったんだけど、まぁコレかな…
なんというか、歌のうまい人はバラード、うまくない人がポップ、みたいな変な住み分けしてたんよね。(小声)
で、この曲は唯一歌唱力と曲調がバランスよく好みに近かったやつ。とはいえ、ちょっと下の方でゴニョゴニョしすぎな感はあるので、もうちょいガツンとあればなおよろし。
🇫🇷 Elia – Téléphone
フランスはなんか今年印象変わったよ!
去年はもっとシャンソンとかバラードしかないような感じだったけど、割とポップが健闘してたのでぜひ今後もこの方向で頑張ってもらいたい。
🇩🇪 Felicia Lu – Anxiety
ドイツはねー…うーん、ドイツー…う~~~ん…
そもそも、ドイツでEurovisionて人気あるんかね?やっぱないのかな?
毎年Eurovision決勝のポイント発表の時、ドイツはパブリックビューイングみたいな会場に中継繋ぐんだけどさ、そこは毎年どの国よりも盛り上がってるんよ。
でも、肝心のドイツ代表は10年に1回ぐらいしかやる気ありそうなのを出してこないっていう…
ということで、今年も消去法と妥協の末、まぁコレかな…という感じ。
🇮🇹 Ana Mena – Duecentomila ore
めっちゃ歴史のある音楽祭の合間合間にEurovision国内予選をやらせて頂いたイタリア。
個人的にはコレ一択だったけどまさかのドベ。
アレよね、イタリアも結構好みが独特じゃない?どうやらイタリアはめちゃめちゃ口数多いシャンソン系みたいなのが主流らしく、こういうラテンポップみたいなのは論外らしい。
🇪🇸 Xeinn – Eco
ひっさびさにスペインきたと思ったよ!!!!
スペインっぽさは全くないんだけど(ないんかい)、むしろスペインもこのテイストやるんか!という新しい発見。
こういうサイバーっぽくて夜中に光の速さで飛んでいく感じのやついいよね!!いいよね!!
みんなで投票
せっかくなので投票をつくってみたよ。
別に何を決めるわけでもないので期限も決めてないし、なんとなく「コレ気に入ったなぁ~」ってのを、10個ぐらいまでなら1個でも2個でも自由にポポポンと投票出来るようにしたので、気軽に押してってね!
投票方法は、気に入ったやつにチェックを入れたら「Vote」をタップ、結果だけ見たい人は「Results」をタップ。
SNSなどでシェアしてくれたら泣いてよろこびます。
Image Source: eurovision.tv