欧州各国もオンライン配信が充実してきたようなので、2022年のユーロビジョン国内予選は追える限り追っていこうと思う。
このページでは🇪🇪エストニアの国内予選をまとめたよ。
準々決勝
準々決勝は Quarter-finals 1~4の4ブロック制で、準決勝に向けて合計40曲から20曲に絞る。
ライブパフォーマンスではなく、各アーティストのMVを放送しての投票になるらしい。
レギュレーション
投票結果は、電話投票の上位3つと審査員票の上位2つが準決勝に進出。
📞が電話投票での予選通過者、🗣が審査員票での予選通過者ね。
Quarter-finals 1
2021/11/20に配信された、準々決勝第1ブロック。通し映像はこちら↓
エントリーはこちらの10組↓
- Traffic – Kaua veel
- Jaagup Tuisk – Kui vaid 🗣
- Kéa – Everytime
- Fiona and Me – Feel Like This
- Peter Põder – Koos Lõpuni
- Stig Rästa – Interstellar 📞
- Maian – Meeletu 🗣
- Little Mess – Hea päev
- Boamadu – Mitte kauaks 📞
- Evelin Samuel – Waterfall 📞
フルで聴きたい人は各リンクからどうぞ。
Quarter-final 1 感想
エントリー1から5、7、10は、適当に北欧のラジオつけたら流れてるタイプのサワサワポップという感じ。
6は、いつぞやのエストニア代表の人だったと思うけども、経験者なだけのことある。激戦区のスウェーデンに放り込んでもそこそこ戦えそう。
8はヨーロッパのさわやかな朝です、みたいな喫茶店で流れてそうなスローR&Bというかジャズっぽいというか。
9はロック枠。(えっ)
個人的には6か8と思ったけど、8は予選落ちしてしまった…。
Quarter-final 2
準々決勝第2ブロック。通し映像はこちら↓
エントリーはこちらの10組↓
- Wiiralt – Kuradile
- Desiree – Siiani
- Silver Jusilo – Elu rüpes
- Kaia-Liisa Kesler – Vaikus 🗣
- Helen – Vaata minu poole 📞
- Jyrise – Plaksuta 🗣
- An-Marlen – Lõpuks muutub
- Andrei Zevakin feat. Grete Paia – Mis nüüd saab 📞
- Meisterjaan – Vahel lihtsalt
- Frants Tilerpuu ja Triin Niitoja – Laululind 📞
Quarter-final 2 感想
エントリー1はロック枠。
2、3、4、10は大なり小なりよくある北欧。(辛辣)
5は他が静か系多いから抜群に聞こえるのかと思ったけど、これは本当に好き系のやつ!ちょい80’s入った感じのやつでね!いいね!Years & Yearsとか好きな人にも刺さるんじゃなかろうか。
6は守備範囲外すぎて良し悪しがわからん…。途中で「グリコオッケーイ」みたいなん聞こえたよ。()
7、8は、なんかm-floみたいなテンポ速いソワソワポップとラテンポップ系で悪くはなかったと思うんだけど、あんまり抑揚がなかったんかな。なんだろうね。
9は、これステージでどうする気やったんや?というMVだったので、ぜひとも勝ち上がってほしかったww なんで中華風だったのかもわからん。節々エジプトやし。一応サラっと歌詞も見てみたけど別に中国・エジプト関係なさそうやったし。
この時点ではダントツに5と9が気に入ったなぁー!9はなんとか敗者復活(あるんかな?)で健闘してほしいなぁー!
Quarter-final 3
準々決勝第3ブロック。 通し映像はこちら↓
エントリーはこちらの10組↓
- STEFAN – Hope 📞
- deLULU – Music Saved My Soul
- Goodreason – Three Days Ago
- Elina Nechayeva – Remedy 📞
- Lauri Pihlap – Take Me Home
- Levvis – Let’s Talk About
- Merilin Mälk – Little Girl 🗣
- Anna Sahlene – Champion 📞
- Alabama Watchdog – Move On 🗣
- Shira – Under Water
Quarter-final 3 感想
エントリー1はめっちゃカントリーで全然悪いとは思わないけど、仮に代表になってもEurovision本番で「”ユーロ”ビジョンなのになんでカントリー?」とか言われるやつなのでは…。(何か思い出した)
2、3、4、5、7は北欧ラジオ。サワーっと終わるタイプか、異様に暗いやつ。
6は山咲トオルさんを彷彿とさせる的な。曲は悪くないけども、「押し」が強いかな…(察して)
8、今のところこれがチャンピオン。スウェーデンっぽい。Charlotte Perrelliが歌ってそう。
9はサビのベース運びがTHE HIGH-LOWSっぽくてかっこいいんだけどね、もうちょっとこうガツンと…
10、こんなまったりした昼下がりみたいな曲調なのに歌詞とMVが病んでる。
第3ブロックは全曲が英語の歌詞だったんだけど、エストニア語と英語でブロック分けてたんかな?たまたま?まぁとりあえず何も考えなければ8、1、6がよかったと思ったけど、6はやっぱり落ちてしまった。落ちるのもわかる()
Quarter-final 4
準々決勝第4ブロック。 通し映像はこちら↓
エントリーはこちらの10組↓
- Púr Múdd & Shira – Golden Shores 🗣
- ELYSA – Fire 📞
- Minimal Wind ft. elisabeth tiffany – What To Make of This 🗣
- Dramanda – Tule minu sisse
- EMILY J. – Quicksilver
- Ott Lepland – Aovalguess 📞
- Eleryn Tiit – Tunnete keel
- Jessica – My mom
- Ariadne – Shouldn’t Be Friends
- Black Velvet – Sandra 📞
Quarter-final 4 感想
エントリー1いいんじゃないすか!?ちょっとナイトライダーっぽくて!北欧ラジオ系でも「おっ?」て反応するやつ。
2はまさかのバルカン系。セルビアというよりは、アルバニアとかアゼルバイジャンっぽい。(伝われ)
3は飲んだくれてクダ巻き始めた山崎まさよしプロデュース、みたいな感じで、4は完全に二日酔い。
6はパワーバラードっぽい。勝てるかどうかは置いといて、Eurovisionの決勝でどこか1か国はこういうの出してくるので、だいぶアリのやつだと思う。
7もエストニアらしくて好き系。伝わらなそうだけどKarl-Erik TaukarのLähedalがうっすらチラつく感じ。
8はまさかのお母さんと仲悪いっす、って歌で、9も対人ストレス系。そら曲調暗くなるわい。
10、曲はいい!曲はいいよ!申し訳ないけど声が若干おもしろフィンランドバンド系…!
第4ブロックは割とどれもセミ進出して良さそうな感じじゃないですかね!?個人的には1、2、7と思ったけども、1が電話票じゃなくて審査員票で通過なのがびっくり。まぁでも6と10が電話票で通過するのも全然納得。
良さそうなやつが1つのブロックに集中しちゃうともったいないよなぁ。
準決勝
前回更新から約2か月。長かったわー!!
やっとこさの準決勝、ようやくステージパフォーマンスが見られます。もうだいぶ忘れちゃってるのもあるので、新鮮な気持ちで楽しもう。
準決勝は、2ブロック制で10組ずつがパフォーマンスをして、5組ずつ計10組に絞る。
5組中、4組は審査員票+一般票の合算で選出されるんだけど、5組目は100%一般票で選出されるので、電話投票タイムが2回あるんよね。長いよね。
Semi-final 1
通し映像はこちら↓
ELYSA – Fire
コロナ陽性のためMV参戦なので省略
Helen – Vaata minu poole
アレ?めっちゃ歌うまくないぞ…!
確かコレMV見てええやん!って思った覚えあったんだけどな。これはさすがにキツイな…
Andrei Zevakin feat. Grete Paia – Mis nüüd saab
これはMVの印象通り。
アレね、MVを先に見せるスタイルのやつは、もう生歌うまい前提じゃないとハードル上がった状態になっちゃうね。
これが前評判高かった理由がわかった気がする。
Alabama Watchdog – Move On
これも生歌の方がいいね。個人的にちょうどいい(?)ぐらいのロックなのかも。
もうちょいガツン!と何かあるといいなぁ。
Merilin Mälk – Little Girl
コロナ陽性のためMV参戦なので省略
Stig Rästa – Interstellar
彼は2015年の代表だったね。デュオで参戦してたけど今回は1人。
アレ?もうちょい歌うまい印象あったんだけどな…?前回は主にコーラス側だったから目立たなかったんかな。
ファルセット多いし歌自体も前回よりむずいんでしょうけども..。いっそもうちょいキー下げてもよかったかもね。
Triin Niitoja ja Frants Tikerpuu
そんなはずないんだけど、コレ全く聴いた覚えないな。(小声)
これこそもうちょいキー下げてもよかったんじゃなかろうかwwどっちもキツそうやで。
Kaia-Liisa Kesler – Vaikus
2012年代表の「Kuula」みたいな曲ね。語感が。(語感かい)
エストニア語の「ku」の音ってちょっとだけ特徴的よね。
Elina Nechayeva – Remedy
声楽勢だったらしく、歌唱力は抜群。
どうも声楽勢はバラードよね。たまにはゴリゴリのダンスポップでその歌唱力を披露してくれてもええんやで。(涙目)
Ott Lepland – Aovalguess
この人Valtteri Bottas系の顔立ちやなーと思ったらマジで2012年の「Kuula」の人やん!!(今頃気付く)(2012年大会のレビューでも同じこと書いてる)
じゃあ歌唱力あるのもわかるわ。2012年大会でも歌うまいなーって思ったもんよ。
Semi-final 1 結果
投票結果の動画はなぜか別で上がってたので、見たい人はこちらからどうぞ。
発表された順に、
- Ott Lepland
- Andrei Zevakin feat. Grete Paia
- ELYSA
- Stig Rästa
- Elina Nechayeva
の5組が決勝進出!
いやもう妥当すぎる。普通に、歌のうまい人中心に選びましたみたいなメンバー。Alabama Watchdog落ちたのだけがちょっと残念かな。
ELYSAは生歌どうなんやろな…?エストニア民を信じるぞ?ww
Semi-final 2
通し映像はこちら↓
Jyrise – Plaksuta
ほんまにMVみたいなセットでやるんやな!
曲調と勢いで紛れるのでアレだけど、あんま歌うまくないな(小声)
「グリコオッケーイ」はなぜか「栗コロッケ」になっていた。
Maian – Meeletu
Jyriseもそうだったけど、ライブパフォーマンスの方が全然良さげに聞こえるぞ?なんでだべ?
Boamadu – Mitte kauaks
良くも悪くもMVと印象変わらないかな。
何の違いやろな、ロック系でも刺さるのはめっちゃ刺さるときあるんやけどな。
Evelin Samuel – Waterfall
ご紹介映像で巻いてたもふもふのショールええなぁ。
こういうテイストの曲がかかるCMなかったっけ?日本のやつで。全然思い出せんけど…
途中のアレはマジでテルミンだったのか!
Black Velvet – Sandra
時期的にそういうもんなんやろうけど、さっきからずっとご紹介映像が寒そう…
あーフィンランドっぽい声のバンドのやつか!(若干の風評被害)
Púr Múdd & Shira – Golden Shores
MVの時点で割とええやん!って思ったけど、2人ともうっすら歌うまくないな…(小声)
大体合ってるんだけど、定期的にちょっとずつ音外す…
Jaagup Tuisk – Kui vaid
こんなホラーみある曲でしたっけ…
今日イチ歌のうまい人かもしれん。
Minimal Wind ft. Elisabeth Tiffany – What To Make Of This
コロナ陽性のためMV参戦なので省略
STEFAN – Hope
クオリティだけで言えばやっぱこれがベストっぽいなぁ。
Eurovisionにフィットするんか、とか、季節感とか土地柄とか突っ込まなければ普通に一番良さそう。
歌もうまいし、エストニアが出してきそうな人ではある。
Anna Sahlene – Champion
あーーーそうや!コレがあったわー!
やっぱり歌もうまいし声量あるし、ステージパフォーマンスもスウェーデンみ漂う構成ww
馴染みありすぎて異様に良く聞こえるだけなんかなー。ガッツリスウェーデンすぎてちょっと自信無くなってきたなw
エストニア民のアイデンティティが試される気がする。
Semi-final 2 結果
投票結果の動画はなぜか別で上がってたので、見たい人はこちらからどうぞ。
発表された順に、
- STEFAN
- Black Velvet
- Jaagup Tuisk
- Anna Sahlene
- Minimal Wind ft. Elisabeth Tiffany
の5組が決勝進出!
エストニア民は結構歌唱力重視っぽい選択をするね。すきです。(告白)
やっぱSTEFANつよそうやなー!わかるわぁ~…
でもちゃんとAnnaも受け入れられてるところを見ると、スウェーデン丸出しでもクオリティ高ければエストニアのみなさんに評価してもらえそうなので、決勝たのしみだな。
決勝
通し映像はこちら↓
エストニアは結構大きい会場でお客さん入れて決勝やるんやな!ちゃんとマスクも着けて!
前回コロナ陽性だったリモート組もちゃんと参戦。
この感じだとEurovision本番を想定したパフォーマンスだと思うので、改めて会場の雰囲気やら含めた感想を書いていこうかね。
決勝の審査員一同。上段右から2番目に何か紛れ込んでますね。
Elina Nechayeva – Remedy
声楽の方でしたっけ。
やっぱこういう大きい会場でガッツリのステージングやると一気にEurovisiono感出るなぁ!浮いたぞ!(物理)
それっぽいけどやっぱり極端なハイトーンはちょいとキツい。
Andrei Zevakin feat. Grete Paia – Mis nüüd saab
最初の「どこの通路やねん」みたいな場所は本番どうするんかな。
これはアレやね。あまりに大きな会場でやると「うん?」ってなるタイプのパフォーマンスかもしれん。
Jaagup Tuisk – Kui vaid
え…?ここにきて全く見覚えないんやけど…?(そんなわけない)
ようわからんけどエフェクトすごいな。なんでこんな「初めて聴きました」レベルで記憶なくなったんやろか。
ELYSA – Fire
あ、セミがコロナ陽性でリモートだったので、初めての生歌パフォーマンス。
こんなR&Bっぽいのあったっけ?と思ったら意外とバルカンっぽかったやつか!
よかったちゃんと歌唱力はある人やったけども、なぜか若干地味に見えるな。パワー不足なんかな。
Ott Lepland – Aovalguess
座って登場のBottas。前から座ってたっけ?モノクロTV映像のようなスタート。
やっぱええ声してるし、よう声出てるわ!
唐突だけど、松山千春さんの曲と相性良さそうなタイプよね。
Stig Rästa – Interstellar
めっちゃ後ろ体重や!(物理)
Michael JacksonのSmooth Criminalみたいな仕組みかね?
それはそうと、この人本番の方が強いな。1か所盛大に音外したけど、今回が一番いろいろ安定してた気がする。
Minimal Wind ft. Elisabeth Tiffany – What To Make Of This
こちらもセミはコロナ陽性でリモートだったので初生歌。
えーっと、これは何でここまで残ってたのか…(小声)
STEFAN – Hope
おぉ!世間的にはここが本命やろな!
いやほんと曲だけ考えたらマジで相当強いと思うんよ。
個人的にはどうしてもアメリカみを感じてしまって、Eurovisionで「エストニアがなんでこんなアメリカっぽいカントリー曲やねん」みたいな感じになるんじゃないかっていう心配が。(どうしても何かチラつくらしい)
Anna Sahlene – Champion
個人的本命はこっち。
スウェーデンみは強いけど、カントリーよりは違和感ないのでぜひチャンピオンに。(2つの意味で)
見て!この全力スウェーデン風ステージングww めっちゃスウェーデンやんw
ちなみに伝わるかどうかわかりませんけども、女性コーラス3人のうち両端の2人は去年のエストニア予選に参戦したSuured tüdrukudじゃないかね。
詳しくはこちら↓
Black Velvet – Sandra
いやほんと、この滲み出るフィンランドみは何やろな。
エストニア語の語感はフィンランド語に近いとは言うけども、他に比べて格段フィンランドっぽい。
やっぱ声かな。フィンランドのおじさん声なんよな。
それはそうと、大きな会場でやったらなんだか地味になってしまったね…?なぜ…?
結果発表ー!
…なんですけども、ちょっと段取りが複雑なので、さすがにページ分けます。ごめんね。
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