今年は初めて各国の国内予選を全部追ったよ!割としんどかった!
やっぱアレよ、国内予選で落ちていく名曲もたくさんあるんやなって改めて思ったので、ここでまとめて発表します!日本で報われろ、彼らの努力!
チェコ
Stay or Go
ここ数年、どんどんレトロポップ回帰が加速しているワイには相当刺さった一曲。
2021年のデンマークみたいに代表まで持ってこれればなー!と思ったけど、国内予選ではまさかのドベ…
確かに、Eurovisionでやるほどの華やかタイプじゃなくて、普段使いにサラっと聴くタイプだとは思う。
それにしてもドベはかなしい…
スペイン
Varry Brava – Raffaella
これ絶対見た目のうさんくささで落ちたと思うんよな。(暴言)
すっごいクセにならん?パッパッパッパラッ♪
…強いて言えば、暖機が長かったんかな。サビが来るまであの感じで1分弱は確かにちょっとダルい。
Xeinn – Eco
良い意味でスペインが出してくるタイプじゃないと思ったので、ぜひ今後もこの方向で続けて頂きたい。
すっごいホンダとかスバルのCMで流れてそうな疾走感。
サビの微妙な哀愁系のメロディでなぜか泣きそうになる。
モルドバ
(主に我が家で)いろいろと議論を呼んだモルドバ国内予選。
とにかく運営側の環境づくりや段取りがアレだったのと、約30組が同日パフォーマンスはなかなかハードだった。
Mihaela Andrei – Libre
モルドバ国内予選から1か月ぐらいしてようやく公式MVがYouTubeに上がったよ!!遅いよ!!!
なんせ予選の時はモルドバ運営側のやる気のなさが前面に出すぎてて、音響ガチャガチャだしステージングもなんもないところでのパフォーマンスしか見られなかったので判断しづらかったけども、リリース音源聴きに行って珍しく刺さった哀愁系。
いっそ全員公式MVをオンラインで公開→投票の段取りにしてたら結果変わってるんじゃないかってぐらい、運営の音響とステージングの非協力的さが際立った予選だった。(急に超文句言う)
アイルランド
Rachel Goode – I’m Loving Me
個人的には、アイルランドはこれ一択やろ!って思ったぐらいの名曲。
それもそのはず、実はこの曲、制作陣が王道スウェーデン集団で、2021年ポーランド代表「The Ride」の制作陣と同じ。あーーーー!ってなるよね~~ww 芸風出てるよねぇ~~wwww
これに気付いたときは我ながらスウェーデンアンテナの正確さに引いたし、そもそもポーランドの代表曲である「The Ride」がスウェーデン産って気付いた時もちょっと引いた↓
そういやちょっと前に、今年のEurovisionポーランド代表RafalのThe Rideが予選落ちしたのに納得出来なくて調べたら、実は曲がスウェーデン産でやっぱワイのスウェディッシュポップアンテナに狂いはなかったし、作曲者カバー版も普通に良かった。https://t.co/9BYxmM0vJx
— へいりー🦓 (@oftniseofficial) November 11, 2021
エストニア
Anna Sahlene – Champion
エストニア代表経験があるけども、そもそもはスウェーデン出身の歌手。
エストニア以外の国内予選にも出たことがあったり、もちろんスウェーデン国内予選にも出たことがあるみたいね。
今年は正直言ってスウェーデンの方が全体的に「アレ?」って感じだったので、スウェーデン国内予選に出てれば普通に可能性あったかもしれない。(小声)
ラトビア
BUJĀNS – He, She, You & Me
今年一番の無駄な歌唱力。
現地にいたら、出だしの「Dreamiiiiiiiiing!!」だけでもう「Fooooo~~~!!!」っつって大喝采してるレベル。
この度ラトビア国内予選に参戦してたBUJĀNS、X factorの審査員2人が半分ネタで組んだデュオらしいんだけど、曲は普通に好きなテイストなので、ぜひ真面目に活動することも検討して頂きたい所存。
— へいりー🦓 (@oftniseofficial) February 25, 2022
BUJĀNS – MASKU FAKTORS (Reinis Sējāns & Intars Busulis) https://t.co/WA8wvJHdqB
半分ネタで組んだデュオなのが本当にもったいない。ネタで済ませるにはもったいなさすぎる歌唱力。なんだこの教育テレビ(もはやEテレですらない)のようなノリは!なんだその歌詞は!
Dream!ワァ~~ォ じゃないわ!そんだけ歌唱力あってなんでソレやねん!!!
スロベニア
Marijan Novak and Špela Velikanje – I Am So in Love
独自システムすぎたスロベニア予備予選から。
スロベニア予備予選の序盤は、1分程度のデモ映像で良し悪しを判断して投票しなきゃいけなかったんだけど、デモ映像からこの完成形は想像できんて!!難易度高すぎるわ!
まぁ最終的にカラオケ感は否めないので、ステージング含めてもうちょい作りこんでもうちょい歌のうまい人がやれば全体的にもうちょい輝いたんじゃなかろうか。
最初にこの完成形を見てしまったら「え…そんなにいいかこれ…?」って思うかもしれんけど、最初のデモ映像を見てから完成形を見たら、超絶進化で名曲に聞こえるんよ…(伝われ)
ノルウェー
いやー今年ノルウェーヤバかったね!どちらかというと、スウェーデンが毎年こんな感じで「うわ~こんな名曲なのに落ちるんか~」とか思うこと多かったけど、今年はノルウェーがそんな感じだった。
TrollfesT – Dance Like a Pink Flamingo
見た目にクセつよなのはもう否定しないけど、曲は普通にカッコいいのだよ!
いや確かに画面上はめっちゃうるさいんだけどさ!見た目がうるさいのは否定しないけどさ!
これはお客さん入れてやったら絶対盛り上がるやつなので、いつかお客さんが入ったイベントの映像が見たい。
むしろ今年のコレに呼んであげてほしい↓
Frode – Black Flowers
今年のノルウェーが正統派でいくつもりだったなら(語弊)コレ一択だったと思う。
これまで何回も書いてるけど、スウィング信者なのでこのテイストは大好物。
彼の場合は声のハリが大変よいので、王道のスウィングロック映えするよね。EuropeのThe Final Countdownとか歌ってほしい。
Anna-Lisa Kumoji – Queen Bees
これも大きく2極化したらクセつよの部類なのかもしれないけど、ドヤさと陽気さはかなり刺さったよ!当然のように歌はうまいし。
最後の毒が回ってグラァ~っとしてからの転調と加速のコンボはだいぶ芸術点が高い。
サンマリノ
モルドバに匹敵する段取りのアレさが際立ったサンマリノ。
小さな国なので人もいなくて大変だろうけど、音響チェックだけでももうちょい頑張って…(切実)
Riccardo Foresi – Fino al mattino
🇸🇲 Riccardo Foresi ha sido el siguiente en actuar en la tercera semifinal #UnaVocePerSanMarino. ¿Conseguirá pasar a la final? 🎶 pic.twitter.com/uLqXghEK2I
— ESCplus España 🇪🇸 | Noticias de Eurovisión (@escplus_es) February 15, 2022
いやもう予備予選のだいぶ序盤で脱落したおかげで、こんな映像しか残ってないのが本当に悲しい。
これ公式リリースの予定ないんかな…リリース音源超聴きたいと思って定期的に探しに行ってるんだけどな…
なんせ小さい会場で曲の音量に対してマイクボリューム特大で、特にエフェクトも何もなく超わかりづらいとは思うけど、これは完全にワイが求めてるイタリア系のテイスト。
Thomas Grazioso – Dance
🇸🇲 Thomas Grazioso, finalista de La Voz Rusia se atrave a participar en #UnaVocePerSanMarino, ¿pasará a la siguiente final? 🎶 pic.twitter.com/WASmjbmy1p
— ESCplus España 🇪🇸 | Noticias de Eurovisión (@escplus_es) February 15, 2022
彼の場合は、完全にこのショボショボ音響の影響で調子落としてのこの歌唱力だと思う。
というのも、↑のツイートにロシアのThe Voice(のど自慢的オーディション番組)に出てたって書いてあったので映像を探したら、The Voiceどころか、まぁまぁロシアのイベントに出てまして。
で、いつも戦勝記念日のコンサートとかやる大ホールで歌ってる映像見たら、生歌でもそこまで不安定じゃなかったんよね。↓
とにかく、彼の場合は環境のやりづらさでこの感じにはなってしまったけど、曲的にはビーチ系ディスコポップ(?)みたいな感じで結構好きなテイストやったので、序盤で脱落は残念だったなぁ。
もはやあの環境で歌わせるぐらいなら、車の中で大熱唱してもらった方が調子出たんじゃなかろうか。
フィンランド
BESS – Ram pam pam
今年一番期待通りのフィンランドだった一曲。
もはやフィンランド語の語感とか関係ないけど、サビのランパンパンパンパンパンパンパーン!!はインパクト大。
ラーンパーン パンパーンパーン!! …動き含めてのクセの強さよ。
スウェーデン
今年のスウェーデンは例年に比べると「アレ?」という感じではあったので、相対的に名曲に聞こえてるだけのような気がしないこともないけど、毎年スウェディッシュポップを安定供給してくれてるだけでもありがたい。
THEOZ – Som du vill
彼は今大会で初めて見たんだけど、ちょっとまだ子供っぽさが残りすぎなのかな、と思った。
歌唱力あるしスタミナもあるので、ぜひこの方向ですくすく育ってもらいたい。
LIAMOO – Bluffin
彼もだいぶ若いんだろうけど、せめてこれぐらいの年代ぐらい以上の大人っぽさはほしい。
やっぱスウェーデンはこの手の王道ポップですわ。ちょっと不穏なピコピコポコポコした感じのやついいよね。(アホの説明)
Cazzi Opeia – I Can’t Get Enough
スウェディッシュポップ好きな人の間でも意見が割れる気がするけども、個人的には結構気に入ってたんよね。
主にステージングやイントロがフェアリーテイルみ強いのもあって、どうも小さい子供がおふとんでぴょんぴょんしてるような感じの曲に聞こえてしまうけど、サビとか割としっかりディスコっぽくてよくない?
Medina – In i dimman
好みの振れ幅がアレなんだけど、こっちはこっちで男子校の文化祭(行ったことない)みたいな感じでじわじわ気に入ったやつ。
マジで甲子園の応援歌とかプロ野球の応援歌に使ってくれるところないかな。すっごいサビ終わりに「かっとばせー!」って言いたくなる。
ということで、結構なボリュームになっちゃったけど以上です。
これでもだいぶ削ったので、ぼちぼち各国国内予選の記事も見てみてね。
Image Source: eurovision.tv