英語を独学で学び直すなら最短ルートで習得したいよね。
仕事で英語を使う用事は一個もないんだけど、英語が理解出来るようになりたいなぁ、という人へ贈る、 初心者にも割とやさしい英語学習サイト 、British Councilのコンテンツを使った独学方法のお話。
まずはGoogle翻訳の拡張を入れておくと便利だよ!入れ方はこちらから
準備出来た?じゃ本題に入ろうかね!
British Councilとは
British Council(英国文化振興会)はイギリス政府が設立した国際文化交流機関で、各国での英語の普及などが目的の非営利団体。
一応「日本支部」のような組織はあるんだけど、実質「英会話スクール+資格を取るための組織」なんだよね。個人的にコツコツ学べるような学習サイトは持ってないんだ。
その代わり本家イギリスのBritish councilには、これでもかってぐらいの教材が揃っているので、そっちを利用しよう。
LearnEnglish Kids
幼児向けコンテンツなんだけど意外とバカに出来ないのよこれが。
なんせ幼児でも理解出来るようなコンテンツなので、全編英語でも心が折れにくい!
よくできた構成とコンテンツ量
上記のリンクのListen and Watch>Songs内に、日本で言う「みんなのうた」的なコンテンツがあって、中でも私が英語を勉強し始めた頃に感心したのが「People work」という歌。
歌詞の内容は「〇〇さんは〇〇(職業名)です、こういう仕事をしています」という大変シンプルなもの。これが8人分と、サビの「みんな世界のいろんな町で日夜働いています。そうやって世界は回ってるんだよ~」だけ。
文法的にも、学校で最初に習う「A is B.」が基本スタイルなので大変とっつきやすい。
コンテンツの見方
メインコンテンツである動画の上に「Preparation(予習)」があって、それを開くとこんな感じ
スピーカーのアイコンを押すとその単語の発音を聞ける。
歌を聞く前に、どの単語がどんな仕事のことなのかさらっと予習してから動画を見よう、ということなんだろうね。
また、動画の下の「Game」をクリックするとミニゲームが表示される。
名前と職業が書いてあって、その人は何をする人なのかを上の選択肢から選ぶミニゲーム。
1問目の「Nigel Naylor, a tailor,(ナイジェル ネイラーさん、仕立て屋)」に続く文として正しいものは、選択肢の上から5個目「makes trousers, suits and shirts(ズボン、スーツ、シャツを作っている)」。簡単やね。
「trousers」みたいなイギリス英語特有の単語なども出てくるよ。
さらに、ページの下の方には補助教材として使える印刷用のpdfが用意されていて、その下のDiscussionは本来、子供たちに「みんなはどれがいいかなー?大きくなったら何になりたいかなー?」みたいな問いかけをして自由に話してもらおう、みたいな「お題」に使うんだろうね。子供の家庭学習が十分出来るぐらいのコンテンツなのがすごい。
pdfファイルはそれぞれこんな感じ。
まずは印刷用歌詞カード。動画にも歌詞は表示されるけどね。
これはちょっとした内容確認テストみたいな感じかな。
単語カードとして使えるようなものまで。
各自やりやすい方法で独学するのが一番いいと思うので、こういうツールを駆使するのも一つの手じゃないかな。
LearnEnglish Teen / LearnEnglish(一般向け)
LearnEnglish Kidsの内容が簡単に理解出来るようになったら、ティーン向けや一般向けのコンテンツへ移動しよう。
こっちのページでは文法や語彙はもちろん、問題集やイギリスについてのコラム、ミニゲーム、一般向けではビジネス英語など、とにかくたくさんのコンテンツが用意されている。
ただし、全部英語なので、基本的な文法だけでも理解出来ていないと一個も読めないと思う。逆を言うと、基本的な文法さえ出来てれば、単語を調べるだけでどんどん読めるよ。
もうとにかくコンテンツ量が多いので、LearnEnglish TeenとLearnEnglishのメニューのスクショだけ載せておくわ…
LearnEnglish Teen
LearnEnglish
アプリまである
上記のコンテンツだけでもだいぶお腹いっぱいだけど、それ以外にも上記のコンテンツを小分けにしたアプリもあるんだよね。
まぁ主には動画コンテンツやポッドキャストを聞く為のアプリね。
ちょっとびっくりしたのは、「Learn English Grammar (US Eddition)」もあること。
アメリカ英語まで学べるらしいわ。
無料でも英語を勉強することは可能
今の時代、お金を使わなくてもしっかり英語を学ぶことが出来るんだよね。
何がすごいって、現時点でお金がない人でもコツコツ勉強してスキルアップが狙える世の中になったということよ。
今すぐ海外出張で1日も早く英語を習得しなきゃいけない場合は別ね。そうじゃなくて、例えば学歴に自信のない方でも、無料で英語を勉強して資格を取ることだって可能ってことよ。
この場合は実質試験代だけしかお金かからないので気楽気楽。
それでもっといい仕事に転職出来たり、新たに興味が湧いた分野でも見つかれば儲けもん。
気軽に「英語始めてみようかな」、無理なら「あ、こりゃ向いてないわ、やーめた」と出来る環境があることが重要だよね。
おしまい
まずは日本語の解説サイトで英語を学びたい人はこちら