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シチズン CTA319レビュー 実測式vs予測式vs水銀式 – 微熱が下がらない原因がまさかの体温計の可能性

cta01 生活
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微熱が下がらないって散々書いてきたけども、微熱が下がったかどうかを確認するには体温計が必要なわけで。

これまで10年以上使ってたテルモの体温計(C202)が頻繁にエラーを吐くようになってしまった為、体温計をシチズンのCTA319に新調したよ。

レビューとあわせてタイトルの疑惑を追っていく。

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開封の儀

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本体、ケース、取説、保証書、以上。電池はすでについた状態。電池交換可能モデル。

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あえての実測式を購入

いろいろ見たところ、最近の体温計ってとにかく早さ勝負みたいなところがあるみたいで、15秒で測定!1秒で測定!みたいなタイムアタック感があるんだけど、用途を考えたらどれだけ正確に測れるかが最重要でしょ。

正確さは当然としてのタイムアタックなのかと思ったら全然そんなことはないらしく、非接触式の温度センサーみたいなやつや予測式は誤差がデカいらしいんだよね。

予測式はともかく、温度センサーは表面の温度センサーやろ?そら誤差も大きいでしょうよ…
「体温以外に”物”の温度も測れます!」じゃないわ、と素直に思ったヨ。

ということで、信頼の実測式を購入。もはや軽いレアで比較するほど種類が無かった。実際に買ったCTA319もすでに廃番品らしいし。

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測ってみよう

電源ボタンを押してワキに挟むこと約2分。

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…36.5度!おぉ!久々に見たぞ36.8度以下!

(その割にいつもと変わらぬこのだるさは何…)ってちょっとチラついたけど、とにかくこれが1週間ぐらい続けば「微熱下がった!」って言えるんじゃなかろうか、と思って引き続き毎日測ってみたところ、毎日36.5度。ここまで変動しないのも珍しいので、ちょっと怪しいな、と思い始めた。

パッケージ裏をよく見たら、「わきで測る場合は10分以上測ると実測値が出る」と書いてあるじゃないの。ということで10分以上測ったけどやっぱり36.5度。

で、今まで使ってたテルモC202を左、今回買ったCTA319を右の脇に挟んで同時に測ってみた結果がこちら。

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えぇー…(困惑)

体温計同士で意見が割れてしまったんだが…

ちなみに、テルモC202の不具合内容は、ケースから出してすぐに測ると、「測定準備が出来ましたよ」を意味する「88.8」のまま動かない、というもの。ケースから出して、一旦「88.8」の表示を確認した後、再度ケースに出し入れしてから測るとなぜか正常に動作する。
壊れた原因は、私がうっかりハードディスクの上に置いたりしてたせいだと思う…。(ハードディスク内には強力な磁石が入っていて、テルモの電源のオン/オフはケースと本体側の磁気スイッチで行っているらしい…。あとはわかるな?)

話は戻って、とにかく我が家の体温計2本の意見が割れてしまい、数日間2本同時に測ってみたけどやっぱりCTA319は36.5度だし、C202は37度前後。

私の体のポンコツ具合から、新品の体温計があまり正確じゃないのか、10年以上使ってるオン/オフスイッチ壊れかけの体温計でも割と正確に測れてるのか切り分けが出来ない…

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第3の体温計登場

水銀式買ったわ

そもそも日本国内で水銀式体温計が完全に廃れてるらしく、メルカリで中古が高額取引されてる状態だった。

ので、例によってAliexpressで購入。送料込みで150円(セール中だった)。安い!

Aliexpressの使い方はこちら。簡単だしいろんな物が安く買えるよ!

まずは左右でCTA319とC202を同時に測ってみて、終わったら水銀式で測ってみることに。

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結果発表ー!

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オイ!!!CTA319!!

上から順に、予測式のテルモC202が36.9度、実測式のCTA319が36.5度、水銀式の中華製体温計が37度

なんぼ中国でも水銀計を不正確にする技術は無いと思うんだ。あっても150円ぐらいで売れる商品にわざわざそんな技術使う意味も理由も無い。

この際、何が正確かはフワッとさせておいて、多数決で37度ぐらい、という判断にしておこう。もうちょい正確さを突き詰めるなら、同じ水銀式をあと10本ぐらい買って全部人肌のぬるま湯にでもつけて検証したいけど、そこまで労力かけるアレでもないのでもうええわ…

とにかく、今回の体温計騒動でわかったことは、

  • 信頼性は 水銀式>予測式>実測式
  • 私の微熱は下がっていない

ということでした…

ちなみに、CTA319は36.5度しか表示出来ないのでは…?という斜め上の疑問が出てきたので、我がパートナーに体温を測定してもらった結果、普通に35.7度でした。どうも、私が「CTA319上では常に36.5度の者」です。

おしまい

大事なこと

この記事の結果を以って「シチズンは不正確!」「実測式はダメだ!」とか言うつもりはありません。実際、CTA319は病院でも使われているモデルだそうで、私が持っているものが不具合である可能性や、細かい測定条件などを考慮していない中での結果なので、今回の結果に関しては、エンターテインメント的な感じでお楽しみ下さい。

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後日談

記憶が一部すっぽり抜けていたようで、部屋から新たに2本の体温計を発見しました。

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一番上のC202①は今回の記事で使ってた壊れかけのやつで、それと全く同じ型(C202②)の体温計と、シチズンのCT-412という型の体温計が出てきたのよ…しかもCT-412は実測式

私、10年前ぐらいに同じような検証をしたんじゃなかろうか。記憶が無さ過ぎてめっちゃ不安。

とりあえずC202②は全く壊れてる様子はなく、CT-412はやっぱりCTA319と同じ結果を出してた(CT-412とCTA319で同時に体温測ってみた)ので、実測式は予測式よりちょっと低めの温度になるんだろうね。

ということで、2人家族の我が家には、C202が2本、CTA319、CT-412、水銀式、全部で5本の体温計があります。(困惑)

おしまい

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