【期間限定公開】エーラス・ダンロス症候群㊙情報

初めてユーロビジョンを国内予選から見るに至った経緯と感想総まとめ

escsofar01 日記
この記事は約11分で読めます。

Eurovisionを初めて見たのは2015年大会からなんだけども、各国の国内予選から追ったのは2022年が初めて。

2022年に国内予選を全部見るに至った経緯や、これまでの通算の(?)感想やらのまとめを踏まえて、今後の予定なんかを書いておこうかと思うよ。

スポンサーリンク

Eurovision 2015年スタート組

ちょいと自分語りになりますが、私がEurovisionを見始めたのは2015年から。

2014年の夏ぐらいに、当時言語交換をしていたオーストリア人からEurovisionの存在を教えてもらい、その年の優勝者Conchita Wurstがオーストリア代表だったことを聞いた。

日本でも「ヒゲ美人」と話題になったので、ビジュアルは知ってたけど、なんせ基本的に音楽とかそんなに興味がなかったので、「へー彼女は歌手なのかー、大きな大会があったのかー、」ぐらいの感じ。

ほんで、YouTubeに彼女の優勝時のパフォーマンスを見に行って、あまりの歌唱力に衝撃を受け、これは来年見てみにゃいかん!と思って2015年に初めてEurovisionを見た。

初めてのEurovisionはとりあえずリアタイ。(Eurovision見始めあるある)

当時はまだあんまり英語も読めてなかったので、とりあえず日時だけしっかり確認して、朝4時ぐらいからノートパソコンの前でイヤホンつけて待ち構えてた記憶がある。

これね、今でも2015年のオープニングアクトが一番良かったと思うよ。初Eurovisionバイアスかかってると思うので異論は認めるけども。

合唱団やORF交響楽団など、自国のクラシック文化をしっかり織り込んだシンフォニックで洗練されたオープニングアクト、テーマソングの出来も含めて編曲が素晴らしい。めっちゃ垢抜けてる。この格式高い感。(超大絶賛)

詳細はさておいて、2015年の優勝はMåns Zelmerlöw(スウェーデン)。当時は英語読めなすぎて、予選があるとか段取り的な部分は一切わからなかったので本当に決勝しか見てないんだけど、初見で「優勝!」と思ったMånsが優勝したので、すごく楽しかった思い出。

スポンサーリンク

相当楽しかったので、もちろん2016年も見る

さすがにリアタイはしなかったけども。

この年、「これは優勝いけるやろ!」と思ったのがロシア代表のSergey Lazarev。

2015年のEurovision終了後、すっかりドハマりした私は、各国の今後の有望株と言われる歌手の情報とかを漁りまくってて、ちょうどそのタイミングで↓の曲がロシアで大ヒット。

キャッチーなサビに私もまんまとドハマりする。

Sergeyが2016年ロシア代表の有力候補として名前が挙がりだしたぐらいから、「むしろこの曲で出られればええんやけどなー」と思っていたところ、無事SergeyのEurovision参戦も決まり、参戦曲が発表になって聴きにいったら「ええやん!!これはいける!」ってなったんよね。

ところが、結果はウクライナ、オーストラリアに次ぐ3位。

すっごいショックだった…。

というのも、この年から投票システムに大幅な変更があって、審査員票の配分が重くなったんだか一般票と別に発表されるようになったんだかで、とにかく段取りが前年とだいぶ変わってたんよ。

で、どうやら2015年までの投票システムでいってればSergeyは優勝してたらしいので、なんや突然のルール変更のせいで3位になってしまった、という印象にしかならなかった。

もう今はこのシステムが当たり前な感じにはなったものの、当時は例によってまだ英語があまり理解出来ず、「なんか前年と違う段取りで進んでるけど何の票で結果がひっくり返ってるの…?」と思いつつ決勝を見てたもんで。

かなり大幅なルール変更だっただけにネット上でも憤慨してる人いっぱいいたみたいだし、何がどうなってこんな結果になったのかしばらく一生懸命情報探した記憶がある。

まぁとにかくこれが悲しすぎて、以後は急速に熱が冷めてしまった。一応その後もEurovisionの代表曲が出揃った頃に各国代表曲を聴きに行って、相当いいのがあればそっと応援する感じ。

何年分か見てようやく予選が免除されるBIG5枠の存在や、欧州各国の関係性が投票結果に大きく反映されることなどの細かい部分を知って、純粋に曲だけで勝負が出来るとは限らないんだなぁという現実もわかってきたしね。

あ、私は基本的に特定の国推しじゃなくて曲が気に入ったかどうかで推していくタイプなので、毎年推す国は変わります。(唐突)

ということで、個人的にEurovisionブームが始まった頃に2005年ぐらいまでは遡って一通りサーっと聴いて、その中で私が「優勝!」と思った各年の推し一覧がこちら。(唐突)

2005🇬🇷 My Number One (ギリシャ)
2006🇷🇴 Tornero (ルーマニア)
2007🇺🇦 Danshing Lasha Tumbai (ウクライナ)
2008🇮🇸 This is My Life (アイスランド)
2009🇬🇷 This Is Our Night (ギリシャ)
2010🇮🇸 Je ne sais quoi (アイスランド)
2011🇸🇪 Popular (スウェーデン)
2012🇸🇪 Euphoria (スウェーデン)
2013🇩🇰 Only Teardrops (デンマーク)
2014🇦🇹 Rise Like a Phoenix (オーストリア)
2015🇸🇪 Heroes (スウェーデン)
2016🇷🇺 You Are the Only One (ロシア)

結果的にスウェーデンとか特定の国に偏りがちにはなるけども、基本的には本当に曲によります。同じアーティストでも刺さらない曲は刺さらない。

あんだけ推してたSergeyだって、2016年の曲は超がんばれと思ってたけど、2019年の曲は正直「ふーん」ぐらいの刺さらなさ。

スポンサーリンク

2020年、久々に名曲爆誕と思ったら中止

正直なところ、2017~2019年はそこまで大きな衝撃を受ける曲もあまりなく。(小声)

まぁ普通にええなぁ、と思った曲をささやかに応援する程度。

ところが2020年、久々に心つかまれるクセつよが集まってしまう。

まずはアイスランド代表、Daði og Gagnamagnið

最初、曲だけ聴いて「ええやん!」と思って公式MV見に行ったら「なんやこのセンスは(困惑)」となったアイスランド代表。

アイスランドは未だ北欧唯一の優勝未経験なだけに、優勝も狙えそうなコレが中止で埋もれるのは悲しい!と思って書いたのがこちらの記事↓

そして、さらに上を行くトンチキーな対抗馬、ロシア代表のLittle Big。

これはどっちに転ぶかぜひとも見たかった!

今となってはダントツで優勝してたんじゃないかと思うけども。

スポンサーリンク

再び追い始める

2020年の中止を経て、2021年大会は開催が決定。

最初に見始めた2015年から時間が経過したこともあって、私の英文理解力も当時よりマシになり、コロナ禍で各国オンライン配信が充実してきたので、国内予選にも手を出すようになった。(言い方)

世界は広いよ。Eurovisionに届かず国内予選で落とされた中にも好みの曲は結構あるんやなぁ、ということに気付く。

ということで、再びEurovisionを追ってみようということに。

コロナ禍も相まって、オンライン配信の環境を整備してくれる国が増えたので、外国人も国内予選から楽しめるようになった。

とはいえ、2021年はまだ整備の間に合ってない国とか、予選やるやらんの情報がよくわからんかったりなどなど、ほぼ全ての国内予選が終了した頃にザザっと見るぐらいしか出来ず、これは追う側も準備や事前の情報収集を頑張らないといかんのだな、ということを学ぶ。

2021年の反省を生かして(?)、2022年は結構早めにどこが国内予選やるとかやらないとかチェックして、配信先やらスケジュールやらを確認して待ち構えた。(何と戦ってるのか)

ということで集めた各国国内予選の情報をまとめたのがこちらの記事です↓

なんでまとめたかというと、来年は他の人をアテにさせてもらおうかと…(小声)

いや結構大変やったんよ!!まず時差あるからリアタイキツいし!同じ日に複数の国が予選やったりさ!何十曲同時に配信開始になったりさ!予備予選とかもあったし!マジでこの冬超忙しかったから!(それを他人にやらせようとする)

まぁこんな書き方はしましたけども、なんせ個人の趣味でやってるブログなので、今後も国内予選から2022年のペースでまとめられるかどうかはわからん、→ある程度リアルタイムで追いたい勢はいるかも→配信先だけでもまとめておくか、で国内予選の視聴情報をまとめたわけです。

ということで、最後にこうなるに至った理由を書きましょうか。

スポンサーリンク

Eurovision 2022 のメイン以外の話

国内予選からようやくEurovision本戦までたどり着いたわけやけども、それはそれで思うところがありまして。

制作サイドの問題

2022年はイタリアで開催。イタリアはSanremoという国内の大規模な音楽祭があるから、こういう大会の段取りは小慣れてると思いきや、若干モニョモニョする部分があった。

コロナ禍でステージから客席まである程度のスペース的余裕は必要だけど、それをどう見せるかはパフォーマンスにも大きく影響するんじゃないかしら。

もっと言うと、去年に比べればかなり制約が緩くなったにもかかわらず、なんか映し方がなんかこう…ホレ…という感じ。

無駄に国内予選を見てしまってるだけに、もはや国内予選の時のパフォーマンス構成の方がよかったんじゃなかろうかと思うぐらいのところもあったやで正直。レギュレーションの都合もあるっちゃあるけども。

引きの画が引きすぎて演者が豆粒すぎたり、演者の周りをグルグル回るのが多かったり、もうちょいちゃんと正面から動きの少ない映し方をしてくれるともっと見やすかったかな。

あとさ、会場のお客さんのボリューム大きすぎん?いや、お客さんがうるさいって意味じゃなくて、お客さん側の音を拾いすぎとでも言いましょうか。

静かな中での「フォーーーーウ!!!!!!」とか大合唱とかもうちょい音量下げてもらって大丈夫です…

演者側と観客側のボリュームバランスがAmerican Song Contestと同じくらいやったよ。イタリアは演者とお客さんの距離を近く見せて臨場感を出す方が好きなのかもしれないけど、個人的には例年通りぐらいの感じで見たかった。

あともう1個。(どんだけ)

歌い終わりから次のポストカード始まるまでに変な間がない?

毎年、歌い終わった後に「Thank you so much!! Thank you Europe!! Grazie a tutti grazie!! Fooooooo!!」みたいなのを言う人がいるけども、今回は歌い終わりのご挨拶用の尺を全員分用意したみたいになってたので、むしろ無言だった場合に変な間が空くことに。

だからと言って「オーレーオレオレオレ~」と歌い始めたアイルランドもどうかと思ったけどもww

たぶん順番的には逆が正解

国内予選全部見た達成感云々よりも、地味にEurovision見てから各国国内予選に戻っていった方が変なフラストレーションは溜まらない気がする。

やっぱり自分の好みと違うタイプを代表にする国はたくさんあるし、国内予選見てなければ「あー今年のこの国はこんなタイプかー」で終わるところが、「いややっぱりあっちの歌手出しといた方がよかったんじゃないか…?」ってなってしまって勝手にモニョモニョしてしまう。

国内予選の時点で推してたスロベニア代表、ルーマニア代表あたりは、本当にガッツリ国内予選をやった上でのベストを送り出したことがわかってるので、純粋にただただ頑張れ!って応援出来るけども、国内予選で推しが接戦で落ちてたりしたらなんか歯がゆくなってしまう。

なので、間を取って(?)各国国内予選の決勝ぐらいだけを見てればよかったのかも。実際、2021年はそんな感じで見てて普通に楽しめたしね。

とにかくあまりに国内予選の頭から見ると、スロベニア代表のLPSみたいに異様に感情移入しちゃうのが出てきてしまうので、なんかいろいろと物事がフラットに見れなくなるというか。

あとは国内予選の時点で勝ち上がるのに何回もパフォーマンスを披露してると、早くも聞きなれてちょっと飽きてきてしまうというか、いざEurovisionの時点で新鮮さが若干薄れてしまうというか…ね!ww

ということで、次回のEurovisionは国内予選を頭から追うかもしれないし追わないかもしれないので、もし追わなかったらみなさん各々↓を参考に配信先探して見てみてね。

*ポーランドみたいに予選やったりやらなかったりする国もあるので、↑で事足りなかったらごめんね

Image Source: eurovision.tv

タイトルとURLをコピーしました