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【全く世代じゃない】令和3年にもなって我が家にとんでもない西城秀樹ブームが到来

hideki01日記
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例によって全盛期をだいぶ過ぎてから突然我が家で西城秀樹旋風が巻き起こってるので、消化しきれない盛り上がりを残しておこうと思う。

世代でもないし本当につい最近の話なので超ニワカです。当時を知る方は「は?何言うとんじゃ」と思うかもしれませんが、知らんやつはそんなことも知らんかったんやな、と思って読んで頂ければ…(とにかくガチ勢に怒られたくない)

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西城秀樹最強説

令和3年です。(強調)

なぜか今になって我が家で西城秀樹さんの大ブーム到来。全盛期どころかもうお亡くなりになって約3年、遅いにもほどがある…。

ちなみに、私もパートナーも全くもってヒデキ(もはや親愛を込めてこう呼ばせて頂く)の世代ではない。生まれた頃ぐらいにはバーモントカレーのCMも終了してるし、もっと言うと、私が生まれた時、ヒデキはすでにアラサーだったので、もはや親世代と言っても過言ではない…。

実は先月(2020年12月)ぐらいにどうやら関東では特番で昔の映像が出たらしく、Twitterではそれきっかけで盛り上がったりしてたらしいんだけど、山口県に住んでいるので見られないどころかそんな番組が放送されていたことすら知らず…。なのに突然始まったヒデキブーム。

この間の悪さのおかげで、山口に住んでるくせに先月(2020年12月)広島でやってた「西城秀樹展」も逃すっていう…もうなんなんほんま…。

いやでもマジで西城秀樹最強。私、絶対ヒデキより感激したから!マジで!

本物のヒデキをちゃんと知らなかった

あまりに世代じゃ無さ過ぎて、「西城秀樹」に関する情報がめっちゃ偏ってた。というか、ほぼニセモノだった。

というのも、小さい頃から歌番組をほとんど見ず、高校生ぐらいからTVそのものを見なくなってしまったので、ヒデキがTVで歌っているところをしっかり見たことが無かったんだよね。

子供でも見聞きするチャンスだった「ちびまる子ちゃん」も、漫画は見てたんだけどアニメは見てなかったので、「走れ正直者」の歌自体はフワっと知っててもちゃんとは聞いたことなかったという残念過ぎる生い立ち。

見たことあるヒデキといえば、もはやモノマネ番組で芸人さんが真似する「西城秀樹」。あのね、いろいろ見たから言うけども、モノマネ芸人さんの言いたいことはわかるけど完璧なヒデキのモノマネは無理だよたぶん。あの声質と歌唱力と声量は唯一無二すぎる。(肩まで沼に浸かった発言)

そもそもヒデキは親世代なので、物心ついた時点ですでに40歳手前。当時、しっかり見てたとしてもその魅力はなかなかわからんかったと思う…。今思えば穴が開くほど見ておけばよかったと思うけども。

まぁとにかく本物をちゃんと見たことなさすぎて、「ヒデキカンゲキ!」ってよう聞いてたけど何で感激してるのかすら知らなかった。カレーに感激してたのね!

短髪ヒデキがカッコよすぎる

何回かブログで書いてるけども、ワイ、そもそもピアース・ブロスナン的なタイプが好みなので、ヒデキに食いつくのもわかる気するでしょ?(伝われ)

今はもう自分も30代になったからか、もはや20代は子供っぽく見えるぐらいのアレなんよ。ようやく「男は30から」の意味がわかるようなお年頃になりました。

それをヒデキで説明すると、85年ぐらいからが大変良い感じ。ちょうど短髪になって2、3年経った30歳ぐらいの頃かな。確かに子供の頃見てた大人ってあんな感じだったわ。最近の30代のような子供っぽい感じの若さじゃなかった。

世代じゃ無さ過ぎるからか、70年代の長髪はアレだけど、前髪長めの短髪は大変良き。

どの写真が何年とか正確にわからないけども、少なくともこれは1983年公開だそうなので当時28歳。30手前でもこんな大人っぽかった。

89年に「郷ひろみの宴ターテイメント」って番組に新御三家で登場してるんだけど、その時のヒデキがいろいろとカッコいいのでぜひ動画を探して見てみてほしい。34歳でこの歌唱力この色気はマズイ!(マズくない)

前髪下ろしててもカッコいいけど上げててもカッコいいヒデキ。

ちなみに、先ほどのリンク先の最後の方に出てくるYOUNG MANのティンパニーが暴れ狂っててすっごい楽しいのでマジで一回見てww

そして、そっから大人になったヒデキ(さっきからずっと大人)がこちら。

いやほんとありがとうございます。(?)

こういう年相応にふさわしいカッコよさのある人ええわぁ~。何て説明したらええかね?あのー、若く見えれば見えるほどいい、みたいなのがあんまり好みじゃないのよね。その世代その世代によってそれ相応の魅力というものを出せる人が好き。

ピアース・ブロスナンと並んで大好きなロジャー・ムーアも晩年に話してたけど、「(還暦近い年齢で007を演じてた頃の作品について)年老いたボンドが、若い女性に色目を使ったりするのは見苦しい。ボンドガールも年を取れば釣り合うけどね」って言ってたけどほんとそれ。

大人になればなるほど、年の離れた若い人なんて相手にしないぐらいのカッコよさを持ち合わせてもらいたい。まぁ10歳前後の年の差ぐらいまではわかるけど、ロジャー・ムーアが007やってた頃は、5作目ぐらいにボンドが54歳でボンドガールが23歳とかあったからね。

とかいいつつ、肝心のヒデキの奥さん確か20歳ぐらい下だったと思うけども(小声)

まぁとにかくそういうことです。

喉からCD音源以上

スタイルの話はこれぐらいにしておいて、ヒデキの真の実力はやっぱ生歌でしょ。生歌生演奏が当たり前だった時代のヒデキの威力ったらヤバい。デビューした頃からすでにとんでもない歌唱力だったけど、いつからあの歌唱力だったんだろう。私みたいに全く世代じゃない人こそ1回ちゃんと聞いてみてほしい。

たぶん、CDと全く同じように歌おうと思ったらほぼ完全に同じように歌えるんだと思うけど、生演奏の生歌ともなるとそれ以上の力を発揮するのがヒデキすぎる。

最初にヒデキカンゲキ!と思ったのは(間違った使い方)、1999年の紅白歌合戦で歌ったBailamosの映像を見た時やね。そっからガッツリ掴まれたねぇ…。

ちょっといろいろアレだから動画は各々見つけてもらうとして、先にリリース音源聞いておくと生歌聞いた時に「ヒデキー!!!」ってなるので合わせてどうぞ↓

生歌ヤバない?CD音源以上の迫力出てるくない?1999年というと、ヒデキ44歳。40過ぎててこの声量の時点でだいぶヤバい。

私、なんでこんだけ声量あるの知らなかったのかな、と思ったら、私の記憶にある歌ってたヒデキは、ほとんどがもう脳梗塞を発症した後だったんだと思う。

やっぱ脳梗塞後はちょっとパワーを落として体に負担かからないようにしてたんじゃないかな。デビュー当時の映像や、それこそ「情熱の嵐」みたいなアップテンポの曲を聞くと、明らかに歌い方が変わったのがよくわかる。

よく、長年同じ曲歌ってると節回しとか歌い方とか少しずつ変わってっちゃう歌手の人いるけども、ヒデキは2000年すぎぐらいまでは、生演奏で曲自体がアレンジされてたりしない限り、ずっとほぼ崩さず歌ってたのよ(これも大変好感持てる要素)。それが2003年ぐらいでパキっと変わるってことはやっぱあの声量は負担大きかったんだと思う。

いろんな年代の映像見たけども、やっぱ身体的にも85年ぐらいがベストシーズンだったんじゃなかろうか。だいぶ声質も出来上がったし体力も有り余ってるし、能力を全解放しても耐えられる身体だったと思う。

というか本当に半端ないスタミナしてたよねずっと細身だったのに。動きまくりながら1時間ぐらい声量全解放で歌い続けて息切れしないって相当よ。野球なら間違いなく沢村賞獲れるレベル。(例えが雑)

ワイ、そもそも体弱いからよくわかる。まずあれだけの声量って相当元気じゃないと出ないよ。それをデビュー以来何年も変わらずやってたわけでしょ?しかも時代が時代なので酒タバコも多かったみたいだし、そんな不摂生しつつあの声量あの歌唱力で毎日のように何曲も歌うって相当元気だったはずよ。それまでは。

ヒデキは常に全力

20代前半ぐらいまでの生歌とか見るとよーくわかるけども、とにかく元気が有り余ってた様子のヒデキ。動く動く。

ちょうど20代前半と30歳になる年の「傷だらけのローラ」の比較映像があるのでぜひ見てみて。30歳のヒデキがめっちゃめちゃカッコいいから!!!!「大人になった!」ってなるよ!!(話逸れてる)

まぁ元気だから動く、とかそういうことじゃなくて、ヒデキはとにかくいつも全力で仕事してたんだなぁって話。意外となんでもやるし、やるからには要望以上のクオリティを出してたんだろうなって。

全力のアニソン

まさかヒデキが交差点で100円拾うとはね。私が小学生ぐらいの頃に放送してるってことは、もうアイドル歌手からだいぶ脱皮して大人の歌手だったり俳優活動だったりしてた頃のはずなんだけど、まさか「ちびまる子ちゃん」のアニソンをマジで担当することになるとは!って思ったと思うよ世間様は。(なんせリアルの記憶がない)

漫画知識しかないけど、そもそも「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこさんの子供の頃の世界観なので、その中の「西城秀樹」は20代前半のアイドル全盛期の頃のはずなんよね。それを36歳で当時のイメージ通りの「西城秀樹」のまま、歌唱力全開で「走れ正直者」を歌ってくれたヒデキ(の仕事っぷりに)カンゲキ!

ちなみに、2番のサビの「ツインツインカムカムターボだぜ」の意味が子供の頃は全くわからず記憶から無くなってたんだけど、つい最近聞いた時にすぐ「ツインカムターボやん!」って気付いた(驚きの遅さ)。マラソンしててチャリのあの娘に抜かれたからツインカムターボ車並みの速さで走ったったぜ~みたいな意味だったのを令和3年にようやく理解。

そういえば、∀ガンダムの主題歌も歌ってたよね。ガンダムは全くわからないのでアレだけど、「ターンAターン」は普通にカッコいいというかヒデキっぽい曲よね。とにかく何であれ、歌唱力出し惜しみしないスタイルは本当にすごいとしか言いようがない。

全力のカバー曲

その昔、「夜もヒッパレ」みたいな、実質カバー曲だらけの歌番組があって私も一時期見てた。ヒデキ関係ないけど「狩人すげえ!」って知ったのもこの番組。

で、ヒデキに関しては、とにかくTVで一部歌っただけの曲でも正式にリリースしたカバー曲でも全部自分の歌みたいになるのがすごい。なんつったらいいかな、ヒデキの歌唱力と独特な節回し、ハスキーな声が唯一無二過ぎて、ヒデキが全力で歌うとオリジナルはどなただったかな?ってなる感じ。

TVでもそれはそれはいろんな曲歌ってたので、とりあえずこの辺とか見てみると面白いよ。

そうそう!微妙にカバー云々から離れるけど、これめっちゃ面白かった↓

11:20ぐらいから、普段よりだいぶ明るいチョー・ヨンピルさんに爆笑するヒデキが見られるよwww

で、カバーの話に戻るけど、割とカバーアルバムもリリースしてるので、やっぱだいぶ需要あるんだろうね。確かに「この曲、ヒデキ全開で歌ったらカッコいいやろうなぁ~」って曲いっぱいあるもん。

ヒデキ界隈以外でも割と有名と思われるコレとか聞くとカバーええなぁってなる。

原曲はWink。ノエビアのCM曲として使われたので、正式にリリースもされているカバー曲。原曲が女性だろうが男性だろうが、ヒデキが歌えばヒデキの曲っぽくなってしまうのだ。

ヒデキが歌ってても原作者の影がずっとチラついてたのは「冬の稲妻(作曲:堀内孝雄 4:00頃から)」ぐらいじゃなかろうか。

ヒデキの歌唱力も半端なく光り輝いてはいたんだけど、堀内さんの曲はものすごい「堀内さんが作曲したんやろなぁ~」ってわかるよねwwなんでやw

「冬の稲妻」に続いて「チャンピオン」も歌ってるんだけど、キーが高めな曲ってこともあってヒデキがとんでもない実力発揮してるからそっちも聞いて!!

ヒデキに歌ってほしい曲

ということで、ヒデキに歌ってほしい曲をいくつかピックアップ。

まずは近藤真彦さんの「ミッドナイト・シャッフル」。

むしろマッチの曲に関してはこれ以外にもいろいろ歌ってほしい。マッチと一緒に歌番組に出てた時に一部カバーで歌ってたけど、ぜひフルコーラスでも聞いてみたいってぐらいマッチしてた。(渾身のダジャレ)

「スニーカーぶる~す」とか「ギンギラギンにさりげなく」あたりもだいぶヒデキと相性いいと思うぞ。その前に、同じく世代じゃないのであんまり曲知らなかったけどマッチも名曲多いよね!

もはや「マッチ」はソフトバンクホークスの松田宣浩選手で、近藤真彦さんは「KONDOレーシングの監督」って印象だった(少数派の意見)ので、曲に関しては本当にフワッとしか知らなかったんよ。

アニソン枠でドラゴンボールZのED、影山ヒロノブさんの「僕たちは天使だった」。

どう!?結構いいとこついたっしょ!

曲調的にもヒデキの曲にありそうな感じじゃない?オリジナルは「アニソン界のプリンス」の超名曲だけど、それに張り合えるのはヒデキしかいないっしょ!どう!?(めっちゃ推す)

女性曲ではコレ!荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」。

終盤の「Don’t you know? ハート 赤く 火花散らして もっと もっと もっと 熱く あーーーーーついビートを」のところ、ヒデキめっちゃ仕事すると思うよ。あの半端ない歌唱力を全解放してる様子が容易に想像出来る。

ちなみに、これの原曲は洋楽のダンスミュージック(hi-NRG)ってのは割と知られてると思うけど、ヒデキならこっちでも良さそう。ライブとかだとこっちで歌ったりしてそうというか。サビの「I’m gonna wind you up, turn you on」の「turn」の部分とかヒデキ全開で歌ってくれると思うわ。終盤の「I’m gonna」連発のところもたぶんいい仕事する。(細かい)

Eat You Upのついでに…。あの時代にhi-NRGのカバーがアリなんだったら、ヒデキにも1曲ぐらいユーロビートのカバーとか歌ってほしかった、と思って選んだのがこちら。

とりあえず元気で全力全開なヒデキのイメージでパッと浮かんだのが、Fastwayの「Rockin’ Hardcore」。サビのところで「Rockin’ HARD!👊 CORE!👊 over the world~♪」ってグーパンしながら歌うヒデキが目に浮かぶ。なんならこれ以外でも頭文字D系の曲は大体いける気する。

もうちょい現実的な(現実的とは)ところでいくと、ダンシング・ヒーローぐらいの時代に近いこの辺とかどうよ。

Lou Grantの「What Kind of Cure」。これは1990年リリースだけど、もし85年ぐらいに出てればだいぶアリのやつだったんじゃなかろうか。レコード音源はだいぶテンポ遅いけど、たぶん生演奏とかだったらもうちょっと加速すると思うし。古めのhi-NRGなら哀愁ユーロみたいなのが似合いそう。

というかね、元々ユーロビート好きなのもあって、ヒデキに歌ってほしい曲をいろいろ考えたら全然絞り切れなかったので、残りはプレイリストにした。(だいぶある)

多い。さすがに多かったな。ヒデキだからこそ王道のNight of Fireもアリだと思うしなぁ。ほんま絞り切れん。まぁヒデキの声だとこんな感じになりそうやな~って聞いてもらえれば。

西城秀樹フォーエバー

ヒデキがもうちょい後の時代に生まれてくれてれば、と思ったりもしたけど、あの時代に生まれたからこそ当時の酒タバコであのハスキーさを生かした声質が完成したのかもしれないし、三十路手前からあんな大人の魅力を出せるようになってくれてた気もするし、でも今の健康トレンドみたいにデビュー時から不摂生とか気にしてくれてれば、令和になった今でもヒデキの歌声が聞けてたかもしれないとか、とにかくこの短期間でいろいろ考えがぐちゃぐちゃになった。

いっそヒデキのボカロが欲しいと思ったけど、あれは生歌だからこその魅力なわけで、というか、あの声質、歌唱力、声量を今のボカロが再現出来るとも思えないし、ほんと頭が散らかってる状態。

正直、いろいろ見過ぎてすでに故人という実感すらなくなってきた。

出典:スポニチアネックス

この写真がすでに20年以上前だなんて。当時45歳。 生歌でCD音源以上を叩き出せる歌手が、独身の最後に写真集出すって全力出したらコレ!

それこそピアース・ブロスナンとか45歳の時まだ全然007やってたぐらいだし全力で大人の魅力を振りまくタイプだったけど、日本人でこういう進化を遂げる人あんまりいないような気がする。

なんかの番組でヒデキのファン層はなぜか幅広いって言ってたけどめっちゃわかるわ~…。たぶん私みたいなのが定期的に発生してるんだろうなと思う。

本人が亡くなってなお、こうやって世代関係なく新たに沼に沈めていくんだから本当にすごい。

すごいし、惜しい。

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