【期間限定公開】エーラス・ダンロス症候群㊙情報

[ロシア] Sergey Lazarev(セルゲイ・ラザレフ)が歌うまイケメンで困る

世界の話題
この記事は約7分で読めます。

そもそもロシアの情報ってあんまり日本には届いてこないよね。届いてもプーチン大統領ネタとか共産趣味的なネタなど、俗に言う「おそロシア」な情報が中心。

いやいやいや、違うのだよ。ロシアはそれだけじゃないんだ。
実は、ロシアンポップ界がアツイ!!歌手のレベルがとても高いんだよ!

今回はそんなロシアでも大人気のポップソング歌手、セルゲイ・ラザレフをご紹介するよ!

セルゲイ・ラザレフの基本情報

はい、イケメーン!!!絵に描いたようなロシアンイケメーン!!!!

彼はユーロビジョン2016、2019のロシア代表。1983年生まれで、現在は二児のパパでもある。

ロシアンポップ界 若手四天王のひとり

すいません勝手に言いました。

でも、若手で人気のあるポップソング歌手4人挙げろ、って言われたら、アニ・ローラク、ジーマ・ビラーン、ニューシャ、そしてセルゲイだと思うよたぶん。

アニ・ローラクは若手かな…?うーんまぁいいや。

意外と苦労人

実は元々「Smash!!」というデュオとして活動していて、それはそれは売れに売れた伝説のアイドルデュオだったんだよね。

ブロンドの方が当時の相棒であり従兄弟の、ヴラット・トパロフ。
動画見てもらったらわかるけど、セルゲイとヴラットでかなり人気に差がついちゃったんだよね。

だんだんとヴラットファンが少数派となってしまって人気のバランスが崩れ、Smash!!として舞台に立っているにもかかわらず、ヴラットとそのファンはなんかアウェーな空気に包まれるというつらい状況に。

そのおかげでヴラットがだんだん歪んでいってしまった…

結局、人気絶頂の2005年に突如解散(というかヴラットがセルゲイを追い出し、新たにバンドを入れてSmash!!を再編成してしまった)、セルゲイはソロで活動し始めることに。

解散してからかなり長い間、セルゲイとヴラットの間に確執があったけど、2017年頃、ようやく全て解決したみたい。今はTVやSNSなどでも再び仲良しな様子が見れるようになったよ。

ソロ活動開始から四天王入りするまで

解散時にゴタゴタしてしまったイメージのせいなのか、ソロになった途端に一旦人気が低迷し、タレント活動などもやりつつ曲をリリースする時期が続く。

先ほどちらっとご紹介したジーマ・ビラーン、実はセルゲイとほぼ同年代、歌がうまい、イケメン、ソロ、とキャラ丸被りなんだよね。

しかもSmash!!が売れてた時期に、ジーマもソロとして売れていたため、セルゲイはソロ以降、何かにつけてジーマと比較されるようになってしまう。

ちょいちょい直接対決もしていて、2006年のRMAというロシアの音楽賞ではジーマを抑えて受賞してるけど、2008年のユーロビジョン国内予選ではジーマに負けてるんだよね。(ジーマは2回目のユーロビジョン代表を獲得し、そのままユーロビジョンの決勝でも優勝)

念願の大ヒット曲が誕生

ソロ以降、売れてないわけではなかったものの、ドンッ!と売れる感じじゃなかったので、なんかずっと中途半端なポジションだったセルゲイ。

そんな中、2015年にようやく代名詞となるヒット曲が誕生したよ。
それがこの「Ето всё она(That’s all she is)」。

なんと公式ミュージックビデオの再生回数が1億超えた。

たぶんこの大ヒットがユーロビジョン2016の代表の決定打になったんじゃないかな。
キャッチーでコミカルな曲調にハマる人が続出し、今でもライブの人気曲として歌われてるよ。

ちなみに、ロシア語版、英語版がリリースされたけど、英語版はロシア語版の歌詞とは全く違うストーリーになっている珍しいパターン。

ロシア語版がこれ↓

英語版はこれ↓

なぜジーマじゃなくてセルゲイを推すのか

個人的な好みというのもあるけど、Smash!!は元々「第二のWham!」として売り出し、ロシア国外での活動も積極的に行う予定だったんだよね。

だから、Smash!!時代の大半が英語の曲で、ソロになった後もセルゲイは頻繁に同じ曲のロシア語版と英語版の両方をリリースし続けてるんだ。

日本人にとってあまり馴染みのないロシア語でロシアの曲を探すのは大変だけど、英語ならまだ見つけやすいよね。

彼の曲を聞いて、もっと彼の事を知りたい、ロシアの事を知りたいと思ってもらえたらうれしいなぁ、と思ってまずはセルゲイのご紹介しようと思ったわけです。

セルゲイだけでなく、ロシアンポップに興味が湧いた場合は、ぜひジーマの曲も聞いてみてネ。セルゲイとジーマでコンビ組んでリリースした曲もあるよ!↓

これだけは聴いてほしいおすすめ曲!

You Are the Only One

ユーロビジョン2016出場時の曲で、優勝大本命とまで言われた一曲。壁を登るようなパフォーマンスもすんごい話題になったんだよ!
今でもこの曲は人気があり、彼の代表曲の1つになってるんだ。

年々ガタイが良くなってきちゃって、若干ニコライ・コスタ=ワルドーっぽいよね。(伝われ)

これもロシア語版と英語版があるので聞き比べてみてね。

ロシア語版↓

英語版↓

Lucky Stranger

2017年にリリースされた、とても「セルゲイらしい」一曲。
キャッチーなサビとセルゲイのクリアな声がなんだかとても夏っぽい。(動画はロシア語版)

これも例によってロシア語版と英語版が存在する。

ロシア語版↓

英語版↓

Я не могу молчать

2020年夏にリリースされたこちら。

久々にセルゲイらしさ全開のさわやかポップきたよ!終盤にライブで歌えるのかなってぐらいのハイトーンがくるのすごい。

MV見ておわかりの通り、ウェディングソングのようです。コロナ禍の閉塞感を吹っ飛ばす、幸せいっぱい大アピールソング。なんせコロナ禍なのでライブとかやりづらいんやろうけど、生歌楽しみだなぁコレ。

ちなみに、この曲のリリース時とほぼ同時のタイミングで「New Version」とかいうアレンジ版も公開された。いや、オリジナルがそもそもNewやん…?

Freeway

Smash!!時代の超ヒット曲。2003年ぐらいにリリースされた曲。
どんだけのアイドル人気だったかがよーくわかるミュージックビデオだよね。

2000年代前半ぐらいのロシアはこういうセルゲイみたいなヘアスタイルが流行ってたみたいで、当時のTV放送とか見てると同世代の歌手とかみんなこんな感じだった。ちょっと香港スターみたいな感じの、ね!(とんでもない偏見)

余談だけどこのFreeway、意外な事実が発覚。よかったら見てって↓

ロシアンポップ良くない?

たまにヤベエやつもいるけど。

あまり馴染みのないロシアンポップもいい感じだな!と思って頂ければこれ幸い。
ロシアにはセルゲイ以外にもたくさんいい歌手がいるので、もっと日本にも情報を流してほしいなぁ。

まぁ自分で開拓していくのも楽しいけどね。

おしまい

2020年、Smash!!結成20周年でテンション上がったり下がったりした経過も見てって…↓

タイトルとURLをコピーしました