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英語を学び直すならPhonics(フォニックス)から始めよう!

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大人になってから再び英語を勉強してみようかな、と思った方へ。

学生の時みたいな時間の余裕はないし、モチベーションや集中力を保つのも大変なので、大人でも出来る効率のいいやり方で勉強しましょう。

今回は、オフトナイズおすすめ「効率よく英語を学ぶ段取りとPhonics(フォニックス)」のお話。

私は独学派なので、独学することが前提の話になってるよ!

日本人は言語を学ぶ際、まず字を学ぶ

この発想を一旦忘れよう

母語である日本語はそもそも文字の種類が多い言語なので、まずは字から学び始めるよね。

みなさんも幼稚園ぐらいからひらがな、カタカナを覚え始めて、学校に上がってから毎年たくさんの漢字を覚えていったでしょ?。

だから、学校で英語を学び始めた時も、授業では「文字(や綴り)を覚えること」を優先して勉強させられたんじゃないだろうか。

私は、日本人の習慣的に「文字を覚える」作業は、もはやわざわざ時間をかけてやる作業ではないんじゃないかと思う。

例えば、世間では学校で習っていない漢字もたくさん使われているけど、あちこちで見かけるから自然と覚えていることが多いでしょ?

こういう生活が当たり前の日本人にとって、漢字よりはるかに画数の少ないアルファベット27文字を覚えることなんて朝飯前なんだよね。

綴りを覚える作業はどうなんだ、というと、後述のことを最初にしっかり学べば、ほぼカバー出来るので同じく必要ないよ。

英語学習のとっかかり順序は 発音>文法>聞き取り>書き取り

ここで言う「発音」とは、英語における「発音の基礎」、つまり、英語を発音する上で使われる「音の種類を知る」ということね。

アルファベット27文字中、母音は5文字、子音は22文字、ということはみなさんスッと思い浮かぶんじゃないかな。

そうじゃなくて、発音上、単母音は12種類、二重母音が7種類、子音が24種類、というようなことを学ぼう。

正しい発音がわかれば、それを聞き取ることも簡単になり(俗に言う「英語耳」ってやつね)、正しく聞き取ることが出来れば、それを文字にすることも簡単になる。

ここをしっかり勉強しておけば、その後の英語力と勉強効率に大きな差が出るよ!

とにかくまずは「Phonics」をマスターしよう

初めて学校で英語の授業が始まった時、「Phonics(フォニックス)」って習った?私は大人になって自分で英語を勉強し直すまで存在すら知らなかったよ…。

なんでこれを学校で教えなかったのか今でも疑問。最近の子は習ってるんかね?

まぁそれはいいとして、この「Phonics」が上記で説明した「英語で使われている発音の種類」をまとめたもので、「発音の基礎の基礎」。

これを勉強すれば綴りや発音がモリモリ覚えられる!マジだから!

Phonicsはどうやって勉強すれば…?

「発音」の勉強なので、音の素材が無いと始まらないんだよね。

でも、YouTubeのPhonics動画だと自分のペース進められないし、部分的に繰り返したりとかがめんどくさい。

そこでおすすめなのがBritish councilの「Phonemic chart」という無料プログラム。

本記事でご紹介するのはイギリス英語の発音だよ!理由はこちら

Phonemic Chartのダウンロード方法

British Councilの教材提供ページに行くと、下の方にダウンロードリンクがあるよ。

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Downloadsには2つのリンクがあり、上がswfファイルで、下がzipファイル(中身はexe)。

最近はデフォルトでFlashが再生出来ないブラウザも多いと思うので、PCからであれば、下のリンクからzipファイルを落とす方をおすすめするよ

保存した「TEPhonemic.zip」を解凍すると、「TEphonemic_GreyBlue21.exe」が出てくる。(解凍だけで使用可能)

追記

どうやらこのPhonemic chartはアプリに移行してしまったらしい。

PCで勉強してる人は旧プログラム版の方が使いやすいと思うので、アプリが面倒な人は「TEPhonemic zip」でググると幸せになれるかも。使用は自己責任でお願いします。

それを起動したのがこちら

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これらの文字は「発音記号」ね。

発音記号の塊ごとについているラベルの「vowels」は母音「diphthongs」は二重母音「consonants」は子音という意味。

このプログラムで(単)母音、二重母音、子音の発音を学ぶことが出来るよ。

アルファベットのことは一旦忘れてもらって、とにかくこれが英語で使う音の全種類ね。

発音記号はPhonicsを学んでいるうちに自動的に覚えると思うので、最初からわざわざ「暗記するぞ!」って心構えでいる必要はないよ。

Phonemic Chartを使った学習方法

各発音記号をクリックすると、ネイティブの発音が聞けるので、

基本的には

  1. 発音記号をクリック
  2. 全く同じ音が出せるまでモノマネする

以上。手間はかからないでしょ?

聞きたい発音の発音記号にカーソルを載せると、画像のように緑に反転し、文字サイズがちょっと大きくなる。

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この状態でクリックすると一瞬赤に反転し、その発音記号の発音が聞けるよ。(画像は「eɪ」)

発音記号によっては、クリックした瞬間、右隣に一瞬ちらっと「ə」が出てくるけど、それはその発音記号単体で発音することが出来ないので、一番影響なさそうな母音を付けて発音しましたよ、という意味で出てくるもの。母音の有無にかなりシビアなことがわかるね。

また、各発音記号の右上に▽があり、その上にカーソルを載せると、その発音記号が使われている単語の例が3つ表示される。

その3つの例も、各々クリックすることで発音を聞くことが出来るよ。

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画像は「θ」の例を表示したところ。赤文字の部分がその発音の部分やね。

ということで使い方と学習方法は以上。

まぁとりあえず実際にやってみそ。全く同じ音を出すんやで!意外とムズイのよ最初は。

とにかく「自分はモノマネ芸人だ!」というつもりでひたすら繰り返し、モノマネのクオリティを上げてってね

モノマネ時の注意:英語は音の長さを区別しない

「角(かど)」と「カード」、えらい違いだよね。発音的には「kado」と「kaado」。

日本語は音の長さを区別するので、この場合「か」を長めに発音したら「角」という意味ではなくなってしまう。日本語の話としては改めて説明するまでもないよね。

ところが、英語には音の長さによる区別が無いんだ。無いんだけど、発音を勉強するのにカタカナを使ってしまうと混同しやすいんよね。

「ɪ」と「iː」、「ʊ」と「uː」など、一部の発音の違いは音の長さだけのように聞こえるかもしれないけど、そうじゃないんだ。

カタカナで書くと「イ」と「イー」、「ウ」と「ウー」のように、本来の音の違いがわかりにくくなってしまうので、聞こえてきた音を頭の中で日本語に書き換えず、聞こえたままの音と同じ音を発音するようにしよう。

ひたすらモノマネしてたら、それが聞き分けられるようになって、自分でも区別して発音出来るようになるよ!

発音と綴りの規則性

Phonicsの本題というか真骨頂はここから。

本来、Phonicsは発音と綴りの規則性をまとめた学習方法なので、上記で覚えた発音がどのような綴りに使われているかを併せて覚えることにより、初見の単語でもどのように発音するのか想像つくようになるよ。あぁすごい!

ただし、Phonicsの規則の例外にあたる単語がかなりあるので、実際にPhonicsで読めるようになる単語は全英単語の7割かそこらだと言われてるんだ。

それでもボキャブラリーの少ない英語初級者にはありがたいぐらいの単語が読めるようになる。

規則性が、と言いつつその規則はかなり多いので、「フォニックス 綴り ルール」などで検索し、自分にとってわかりやすいサイトを各自見つけてもらった方がいいかな。

参考として、オフトナイズおすすめのサイトを置いておくね。

かなり子供向けっぽいけど、シンプルで見やすいと思うよ。

私が初めてPhonicsの存在を知ったブログを探したんだけど見つからない…汗
たぶんここなんだけど、サイトが変わりすぎてて自信ない。文体はかなり見覚えがあるので、少なくとも中の人は同じ人なのでは…

Phonicsを覚えたらこんなことが出来るようになる!

とにもかくにもPhonics!

しっかりマスター出来たら初見の単語も7割ぐらいの確率で正しく読める!
単語を書くときに「Lだっけ?Rだっけ?」みたいなことがなくなる!
単語の読み書きストレスが軽減すれば、英文を読むのも楽になる!

大人になって勉強を始めるなら効率重視でいこうぜ。

おしまい

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